0歳~3歳までの経験で未来が変わる!
赤ちゃんから大人へ成長する過程での自分で考える力や、相手の気持ちを感じる力、
コミュニケーション力、直感力を養うための脳育について学びました。
目次
脳育とベビーマッサージの繋がりとは?
「皮脳同根」という言葉があるように、皮膚と脳は同じ細胞内で育っています。
皮膚に触れることで神経と脳を刺激し発達を促すことや、温めることで血流が良くなり、
呼吸もしやすくなり免疫力アップに繋がります。
また、背中のマッサージをすることで神経を刺激し内臓の調子を整えることが出来るので自然治癒力が高まります。
※免疫…体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのこと。
※自然治癒力…人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現。
手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと。
ベビーマッサージでの脳育効果
「触れ方」というところで、赤ちゃんにリラックスしてもらえるよう心地の良いベビーマッサージを学びました。
例えば、お母さんのお腹の中に近い音響(心が癒されるゆらぎのリズム)を聴かせながら触れることで、
よりリラックスに繋がる事、赤ちゃんに話しかけながらマッサージを行うことで五感を刺激し、脳に良い影響を与えること。
また、同じリズムで触れるとセロトニン(幸せホルモン)が発生しますが、
リズムを変えて触れることで脳が活性化され新しい経験として記憶にも残されていきます。
IHTAのベビーマッサージの特性
身体に対する豊富な知識を基に整体理論と技術を取り入れたベビーマッサージを安全に行います。
血液やリンパ、神経系の働き、皮膚の役割などを学び、赤ちゃんの健全な心と身体の脳の発育を意識しながら、
どこにいても赤ちゃんにリラックスしてもらえるよう、着衣のままでも行える内容となっています。
オイルを使うベビーマッサージもありますが、アレルギー反応が出る赤ちゃんもいるようなので、着衣のままだと助かりますね!
どんなオイルが適しているかも学ぶことが出来ます。
IHTAのベビーマッサージはどんな内容なの?
ベビーマッサージが脳育に繋がる理由を理解いただけましたでしょうか?
私は出産を経験していないですが、IHTAのベビーマッサージを試しに参加しところ、出産時には今回学んだことを活かして、子育てを行いたいと思いました!
また、他の受講生と、子育ての悩みなども話せることで、ストレス発散にもなっているようでした!
ママも、これからママになる方も学ぶことで、赤ちゃんにとって、また自分にとっても、良い影響が得られる内容です!
せっかくなので、少しだけ内容をご紹介しますね。
ベビーヨガレッチ
ベビーヨガレッチ…「ベビーヨガ」と「ストレッチ」を合体させた造語
わたしたちは、誰かと食事をするとき、仲の良い人と一緒だと安心しますよね。
あまり仲のよくない人と食事をしても気を遣い疲れてしまいます。
赤ちゃんも同じで、いつも一緒にいて、安心の出来るママとなら安心して、
ベビーヨガレッチを楽しむことが出来ます。
身体と脳が連動し、バランス感覚を養うことが出来ます。
例えば、電車に乗っている際、
スマートフォンを見ていると、気持ち悪くなることはないですか?
電車に乗っているとき、スマートフォンではなく、景色を見ていた場合には、
自分の状況と視覚の状況は一致しているので、気持ち悪くなりづらいと思います。
幼少期からバランス感覚を養うことで、大人になった時の乗り物酔いを防ぐことにも繋がります。
また、体幹を鍛えることもできるので安定して座れるようになったり、
正しい姿勢作りをすることで内臓も整います。
ベビーヨガレッチの効果は沢山ありすぎて、ここでは伝えきれないのですが、
自分が出産した際に、行いたいことの1つとなりました!
赤ちゃんサイン
赤ちゃんサインは発達段階上、まだ言葉を話せない赤ちゃんが手や身体で物事を表現することによって、
まるで会話をするかのように楽しくコミュニケーションが取れる最適な育児方法の一つです。
人は、“笑顔”と“怒った顔”を見分ける際、
“怒った顔”の方がインプットされるのが早いようです。
そして、怒った人への対策を考えようとすることから脳にストレスを与えます。
赤ちゃんも同じで、早口や怒り口調の声を聞く事は、
急激な刺激となり、脳にストレスを与えることとなります。
赤ちゃんは言葉が分からない分、サイン(ジェスチャー)と共に大きな声でゆっくりと、
抑揚をつけ、笑顔でアイコンタクトをとりながら話しかけてあげましょう。
脳の発達の好影響にも繋がります。
乳幼児食育マインド
ここでは、食育による五感の刺激を学びました。
「何の音?」「おいしいね」など、笑顔で話しかけながら食べることで、
声による聴覚への刺激、笑顔による視覚への刺激に繋がります。
楽しくコミュニケーションをとりながら食べることが「味のすりこみ」に繋がり、
大人になってからの好き嫌いに関係するとのことです。
「脳腸相関」という用語がある通り、腸が元気だと脳にも良い影響を及ぼします。
日頃から腸内環境を整えておくことが大切ですね!
ベビーリフレクソロジー
親子のスキンシップの時間が増えることでママと赤ちゃんの気持ちが穏やかになります。
そして手や足に多い知覚神経を心地よく触ることで赤ちゃんの脳に良い影響を与えます。
皆さんは自分の足裏をマッサージしたことがありますか?
ここでは自分の足裏を観察しながら、実際にクリームを使用し、手技を行いました。
担当講師が、リフレクソロジーの資格をお持ちだったこともあり、指の使い方や押し方を、しっかり学ぶことができました。
学んだ当日の夜から、自分の足裏のマッサージをするようにしています。
今まではなんとなくマッサージしていましたが、指の使い方で効き方がまったく違うので、驚きでした!
リフレクソロジーの効果効能は変わらないので、
赤ちゃんにしてあげるときは、優しくタッチするように圧を弱めて行いましょう。
どんな講師が教えてくれるの?
今回担当の講師は遠藤洋子先生でした。
- IHTA認定チャイルドボディセラピスト トップインストラクター
- IHTA認定リフレクソロジスト
- IHTA認定メディカルトレーナー
- IHTA認定リラクゼーションセラピスト
- IHTA認定ボディトレーナー
沢山の資格をもっていらっしゃるので、
知識豊富で、テキストには書かれていない話も多くとても勉強になりました。
2日間で計16時間と、ボリュームの多い講義内容でしたが、集中も切れず面白くあっという間に時間が過ぎていきました。
触れることはいいことがいっぱい!
大人にも活かせる内容です!
ご興味のある方は、授業見学も承ってますので、ぜひお気軽にお越しください。