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2019.07.30

ヨガインストラクターとして働くとは?<03>佐藤ゴウ×里見茜 YMC特別座談会

※本イベントは2017年10月9日に行われた座談会の記事です。

里見:基本的にね、あったかいからね。ちょっと甘えちゃってた自分もいたんですけど(笑)。でも、いろんな先生がいるんで、本当に。ゴウ先生みたいな優しくて、ちょっといまにもとろけそうな感じの先生もいれば、伸枝先生っていうすごくストイックな先生もいますし。基本的に先生のバランスがとっても取れてる学校だなっていうのは、自分の中で感じてたんで、だから最後まで頑張ろうと思って、やりきれた1年間でした。

ゴウ:僕はね10カ月かかったんですよ。みんな6カ月で終わるのに。僕もそれこそ、自分で決めたことなのに、行きたくなくなっちゃったりとかして。まあ、それきっかけで、今のYMCのカリキュラムがあるのかなと思うんですけど。僕が通ってる頃のカリキュラムと今のカリキュラムちょっと違うんですよね。当時は「教え方をそのまま覚えなさい。」っていう感じで。「マットの前の方にお立ちください。っていう言葉からはじめなさい」みたいなね。「これをタダーサナというんです。みたいなところから始めなさい」みたいなね。「そんなオリジナルはまだ早い。何事も守破離です」みたいな。本当に怖い、厳しい感じがしてて。

でも、僕が通ってたヨガスタジオっていうのはその真逆でね。「自分のリズムを大切にしましょう。そこに本当の自分っていうものが見えてくるんです」と。「皆さんね、どこかしらで、頭の中でいつも通りと思っているだろうけれど、どこかしら無理してるものなんですよ」と。「そういう無理っていうことに気づいていきましょう」とかね。なので、スクールではそういうのの、もうちょい深いところを教えてくれるかなって思ってたら、真逆にいっちゃって。「やらなきゃダメです。頑張らなきゃダメです」みたいなね。で、本当に僕嫌になっちゃって。「違う、違う、先生それはヨガじゃなくても言ってるよ。どこの学校に行こうが、どこの会社に行こうが、何をやろうがそれはみんな言ってますよ」みたいなね。僕もうその時32歳とか33歳だったから「そんなことは当たり前だよ」みたいな。「やんなきゃいけない。知ってるよ」みたいな。「そこじゃないのが知りたいの!」って思いながら通ってました。

だからこそ、そこを今、僕は教えようと思ってね。「なんで頑張んなくていいんですか?」とか「なんで人と比べなくていいんですか?」ということを、みんなが理解していけるようなヨガの先生になってもらいたいから「そんなしゃべり方なんかどうでもいいよ」というふうに指導してます。当時は本当にもう苦痛。それこそ宿題の山。全部セリフ書いてきなさいっていわれて。今は全然違う。今は全然そんなことやらないですよ。

里見:へー、全然そんなんじゃないですよね。

ゴウ:太陽礼拝A、B、戦士のポーズみたいなね。立木のポーズとか全部書いて。それをじゃあ今度は覚えてきなさい みたいな感じ。本当セリフ。舞台みたいな感じ。役者になる勉強しちゃったみたいな。でもそれってちょっと違うなと思って「先生、あの、これってヨガじゃないと思うんです」って言ったら、「宿題もやらないような人がね、そんなこと言わないでくださいよ」とか言われて。「うわー、もういいわ。もういいっす、分かりました」みたいになって、僕も行かなくなっちゃった。そしたら電話かかってきて「佐藤さん、何してるんですか?」みたいな。「何してるんですかじゃねえぞ!」って思いながら「ちょっとなんか忙しくなっちゃって」って言ってね。「お前のせいだ!」と思いながらね。

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里見:同じこと言ってるね。

増田:お二人はそういう経緯があって、インストラクターになられたんですけど、インストラクターとして一番初めのレッスンでの思い出はありますか。

里見:あんま話したくない(笑)。

ゴウ:緊張は、もちろんしたよね。もう嫌だったもんね。これがやりたかったくせに、なんか嫌になっちゃう。ちょっと待ってみたいなね。なんかちょっと1回終わろう、みたいな。

増田:みんな1回目はね。初めの方緊張しますよね。

ゴウ:誰のせいでもない、やらなくていいっていう方法ないかなって思ってたもんね「地球なくなっちゃったから、レッスンできません」っていうような。

里見:あれは反省でしかない。

増田:初めのころはお2人も、納得いくレッスンができなかったんですね。茜さんは?

里見:私、もうヤバかったな。冷や汗、死にたいって思いましたもん。

増田:困る、困る。逆にレッスンしてて「あー!インストラクターになってよかったな。」って思うことって何ですか?

ゴウ:いやー、それは、それは言ってしまったら、今この瞬間でしょ(笑)。

里見:幸せですね。

増田:100点の回答ですね。

ゴウ:でも本当にそう思う。僕はこないだインタビュー受けて、同じ質問があって。でも一番はなくてね、やっぱ今ここでこういう自分でいられることが幸せだし、こうやって座って大好きな事をみんなに共有することができてるって、これ以上はないかなって。もっとうまいことしゃべれたらよかったな、とかともあんまり思わないし。噛んじゃったら噛んじゃったでしょうがないしって思っちゃってるから。僕は本当に、今ここが最高です。

増田:100点!(笑)

里見:ヨガやっててやっぱり思うのは、素直でいることが一番かなって思いますね。多分モデルやってたっていうのもあるんですけど、ずっと繕ってて、壁作っちゃってたり。だからヨガやってると、自然と素直になれるし、スベってもいいやって思います。ゴウさんなんてよくスベってるじゃないですか(笑)。

増田:みんな笑ってはりますよ(笑)。

里見:なんかYMCの先生ってね、いい人たちがいっぱいいるって、そういうことなのかなって思います。

増田:インストラクターになって初めは緊張するんでしょうけど、慣れてきたときに次のステップとして、生徒さんたちをどうやって引き付けていったらいいのかな。たくさんのインストラクターがいる中で、どういうふうに努力をしていったらいいのかな?みたいなのはありますか。もう一歩先の話にはなってきますけど。

里見:引き付け方?分かんないかも。

ゴウ:自然なんだろうな。

里見:何なんだろう。一番最初の方は、毎日暗記してました。レッスンの内容、ポーズひとつひとつとかも、紙に書き出して、言う言葉も全部書いて、それを暗記して次の日レッスンの望むという。それをずっと毎日続けていくうちに、全然ダメで、なんでダメなんだろう、ちゃんと頭に入れてるのになんでだろう?って思った時に、インストラクターの先生が受けに来てくれたんですよ。そしたら「これ、茜ちゃんさ。暗記してるでしょ?」って言われて。「バレた?!」みたいな。バレたって思って。そしたら、暗記してたら自分らしさでないじゃんみたいな。だから、その時「先生が言ってた言葉を、そのまま言ってるんでしょ?それあなたらしさじゃないじゃん」。あれ?なんかこれ学校で習ったのになって思いながら、自分らしさを大切にとか。だから、暗記ってダメなんですね。

ゴウ:ダメっちゃダメかな。とらわれちゃうもんね。

里見:そう、とらわれの身じゃないけど。自分で全然気づけてなかったので、少しずつ暗記じゃなく、自分で逆にいろんな先生のレッスン、まず受けに行こうと思って受けに行って。いい単語をもらって、その単語だけ紙に書き出して、あとは自分っぽくインストラクションしていくうちに、だんだん慣れていったっていう感じです。だから何か、どう引き付けようとかそういうよりも、常に自分らしくいようっていうか。気抜いてやらなきゃなみたいな。気楽にいかなきゃなって思って。でもドンとしてよっていうのありましたね。自分に自信を持たなきゃな、持ちたいなっていうか。っていうのはあったかな。

増田:最後、お二人にですね、インストラクターを目指してる皆さんに伝えたいことをお願いします。

ゴウ:楽しんで。

里見:頑張ろう。

ゴウ:楽しんでかな。ヨガの恩恵をたくさん感じてほしいなとか思うんですね。ヨガってすごい知恵だと思う。生きる知恵っていうか。例えば、さっきの浮き足立っちゃうみたいな状態って人それぞれ起こるときは起こるものですね。緊張しちゃうとかね。何かうまくいかないなみたいな感じで慌てちゃうとかね。っていうときって、これは本当に難しい話かもしれないけど、ヨガの知恵からすると呼吸すればいいじゃんって話になってくるのね。呼吸の仕方もあってね。だからそういうのを自分のためにやりながら、ヨガってすごくいいなって思ってほしいですね。簡単に言っちゃうと、ヨガの先生で一番大事なことって、これは本当にそれだなと思ってることがあてって。やっぱり「ヨガ好きでたまらない」だと思う。「ヨガ好きだから、みんなに言いたい」みたいな。でも何が良いかまでは言えない、まずはそこでいいのかなって。「ヨガって良いらしいからやってます」じゃなく、やっぱりヨガすごい良いなって体験してほしい。、そうすれば、この先楽なのかな、行き詰まることはほとんどなくなるから。

里見:本当その通りだなって思います。ヨガが嫌いだとやってる意味もなくなっちゃうからね。どんな時があっても、ヨガが私は友達だと思ってるんで。なんか変かもしれないけど、何かあったらマットを隣に置いといて「あー、ヨガやろう」みたいな。呼吸深めるだけで私の場合は、もう元の自分に戻れるっていう感じがあるんで、常にヨガが私に語り掛けて、私がヨガに語り掛けるみたいな事、家でやってるんですけど。変な人じゃないですよ(笑)。「今日も疲れたね」って言って(笑)。「ちょっと今から10分呼吸して寝るね。」みたいなようなことをやったりしてるんですけど。でも楽しい。やっててすごい楽しい。楽しいって思えるから、その楽しさを伝えていけるんで。自分が苦しいと思っちゃったら多分もう伝えていけられなくなっちゃうんで、常にヨガやってて楽しいな。あ、いいな。呼吸深めたいな。好きだな。っていうのは、常に自分のマインドの中にあってほしいなっていうのはすごく思います。

ゴウ:良いこと言うな。

増田:今までお二人のお話しを聞いてたんですけど、残りは皆さんの方から聞いておきたいとか、こういうことが不安とか、なにかもう何でもいいので聞いてもらったらいいかなと思うんですけど。何かありますか? 参加者:初心者の方に指導するときと、もうずっとヨガをたくさんされてる方に指導する時の、なにか気持ち?最初に「よし、レッスンするぞ。」っていう時に、気持ちって入れ方って、ちょっと違いますか?

ゴウ:全然違う。全然違う。もう初心者が怖すぎる。通じないと思うから。どこまで通じないのか分かんなくなっちゃってるから。例えば、太陽礼拝。吸って手をあげましょう、吐いて前屈しましょうって、どんだけ吸ったらいいの?吐いたらいいの?とかって思ってるかもしれないのに、それもちゃんと教えてあげれてない自分がいるがいるかもしれないと思うと「怖!」みたいな。だから、慣れてる人が多い方が「はい戦士のポーズ、1」とか言えばバッバッていくから、次のステップに踏み込んでいきやすい。でも、初心者の場合は本当に手探り。もうずーっと。「大丈夫?伝わってます?伝わってます?」みたいな。でも、めっちゃめちゃ勉強になる。だから怖いけれどもやりたい。ついついそこを忘れちゃうから、自分の成長のために初心者の人にはやっぱり触れ合いたい。こうやってヨガのフィールドの中で指導してると、ヨガに慣れてる人がほとんどになっちゃうことがあるから、やりたいです(笑)。

里見:やりたいです(笑)。

参加者:私、京都から来てるんですけれども、インストラクターになろうと思って学校をすごく探しまして。京都でも探しまして、いろいろと説明受けに行って。大阪でもいろいろと説明を受けに行って。で、自分の直感でこのYMCを選ばせていただいたんですけれども。実際にレッスンをしていて、すごく丁寧で分かりやすいってすごく言ってもらえるんですね。いろんなヨガスタジオに行っても、すごい丁寧で分かりやすいって言っていただけて、本当このYMCで丁寧に教えて下さるので、すごくお勧めですって言いたくて(笑)。

ゴウ:急にこっちになっていただき、ありがとうございます(笑)。

参加者:すいません、今日私、来たの違ったかなと思ってきたんですけど、すごく本当に丁寧で分かりやすいって、すごく言ってもらえて。ここの学校のすごく良さだなと思うんですけども。先生もすごくアットホームな感じで、すごく友達みたいな先生方なんですけど。すごくどっかで「どっちにしようかな?」とか迷ってはる人とかいたら、すごくお勧めな学校です。ここにいれてよかったなと思ってます。

ゴウ:あとで商品券3000円分をぜひ(笑)。

増田:時間になりましたので、最後写真を撮って終わりましょうか。じゃあ今日は皆さん、本当にありがとうございました。

 

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出演者プロフィール

佐藤ゴウ<ヨガインストラクター>

ストリートダンサーとして国内外で活躍した経験を持つ。 ヨガに出会い、“シンプルに生きる”というヨガの世界に魅了され、その道へ。現在は、YMCヨガカレッジにて講師を務め、多くのヨガ指導者を輩出。全国各地で行われるヨガイベントや各メディアへの出演、ヨガ指導者養成カリキュラムの監修まで、活動は多岐に渡る。

里見茜<ヨガインストラクター>

ファッションカルチャー誌「egg」にて読者モデルを務めた後、「Happie nuts」専属モデルとして活躍。専属誌の休刊を期に、趣味であったヨガを本格的に学ぶ。2014年、YMCハワイ校にてヨガの国際資格であるRYT200を取得。2015年よりプライベートレッスンをスタートし、現在は各ヨガ雑誌やヨガイベントでも活躍中。

増田倫子<司会>

よしもとクリエイティブエージェンシーにてタレントを経て、稲垣早希と漫才コンビ「桜」を結成。2008年に卒業、芸能界を引退。コレオグラファーとしてダンスを教える。ピラティスと出会い、身体、健康に興味をもち、ピラティスインストラクターの資格取得。現在はイベントや企業個人のセミナー活動、レッスン等を行っている。