ヨガインストラクターとして働くとは?佐藤ゴウ×里見茜 YMC特別座談会

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※本イベントは2017年10月9日に行われた座談会の記事です。

出演者プロフィール

佐藤ゴウ<ヨガインストラクター>

ストリートダンサーとして国内外で活躍した経験を持つ。 ヨガに出会い、“シンプルに生きる”というヨガの世界に魅了され、その道へ。現在は、YMCヨガカレッジにて講師を務め、多くのヨガ指導者を輩出。全国各地で行われるヨガイベントや各メディアへの出演、ヨガ指導者養成カリキュラムの監修まで、活動は多岐に渡る。

里見茜<ヨガインストラクター>

ファッションカルチャー誌「egg」にて読者モデルを務めた後、「Happie nuts」専属モデルとして活躍。専属誌の休刊を期に、趣味であったヨガを本格的に学ぶ。2014年、YMCハワイ校にてヨガの国際資格であるRYT200を取得。2015年よりプライベートレッスンをスタートし、現在は各ヨガ雑誌やヨガイベントでも活躍中。

増田倫子<司会>

よしもとクリエイティブエージェンシーにてタレントを経て、稲垣早希と漫才コンビ「桜」を結成。2008年に卒業、芸能界を引退。コレオグラファーとしてダンスを教える。ピラティスと出会い、身体、健康に興味をもち、ピラティスインストラクターの資格取得。現在はイベントや企業個人のセミナー活動、レッスン等を行っている。

座談会の内容

増田:みなさま大変おまたせいたしました。本日は佐藤ゴウと里見茜さんの座談会ご参加ありがとうございます。では、初めて行きましょうか。本日は阪急ヨガフェスタがあったんですけれど、ヨガフェスタって知ってますか? 横浜で行われているのがアジア最大級のイベントになっていって、本日ありました梅田阪急は大阪で一番大きなヨガイベントになっているんです。今日はその梅田阪急ヨガフェスタの後に呼んでいただきまして、お二人の座談会に参加させていただきました。今日は2時間ということですが、ゴウ先生どうでしょうかね。

ゴウ:ちょっと提案ですが、みんな近い方がいいと思うんですよね。一回座っちゃって腰重いかもしれませんがマット移動して、輪になりましょうか。あいつ寝てるとか分かると思うんで(笑)。僕の座学の授業とかでも必ず輪っかになってやってます。

増田:では座りましょう。はいじゃあこんな感じで。

ゴウ:いやいやいやヨガフェスタもね盛り上がって、いい感じでよかったなってね。楽しかったありがとう。まあねイベントは楽しくなかったらねちょっとね残念だものね。だから毎回毎回もう本当にチャレンジで、持っているもの全部出し切る。疲れて当然みたいな。

里見:疲れて当然ってわけではないけれど、やっぱこうイベントとなると普通のレッスンも大事だけど、イベントってまた別の大切さがあって。だから、みんなにすごい楽しんでもらいたいっていう気持ちで頑張って、結構神経使ってますよ。

増田:では、私の方からお二人にヨガに出会ったきっかけを聞いてみたいと思います。ここに来られる皆さんも何かきっかけがあって一歩を踏み出されたと思うので、先生方はどういうきっかけやったんねんっていうのがちょっと聞いてみたいなと思って。ゴウ先生の方から。

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ゴウ:僕はいい。

増田:聞きたい。そういう話を聞きたくて、みんな来てます。みんなうんうん言うてはるんで。簡単に教えてくださいよ。

ゴウ:簡単に?ヨガが好きだから。だってこれめっちゃ長くなりそう。

増田:大丈夫です。長ければ長いって言います!

ゴウ:止めてね。僕ね、結構、ないんですよきっかけ自体。本当に一切知らなかったし、ヨガって何みたいな、ヨガってちょっと女性がやるみたいな、綺麗になる方法みたいなね、なんかそういうハリウッド女優がやっているなんかそういうやつでしょうって。で僕が始めたのはちょうど10年ぐらい前で31歳ぐらいだったんですけれども、その時に僕がダンスやっててね。ダンスやりながらアパレルの仕事をしてて、結構いい感じでオシャレをしていたんですけど、その時はドレッドヘアで。髭もボーボーで本当にアウトサイダーって言うか、社会不適合者みたいなね。電車に乗っていると、両隣2つ開いてるみたいな。誰も座ってこない、みたいな。そんなだったんですけど、ある時ヨガの体験レッスンの無料券をもらって、もったいないから。

増田:もったいないから?

ゴウ:でも、最初って意味わかんなかったですね。何してんのこれ?みたいな。何がいいの?みたいな。僕そんな感じだったんです。意味わかんねー、みたいな感じで75分のクラスを受けたんですけど、最後に起き上がった瞬間、あの感覚を僕はすごく覚えてるんです。本当に忘れられないけれども起きた瞬間「ファーン」みたいな。なんか分かる?上手く言えないんですけど。あったかいみたいな、気持ちいいみたいな。中が空洞みたいな感覚があって、もう全てが止まっているみたいなんだけどなんか気持ちがいい。そんな感じがあって。ダンスでは絶対ありえない感覚だし、お風呂とか温泉もちょっと違う。それが不思議すぎて先生に「これ何ですか?」って聞いたら、「どんな感じがします?」って聞かれたので、「平和ですかね」って答えたら、「それがヨガです」って答えが返ってきて。余計に意味が分からなくなっちゃいました。

お釈迦様はヨガの瞑想して悟りを開かれたって話は、みなさんご存じですか?それをふと思い出して、ヨガってひょっとして悟れるもんなんじゃないかなと思ってね。そこから徐々に視界が開けてきて、謎の。周りがもう何かキラッキラに見えちゃって。

増田:すてきじゃないですか。

ゴウ:そう。「みんな光ってる!」みたいな。「空がこんなに美しいなんて。」みたいな感覚になっちゃって。その瞬間、もっと幸福感が増してきて。そしたら外にあった意識が今度は内側に入ってきて「自分って何なんだろう?」「なんで僕はアパレルをやってて、ダンスやってるんだろう?」って。そしたら気づいたんです、「かっこいいからだ、僕はかっこいいことが好きなんだ」って。

何かっていうと「かっこいい」って言われたかったの。かっこいいって言われることを求めて、ダンスとアパレル選んでたの。だからダンス。パフォーマンスして上手くいかないときに落ち込んだりしてたの。かっこいいって言われないからね。ダンスが好きじゃなくて、ダンスでかっこいいって言われるのが好きだったの。これで気づいちゃったの。

アパレルが好きじゃなくて、アパレルで「オシャレですね。」って言われるのが好きだった。それ気づいちゃったの。「うわー!」と思ってね。「間違えてるわ」みたいな。その瞬間、また空が一層きれいに見えてね。

増田:そこからインストラクターになろうと思ったのは?

ゴウ:それはもう、めっちゃ単純。みんなに「ヨガやれ、ヨガやれ。」って言ってたの。「ヨガ、ヤバいよ。」「ヨガやったら変わる。」って言って。でも、みんなやらないよね。特に男性は、やらない。で、歯がゆくてね。2年くらい歯がゆくて。「もうなんか黙ってらんねえな」みたいになって、みんなヨガにいいって言いまくれる仕事しようと思って。もっと勉強して、資格とったらば、堂々と「ヨガいいよ!」と伝えれると思ってね。

里見:すてきじゃないですか。

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増田:茜さんはモデルとしても活躍されてましたけど、そこからヨガと出会ってインストラクターに至るまでっていうのはどうなんですか。

里見:もともとギャルモデルをやってたんですよ(笑)。昔に「ナッツモデル」っていうのを、一応専属でやらせてもらってて。でも、やっぱりモデルの世界なんで、なんていうのかな、分かりますか?

増田:椅子取りゲーム的な、とか?

里見:そうそう。椅子取りゲーム的な。もう常に、365日、椅子取りゲームみたいな環境にずーっといたんですよ。不規則だし、常にいがみ合いとかも出てくるんですね、裏の世界となると。でも表では、やっぱりきれいな自分を見せなきゃいけないし、常にキラキラしてる自分を発信していかなきゃいけないし。やっぱりそれを見て、私を真似してくれる、そんな人たちがいっぱいいるから、常に頑張らなきゃと。電車待ってる時も背筋ピーンと伸ばしたりとか。家に帰るまでが遠足じゃないけど、家に帰ってやっとリラックスできる。

増田:ずっと仕事中っ、ていうことなんですね。

里見:そう、常に仕事してる。っていうので、頭がおかしくなっちゃって(笑)。1回自分が壊れちゃったんですね。そんな時に、ぷくぷく太っていっちゃって。でも、やっぱり求められるから、痩せるためにヨガスタジオ行ってこいみたいな。だからヨガのきっかけはダイエット目的で。「行かないと出させないぞ」って言われて、いやいや行ったのがきっかけ(笑)。ホットヨガ受けたんですけど、悟りまでは開けなかった(笑)。でも、ちょっと呼吸を意識するだけでも、「あれ?なんかちょっと変わったかも」って。その時はほんの少ししか感じられなかったけど、「じゃあ常温行ってみようかな」って。で、常温行ったんですよ。友達と行って、1時間瞑想だったんですけど。

ゴウ:すごいね。濃いね。

里見:そう(笑)、1時間瞑想だった。しかもずーっとマントラ唱えてた。今なら理解できるけど、当時「宗教じゃねえか?」って思って(笑)。

ゴウ:すごいとこ行ったね。あんまりないよね。

増田:でも、そこからハマった?

里見:ハマったっていうか、半々ですけど。どちらにしても鳥肌が立って(笑)。今までに感じたことのない感覚に陥ったっていうのもあるし、何かが抜けたっていうのもあるし、一気に疲れが吹っ飛んだとか、いろんな感情が入ってきたんですよ。「何だこれ?」みたいな。終ったあと、なぜか泣いてて。多分疲れてたってのもあるんだけど、肩の荷が下りたっていうのがあって、「ファ」って軽くなった感覚があって。それでヨガの資格とりたいなって思いました。なんでかっていうと、分からないから。自分では勉強できないし、じゃあちょっとヨガを知りたいなって思っても、どうやって学んでいいか分からないから。だったら学校があるじゃんって。資格があるじゃんって思って。YMCを選んだのは、検索したら一番上に出てきたんで(笑)。結構こういう性格なんで、いいって思ったらそこ入るんですよ。そうしたらそのときの面接官がゴウ先生で。

ゴウ:本当に?そっか。たまたまかな?あんまり学校の説明する仕事しないからな。

里見:「楽しいよ」、「やりなよ」みたいな(笑)。「取っちゃいなよ、取っちゃいなよ」みたいな。「やったら分かるよ、ユー」みたいな感じの感覚で。「軽い、この人」って思いながら。でも、アットホームなんだなと思って。それで取ってみたいなって思って、もうYMCで速攻決めて。私はハワイに行きました。

増田:皆さん「全米ヨガアライアンス」って分かります?皆さんインターネットで検索されたら必ず出てくる資格になると思うんですね。そのことについてちょっとゴウ先生の方から説明していただけたらなと思います。

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ゴウ:初めて聞く人います?「RYT200」。「全米ヨガアライアンス」っていうヨガの資格。これね、ヨガの先生になるための勉強を200時間しましょうっていうことなの。200時間勉強しないともらえないの。だから成績が良ければもらえるとかそういうことじゃなくてね、飛び級とかないしね。毎回その授業のたびに行かなきゃいけない。これみんな知ってるかな?200時間って結構いろんなスタジオさんで発行してるんですね。でも、中身全然違うの?RYT200どこでとっても一緒だっていうふうになんとなく思ってる人いるのかなと思うけれども、実は違うんですよ。 大きな枠組みはあるの。例えば解剖学は何時間。アーサナの勉強は何時間。哲学は何時間、インストラクション何時間みたいなね。全米ヨガアライアンスっていう協会が定めた、これをやりなさいっていうカリキュラムはそんな感じ。でも、それ以外の時間がめちゃめちゃ長いんですね。あとの時間は、そのスクールさんにお任せしますっていう。なので、どこ行っても一緒じゃない。もちろん先生によっても説明の仕方とかね、合う合わないとかもあるので、その点でもやっぱり違いはあるんですけども、内容も違う。なので、めちゃめちゃ勉強したいんだったら、何を知りたいかを大事にした方がいいのかなって思います。

ちなみに僕らYMCで教えている内容は、IHTAっていう協会が監修したカリキュラムです。IHTAってInternational holistic therapy association の略で、国際ホリスティックセラピー協会って言います。その協会が監修してるカリキュラム。ホリスティックっていうのは予防医学っていう意味ね。代替療法とか予防医学っていう。IHTAっていう協会は、例えば外科医のお医者さんとか、産婦人科のお医者さんとかいろんなお医者さんが入ってて。もちろんヨガの先生も、例えばケンハラクマ先生とかね。そういう第一人者的な先生が監修で入ってて、そういう知恵を皆さんに提供していきましょうっていう協会なんですね。なのでホリスティックな部分を学びたいっていうんであれば僕はすごくいいのかなって思います。 正直、ヨガ哲学とかね、マントラとかね、そういうのは弱いです。ただ、今の社会で活かせるっていうか、今使える知恵っていうものは、すごく学ぶことできるのかな。200時間だからね、ちょっとホリスティックバカみたいになっちゃうけど(笑)。

増田:私、今、大阪でスタジオもやってるんですね。ですので、全米ヨガアライアンスの事に関してだけお話しますと、ヨガの先生たくさんいらっしゃいます。すごい数、履歴書が来るんです。ヨガをお仕事にしたいっていう方が、たくさん履歴書を送ってきてくださいます。やっぱりその中で全米ヨガアライアンスをまず持ってる人が大前提なんですよね。選ぶ方法としては。安心感。やっぱりちゃんと知識と、人に何かを伝えるっていうのをきっちり学ばれてるかどうかっていうのは、正直面接の5分10分ではなかなか見抜けない部分があって。でも、こちらとしては、やっぱり生徒さんを指導していただく方になになりますので、そういう意味でインストラクターになりたいんやったら、私は100パー持っとかなアカンと思います。持ってない人が、なんか「私ヨガの先生」って言って働くのは、少し難しい時代になってきてるのかなって思います。

ゴウ:いやでも、本当に普通になってきちゃったもんね。ほとんどいないよね、持ってない人。ケン・ハラクマ先生は持ってないけど(笑)。

里見:独学って難しくないですか?

増田:もちろんすっごい独学で勉強されてる方も、世の中たくさんいらっしゃいますけど、何か履歴書として表現しようとしたら、必要な資格なんだと感じます。さて、実際インストラクターになろうと思って、ぶっちゃけ勉強してる時代で、何か苦労したこととかありますか?

ゴウ:めっちゃ苦労してるでしょ?朝起きれないとか。

里見:今はマインド整ってきたから起きれるようにはなったけど、基本的にものすごく面倒くさがり屋なんですよ。だから、何か目標がないと自分が立ち上がれないっていう、自分自身も分かってるんで、何か目標作りたくてYMCに入ったんだけど、そこからまたね、宿題がたくさん出てきちゃって、嫌になっちゃうっていう時ももちろんありました。だし、先生も何人も変わってきたけど、そう実際変わってきたんです、先生も。一番最初ゴウ先生、次に鈴木伸枝先生って方がいて、最後に岡本かなみ先生。この3人目の先生でやっと合格できたっていう(笑)。だから、超時間かかったよ。本当は半年くらいで取らなくちゃいけなかったんだけど、1年かかりましたね。資格取ったのに。

ゴウ:僕10カ月で取ったけどね。僕は、怒られたしね、なんか(笑)。

里見:来ないと電話かかってきて、「何をしてるんですか?」と。「いつ来るの?」なんて言われてた。「自分でやるって言ってたじゃないですか」って。「すいませんでした」って、そういうの何回も繰り返してた(笑)。

ゴウ:「里見茜だからっていってね、YMCでは関係ないですよ。」っていってね。

里見:基本的にね、あったかいからね。ちょっと甘えちゃってた自分もいたんですけど(笑)。でも、いろんな先生がいるんで、本当に。ゴウ先生みたいな優しくて、ちょっといまにもとろけそうな感じの先生もいれば、伸枝先生っていうすごくストイックな先生もいますし。基本的に先生のバランスがとっても取れてる学校だなっていうのは、自分の中で感じてたんで、だから最後まで頑張ろうと思って、やりきれた1年間でした。

ゴウ:僕はね10カ月かかったんですよ。みんな6カ月で終わるのに。僕もそれこそ、自分で決めたことなのに、行きたくなくなっちゃったりとかして。まあ、それきっかけで、今のYMCのカリキュラムがあるのかなと思うんですけど。僕が通ってる頃のカリキュラムと今のカリキュラムちょっと違うんですよね。当時は「教え方をそのまま覚えなさい。」っていう感じで。「マットの前の方にお立ちください。っていう言葉からはじめなさい」みたいなね。「これをタダーサナというんです。みたいなところから始めなさい」みたいなね。「そんなオリジナルはまだ早い。何事も守破離です」みたいな。本当に怖い、厳しい感じがしてて。

でも、僕が通ってたヨガスタジオっていうのはその真逆でね。「自分のリズムを大切にしましょう。そこに本当の自分っていうものが見えてくるんです」と。「皆さんね、どこかしらで、頭の中でいつも通りと思っているだろうけれど、どこかしら無理してるものなんですよ」と。「そういう無理っていうことに気づいていきましょう」とかね。なので、スクールではそういうのの、もうちょい深いところを教えてくれるかなって思ってたら、真逆にいっちゃって。「やらなきゃダメです。頑張らなきゃダメです」みたいなね。で、本当に僕嫌になっちゃって。「違う、違う、先生それはヨガじゃなくても言ってるよ。どこの学校に行こうが、どこの会社に行こうが、何をやろうがそれはみんな言ってますよ」みたいなね。僕もうその時32歳とか33歳だったから「そんなことは当たり前だよ」みたいな。「やんなきゃいけない。知ってるよ」みたいな。「そこじゃないのが知りたいの!」って思いながら通ってました。

だからこそ、そこを今、僕は教えようと思ってね。「なんで頑張んなくていいんですか?」とか「なんで人と比べなくていいんですか?」ということを、みんなが理解していけるようなヨガの先生になってもらいたいから「そんなしゃべり方なんかどうでもいいよ」というふうに指導してます。当時は本当にもう苦痛。それこそ宿題の山。全部セリフ書いてきなさいっていわれて。今は全然違う。今は全然そんなことやらないですよ。

里見:へー、全然そんなんじゃないですよね。

ゴウ:太陽礼拝A、B、戦士のポーズみたいなね。立木のポーズとか全部書いて。それをじゃあ今度は覚えてきなさい みたいな感じ。本当セリフ。舞台みたいな感じ。役者になる勉強しちゃったみたいな。でもそれってちょっと違うなと思って「先生、あの、これってヨガじゃないと思うんです」って言ったら、「宿題もやらないような人がね、そんなこと言わないでくださいよ」とか言われて。「うわー、もういいわ。もういいっす、分かりました」みたいになって、僕も行かなくなっちゃった。そしたら電話かかってきて「佐藤さん、何してるんですか?」みたいな。「何してるんですかじゃねえぞ!」って思いながら「ちょっとなんか忙しくなっちゃって」って言ってね。「お前のせいだ!」と思いながらね。

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里見:同じこと言ってるね。

増田:お二人はそういう経緯があって、インストラクターになられたんですけど、インストラクターとして一番初めのレッスンでの思い出はありますか。

里見:あんま話したくない(笑)。

ゴウ:緊張は、もちろんしたよね。もう嫌だったもんね。これがやりたかったくせに、なんか嫌になっちゃう。ちょっと待ってみたいなね。なんかちょっと1回終わろう、みたいな。

増田:みんな1回目はね。初めの方緊張しますよね。

ゴウ:誰のせいでもない、やらなくていいっていう方法ないかなって思ってたもんね「地球なくなっちゃったから、レッスンできません」っていうような。

里見:あれは反省でしかない。

増田:初めのころはお2人も、納得いくレッスンができなかったんですね。茜さんは?

里見:私、もうヤバかったな。冷や汗、死にたいって思いましたもん。

増田:困る、困る。逆にレッスンしてて「あー!インストラクターになってよかったな。」って思うことって何ですか?

ゴウ:いやー、それは、それは言ってしまったら、今この瞬間でしょ(笑)。

里見:幸せですね。

増田:100点の回答ですね。

ゴウ:でも本当にそう思う。僕はこないだインタビュー受けて、同じ質問があって。でも一番はなくてね、やっぱ今ここでこういう自分でいられることが幸せだし、こうやって座って大好きな事をみんなに共有することができてるって、これ以上はないかなって。もっとうまいことしゃべれたらよかったな、とかともあんまり思わないし。噛んじゃったら噛んじゃったでしょうがないしって思っちゃってるから。僕は本当に、今ここが最高です。

増田:100点!(笑)

里見:ヨガやっててやっぱり思うのは、素直でいることが一番かなって思いますね。多分モデルやってたっていうのもあるんですけど、ずっと繕ってて、壁作っちゃってたり。だからヨガやってると、自然と素直になれるし、スベってもいいやって思います。ゴウさんなんてよくスベってるじゃないですか(笑)。

増田:みんな笑ってはりますよ(笑)。

里見:なんかYMCの先生ってね、いい人たちがいっぱいいるって、そういうことなのかなって思います。

増田:インストラクターになって初めは緊張するんでしょうけど、慣れてきたときに次のステップとして、生徒さんたちをどうやって引き付けていったらいいのかな。たくさんのインストラクターがいる中で、どういうふうに努力をしていったらいいのかな?みたいなのはありますか。もう一歩先の話にはなってきますけど。

里見:引き付け方?分かんないかも。

ゴウ:自然なんだろうな。

里見:何なんだろう。一番最初の方は、毎日暗記してました。レッスンの内容、ポーズひとつひとつとかも、紙に書き出して、言う言葉も全部書いて、それを暗記して次の日レッスンの望むという。それをずっと毎日続けていくうちに、全然ダメで、なんでダメなんだろう、ちゃんと頭に入れてるのになんでだろう?って思った時に、インストラクターの先生が受けに来てくれたんですよ。そしたら「これ、茜ちゃんさ。暗記してるでしょ?」って言われて。「バレた?!」みたいな。バレたって思って。そしたら、暗記してたら自分らしさでないじゃんみたいな。だから、その時「先生が言ってた言葉を、そのまま言ってるんでしょ?それあなたらしさじゃないじゃん」。あれ?なんかこれ学校で習ったのになって思いながら、自分らしさを大切にとか。だから、暗記ってダメなんですね。

ゴウ:ダメっちゃダメかな。とらわれちゃうもんね。

里見:そう、とらわれの身じゃないけど。自分で全然気づけてなかったので、少しずつ暗記じゃなく、自分で逆にいろんな先生のレッスン、まず受けに行こうと思って受けに行って。いい単語をもらって、その単語だけ紙に書き出して、あとは自分っぽくインストラクションしていくうちに、だんだん慣れていったっていう感じです。だから何か、どう引き付けようとかそういうよりも、常に自分らしくいようっていうか。気抜いてやらなきゃなみたいな。気楽にいかなきゃなって思って。でもドンとしてよっていうのありましたね。自分に自信を持たなきゃな、持ちたいなっていうか。っていうのはあったかな。

増田:最後、お二人にですね、インストラクターを目指してる皆さんに伝えたいことをお願いします。

ゴウ:楽しんで。

里見:頑張ろう。

ゴウ:楽しんでかな。ヨガの恩恵をたくさん感じてほしいなとか思うんですね。ヨガってすごい知恵だと思う。生きる知恵っていうか。例えば、さっきの浮き足立っちゃうみたいな状態って人それぞれ起こるときは起こるものですね。緊張しちゃうとかね。何かうまくいかないなみたいな感じで慌てちゃうとかね。っていうときって、これは本当に難しい話かもしれないけど、ヨガの知恵からすると呼吸すればいいじゃんって話になってくるのね。呼吸の仕方もあってね。だからそういうのを自分のためにやりながら、ヨガってすごくいいなって思ってほしいですね。簡単に言っちゃうと、ヨガの先生で一番大事なことって、これは本当にそれだなと思ってることがあてって。やっぱり「ヨガ好きでたまらない」だと思う。「ヨガ好きだから、みんなに言いたい」みたいな。でも何が良いかまでは言えない、まずはそこでいいのかなって。「ヨガって良いらしいからやってます」じゃなく、やっぱりヨガすごい良いなって体験してほしい。、そうすれば、この先楽なのかな、行き詰まることはほとんどなくなるから。

里見:本当その通りだなって思います。ヨガが嫌いだとやってる意味もなくなっちゃうからね。どんな時があっても、ヨガが私は友達だと思ってるんで。なんか変かもしれないけど、何かあったらマットを隣に置いといて「あー、ヨガやろう」みたいな。呼吸深めるだけで私の場合は、もう元の自分に戻れるっていう感じがあるんで、常にヨガが私に語り掛けて、私がヨガに語り掛けるみたいな事、家でやってるんですけど。変な人じゃないですよ(笑)。「今日も疲れたね」って言って(笑)。「ちょっと今から10分呼吸して寝るね。」みたいなようなことをやったりしてるんですけど。でも楽しい。やっててすごい楽しい。楽しいって思えるから、その楽しさを伝えていけるんで。自分が苦しいと思っちゃったら多分もう伝えていけられなくなっちゃうんで、常にヨガやってて楽しいな。あ、いいな。呼吸深めたいな。好きだな。っていうのは、常に自分のマインドの中にあってほしいなっていうのはすごく思います。

ゴウ:良いこと言うな。

増田:今までお二人のお話しを聞いてたんですけど、残りは皆さんの方から聞いておきたいとか、こういうことが不安とか、なにかもう何でもいいので聞いてもらったらいいかなと思うんですけど。何かありますか? 参加者:初心者の方に指導するときと、もうずっとヨガをたくさんされてる方に指導する時の、なにか気持ち?最初に「よし、レッスンするぞ。」っていう時に、気持ちって入れ方って、ちょっと違いますか?

ゴウ:全然違う。全然違う。もう初心者が怖すぎる。通じないと思うから。どこまで通じないのか分かんなくなっちゃってるから。例えば、太陽礼拝。吸って手をあげましょう、吐いて前屈しましょうって、どんだけ吸ったらいいの?吐いたらいいの?とかって思ってるかもしれないのに、それもちゃんと教えてあげれてない自分がいるがいるかもしれないと思うと「怖!」みたいな。だから、慣れてる人が多い方が「はい戦士のポーズ、1」とか言えばバッバッていくから、次のステップに踏み込んでいきやすい。でも、初心者の場合は本当に手探り。もうずーっと。「大丈夫?伝わってます?伝わってます?」みたいな。でも、めっちゃめちゃ勉強になる。だから怖いけれどもやりたい。ついついそこを忘れちゃうから、自分の成長のために初心者の人にはやっぱり触れ合いたい。こうやってヨガのフィールドの中で指導してると、ヨガに慣れてる人がほとんどになっちゃうことがあるから、やりたいです(笑)。

里見:やりたいです(笑)。

参加者:私、京都から来てるんですけれども、インストラクターになろうと思って学校をすごく探しまして。京都でも探しまして、いろいろと説明受けに行って。大阪でもいろいろと説明を受けに行って。で、自分の直感でこのYMCを選ばせていただいたんですけれども。実際にレッスンをしていて、すごく丁寧で分かりやすいってすごく言ってもらえるんですね。いろんなヨガスタジオに行っても、すごい丁寧で分かりやすいって言っていただけて、本当このYMCで丁寧に教えて下さるので、すごくお勧めですって言いたくて(笑)。

ゴウ:急にこっちになっていただき、ありがとうございます(笑)。

参加者:すいません、今日私、来たの違ったかなと思ってきたんですけど、すごく本当に丁寧で分かりやすいって、すごく言ってもらえて。ここの学校のすごく良さだなと思うんですけども。先生もすごくアットホームな感じで、すごく友達みたいな先生方なんですけど。すごくどっかで「どっちにしようかな?」とか迷ってはる人とかいたら、すごくお勧めな学校です。ここにいれてよかったなと思ってます。

ゴウ:あとで商品券3000円分をぜひ(笑)。

増田:時間になりましたので、最後写真を撮って終わりましょうか。じゃあ今日は皆さん、本当にありがとうございました。

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