- 1 花田遥那さん
- 1.1 YMCに通う前は、何をしていましたか?
- 1.2 現在はどのような活動をされていますか?
- 1.3 2年程前にYMCでヨガの資格を取得をされたと思います。その後、ピラティスも受講しようと思ったきっかけを教えてください。
- 1.4 YMCでピラティスを学ぼうと思った理由はなんですか?
- 1.5 ピラティスを学んでみて、筋トレとはどのように違いましたか?
- 1.6 ピラティスを始めたことで、気持ちの変化はありましたか?
- 1.7 YMCで学んでいた中で、何か感じたこと、思ったことが何かあればお聞かせください。
- 1.8 資格取得後、すぐに講師としてお仕事を始めましたか?
- 1.9 インストラクターとして活動していく中で、大切にしているポリシーを教えてください。
- 1.10 インストラクターという活動の中で、嬉しかったエピソードを教えてください。
- 1.11 これからピラティスを学ぼうか迷っている人に向けて、何かアドバイスをお願いします。
- 1.12 今後の目標や夢があれば教えてください。
花田遥那さん
ヨガインストラクター・ピラティスインストラクター
所属校舎 | YMC新宿校 |
受講コース | ヨガインストラクター養成2級/1級(RYT200対象) 産後ケアトレーニング養成 ピラティスインストラクターベーシック養成 |
通学期間 | 約15か月 |
YMCに通う前は、何をしていましたか?
外食関係でSVをしていて、都内にあるアイリッシュパブを4店舗ほど管理していました。
売上・経費に管理、人材育成や人材採用、販売促進や契約関係、営業にも入ったりしていました。
現在はどのような活動をされていますか?
YMCで業務委託講師として日曜日にレッスンを2コマと、YMCの他にパーソナルレッスンをしています。
パーソナルレッスンは、最初は知り合いの方から始まって、その方の紹介でどんどん広がりました。お客様のご自宅に伺って、1時間のレッスンをする形式です。ヨガとピラティスとは言っていますが、その日のお客様の身体の状態を見て、要素をミックスさせながらレッスンを構成しています。
2年程前にYMCでヨガの資格を取得をされたと思います。その後、ピラティスも受講しようと思ったきっかけを教えてください。
元々解剖学を勉強したかったんです。特にヨガ1級を学ぶ中で、アーサナの時にここが痛くなるのはこういう理由なのか!という気付きが多く、興味がわきました。
自分には柔軟性が足りないのか、そもそも筋力がないのかを考えたときに、筋肉が足りていない部分もあると感じ、筋力面ならエクササイズ要素を持つピラティスなのかなと思ったことがきっかけです。
元々陸上をやっていたこともあり、鍛えるとすぐに大きな筋肉がついてしまう体質なんです。ですから筋肉を大きくするのではなく、ピラティスでインナーマッスルを鍛えられたらいいなと思い、始めました。昔は筋トレやプールで泳いだりもしていたんですが、やっぱりすぐに筋肉がついてしまうので、鍛えているのに理想の身体になれないことが悩みでした。
YMCでピラティスを学ぼうと思った理由はなんですか?
一番は担当講師の真苗先生の講義が受けたかったからです。
真苗先生の講義は産後ケアトレーニングの時に初めて受けたんですが、先生の知識量には驚きましたし、非常に理解しやすかったんです。ここで学びたいと思っていたので、あえて他のスクールへは見学などもせず、YMC一択で決めました。
ピラティスを学んでみて、筋トレとはどのように違いましたか?
どちらも体づくりに必要なものですが、トレーニング中の感覚が全く違いました。
元々若い頃は、筋トレや陸上のようにやり切った感、頑張った感がピラティスは少ないような感じがして、地味に思って嫌いでした。
それでも女性らしいボディラインを作るにはピラティスが必要であったし、なにより解剖学を学んでからピラティスの動きを理解できるようになったことでピラティスに対する意識が変わりました。日常生活の自分の姿勢や動き方もピラティスを始めたことで変化がありましたね。
例えば、元々肩が外れそうになることがよくあったんですが、解剖学で肩関節を安定させる筋肉を知り、その部分を鍛えるピラティスの動きをしてみたら案の定まったくできなかったりして。そうして自分の弱い部分を知れることが面白かったです。
ピラティスを始めたことで、気持ちの変化はありましたか?
ありましたね。レッスンの中で、先生が「自分の身体だからこそ自分でコントロールできたらいいよね」と話していたんです。それは感情にも置き換えられる話なんじゃないかと思って、私だけの感情を周りにぶつけていないかどうか振り返ったりするようになりました。
もし何かイレギュラーなことが起きても、一旦落ち着いて考えてから行動するとか。ピラティスを始めてから自然と感情の沸点が低くなって、イライラすることが減ったような気がします。
あとはヨガ哲学を学んだことによるものですが、元々が自他共に認めるネガティブ思考だったのが、“そんなときもあるよな、仕方ないよな” とありのままを受け入れられるようになりました。
YMCで学んでいた中で、何か感じたこと、思ったことが何かあればお聞かせください。
スタジオにいる先生方やスタッフの方、通われている方々もすごく素敵な人が多く、考え方を前向きに変えてくれます。私にとってYMCは、気持ちも身体も何か負のものが削ぎ落されて浄化される場所になっていました。
特に同期に関しては、年齢も経験値もバラバラのクラスの中で、それぞれが知識や経験をひけらかすことなく、わからないことは素直に聞き、互いに教え合っていたことが印象的でした。みんなが真剣に受けに来ていることが伝わって、クラスの雰囲気がすごく好きでした。
わからない部分を明確にしながら理解していけるので、自分のペースで学び進めることができる点がYMCのいいところだと思います。経験の有無を問わず誰でも挑戦しやすいので、もし資格取得を検討しているならYMCはおすすめです。
資格取得後、すぐに講師としてお仕事を始めましたか?
パーソナルレッスンの方はヨガ1級を取得して間もなく始めています。
周りにスポーツをしている人が多かったこともあり、身体の不調で相談してくる人や、巻き肩を解消したいなどの悩みを持つ人が身近に多かったんです。簡単なヨガの動きを教えてみたり、相談に乗っている内にヨガをやってみようかなと思ってくれる人がいたので、レッスンという形で教えることになりました。
インストラクターとして活動していく中で、大切にしているポリシーを教えてください。
「自分の感情や考え方を押し付けない」ことです。
通ってくださる方々の目的は様々で、そもそも身体を動かす事が目的ではなく、その先に何か夢や目的があるから、その通過点だという方もいらっしゃいます。そういった方たちを含め、私がレッスン中に発する言葉が誰かの気付きに繋がってくれたらいいなと思っています。
また私自身もそうだったんですが、何となくレッスンに通っているとインストラクターの指示に対して正しい解釈ができなかったり、なんでこうなるんだろう、どうしてできないんだろうといった疑問を抱えながら受けている方って結構いると思うんです。
1人1人をしっかりと見て、その人にとって必要な気付きは伝えていこうと意識しています。
インストラクターという活動の中で、嬉しかったエピソードを教えてください。
レッスン中に発した私の言葉やアドバイスをきっかけに、前向きになってくれていることが分かったときや、興味を持って自ら行動してくれたときが一番嬉しいです。
「先生のアドバイスで出来るようになった」
「今まで3日坊主だった私が、先生のレッスンを継続できている」
「出来ると思ってなかったのに出来るようになった、もっと出来るようになりたいから教えてほしい」
そんな言葉をいただけたときは、とても嬉しくやりがいを感じました。
これからピラティスを学ぼうか迷っている人に向けて、何かアドバイスをお願いします。
少しでも気になっているなら、あまり気負わずに受講してみると良いと思います。
学んだからには活かさなきゃ、レッスンに取り入れなきゃと思わずに、まずは自分の身体を知ること、日常生活での動き方の改善などを目標に始めてみるのも全然良いと思います。
私自身も知識の引き出しを増やしたかったからという理由で学び始めました。解剖学を熟知した上でエクササイズをしたいと思ったからです。
人に伝えるためではなく、自分のために学ぶという意識でぜひ一歩踏み出してみてください。
今後の目標や夢があれば教えてください。
元々、下半身不随や片腕がない方のトレーニングに興味があって、理学療法士などの資格も調べたりしていました。しかし仕事をしながら4年間学校に通うのは難しかったので、解剖学を学べる学校という視点でYMCにたどり着いた経緯があります。
今後は、リハビリの手段の一つとして、自分の学んだヨガやピラティスのスキルと知識を活かしたいと考えています。老人ホームや、五体満足ではない方などに教えることが夢です。
企業でボランティアやビジネスとして、そうした事業をしている会社や団体があればそこで働く、または個人で活動する事が出来ればと思っています。また海外の友人も多いので、海外で活動を行うことも目標です。