藤田維歓さん

整体師

現在の活動をお教えください。

整体師です。

YMCメディカルトレーナーズスクールに入学される前は、何（学生・前職）をされていましたか？

前職は病院で介護師をしていました。

整体師になろうと思ったきっかけはなんですか？

健康第一だと感じたことが理由です。

きっかけは２つあります。

ひとつは前職の上司の方が元整体師で、僕が首が痛いと言うと診てくれて、5分程の施術で痛みがなくなった事にとても心を掴まれました。

もうひとつは、前職の仕事中にケガをして。当時は身体のケアをせず、「いっぱい仕事しよう！頑張ろう！」と無茶をしてたんですよね。そうしたら背中を肉離れしてしまって、リハビリに通っていました。

その時に僕のケアをしてくれた柔道整復師の方がとても素敵な方で。ちゃんとメンテナンスした方が、効率が良かったり、プライベートの時間も充実して過ごせる実感がありました。それがきっかけで、健康について考えるようになり、次第に僕も人の身体をケア、メンテナンスしたいと思い始めました。

数ある整体学校の中で、YMCメディカルトレーナーズスクールに決めた理由をお教え下さい。

理由は３つあります。沢山のコースがあり、自分に合うものを選べたから。通う頻度やタイミングを選べたから。そして、先生が優しかったから（笑）。美容についても身につけたいという希望もあって、他もいろいろ考えた中で選ばせてもらいました。

美容については、小顔コースですね。小顔については他のスクールも検討されていたと聞きましたが、なぜYMCを選んだのですか？

メディアに出てるスクールなどもあって、通常、選ぶ側からしたら露出の高い方が惹かれると思いますが、僕は質を取りたかったんです。YMCの先生たちが親切で優しかったし、日ごろから良くしてくれたことも理由です。YMCの先生から教えてもらえるって、僕の中では魅力だったので、小顔コースもYMCを選びました。

整体師１級コースを受講されましたが、このコースを選んだ理由はなんですか？

揉みほぐしと骨格調整、２つとも学びたかったから。揉みもできて、骨格調整もできる方がカッコいいかなと。ちょっと中学生っぽいですけど（笑）。僕の中では「どっちもできてプロ」という印象があった。

揉みだけでなく骨格調整を学んで、実際にはどう活かされていますか？

めちゃくちゃ活かされてます。例えば、身体の左右差などを見ることもそうですし、揉みだけでは見れない部分も正直あります。カウンセリング力とか身体の見立てという部分では、今の会社のスタッフたちも見てはいますけど、差はあると思います。骨格調整を学んだことでお客さまの共感がつかみやすいと感じました。学んでよかったです。

最近は未経験でも採用して、研修してくれる整体サロンもありますが、なぜスクールで学ぼうと思われましたか？

下調べをして、「研修制度があります」とか、分かってはいたし、お金もかからないっていうのもあったんですけど。僕は、研修期間を短くして現場にすぐ出たかったっというのがあって。現場に出てデビュー0年目、1年目で、「できるやつ」って思われたかったというのが正直、一番あったと思います。だから、先に学ぼうかなと。

確かに周りとのスタート地点が全然違いますね。実際に働いてみて、それを感じることはできましたか？

感じましたね。私の職場だと、研修で３ヶ月ぐらいかかるんですけど、僕は１週間くらいで現場に出ました。「ちゃんと基礎の勉強をしてきてくれているから」とオーナーからも言われました。なので、ここで勉強した分の差はあったと思います。

スクールの雰囲気、内容はどうでしたか？

とても良いですよ（笑）。先生、生徒さん共、とても明るくて楽しく学べます。分からない事がある時も聞きやすい雰囲気を作ってくれてるので助かりました。

資格取得前と取得後、気持ちに変化はありましたか？

取得前と後とでは、変化はとてもあります！沢山学んで取得した資格ですから、自信になりました。

取得する前って、「ここで練習している勉強って、全部身につくのかな」とか思いながらやっていました。実際に他の人より早く現場に出れたりして、後からになりますけど自信になりましたね。

今は社員として働かれているのでしょうか？

社員ですね。店長です。

店長なんですね。おめでとうございます。店長として、目標はありますか？

オーナーに勝つ事ですね。理由はシンプルです。僕が今まで見てきた中で、技術面でも施術の組み立て方でも、接客含めてプレーヤーとして一番すごい。セラピストとして、整体師として、勝ちたいなって思います。

どのくらいで店長になられたんですか？

店長という役をもらうまでは1年半くらい。運がよかったんですね。

すごく早いですね。今は店長として、店舗目標なんかもありますか？

そうですね。でも僕はあまり好きではないんですよ。大事なことなんですけど、「売り上げを上げよう、指名数を上げよう」とかって。僕は数字は結果としてついてくると思っているんで。

僕は入社して3ヶ月で指名が30人とれて、売り上げもそれなりに貢献できるようになったのも、YMCで自信つけたからで。数字ばっかりみてムスッとした顔しているよりも、フランクに話しかけたりした方がいいのかなって。僕の働いている店舗スタッフは2人いますけど、一番は自分たちが楽しく、「趣味=仕事」みたいな感じになれたらいいなというのをモットーに、皆で頑張っています。

でも、売り上げについては言わないんですけど、接客についてはうるさいんですよ。接客とか、手技に入るときとか、僕もスクールで「早口すぎるとお客様に伝わらないですよ」とか、接客について教えてもらったので。

藤田さんがご自身で体感されたから、それをちゃんと伝えられるんでしょうね。現在の活動していく中での「想い」はありますか？

めちゃくちゃ熱い思いがあって、整体というものを色んな所で伝えて行きたいです。来年からの目標なんですけど、僕、旅行が好きなんです。近場でも遠いところでも、例えば「ちょっと京都行きたいな」とかなったときに、清水寺に電話して、「ちょっと空いてるスペース貸してもらえませんか。無料で揉ましてくれませんか」とか。

今、SNSとかいろんなもので発信する方法ってあると思うんです。インターネットが普及している今だからこそ、本当に伝えたいことは、やっぱり面と向かっての方がいいんじゃないかなって僕は思うんで。そういうのがめちゃくちゃしたくって。

YouTubeで動画上げたり見たりするじゃないですか。あれもめちゃくちゃいいと思うんですけど、実際それを体験して分かったりすることってあると思うんです。触られてみて、深く入るか、浅く入るかとか、実際「あれ思ったより気持ち良くない」とか逆に「気持ちいい」とか。そういうのはやっぱり受けてみないとわからないと思います。

あと、30歳になったら富士山に簡易ベッドを持って山頂で揉みたいんですよ。今、したい仕事が出来ていて、その仕事を知ってもらいたい。

すごい目標を持たれていますね。

やってないことをしたいなって思っています。そこに今、すごい夢があって。だから、行動していきたいですね。もちろん、インターネットを使って発信するのは大事ですし、必要があれば僕もやると思います。でも一番は行動で、動けるうちにやりたいですね。

今のお仕事をしていてよかったことや嬉しかったことは？

沢山ありますが、1番はお客様から頂ける「ありがとう」です！

お代を払ってもらっているのに「ありがとう」って言ってもらえる。この仕事のいいところだと思います。お客様にあった施術や、お客様が喜んでくれることをしたときに、頂戴しているのにかぶせるように「ありがとう」を言って頂けるのは、やっぱりすごく気持ちがいいですよね。

最初は身体を触るのが怖いという生徒さんもいますが、藤田さんは大丈夫でしたか？

怖かったですね。怖かったし、押し方が分からないじゃないですか。教えてもらって、やりはするんですけど、「体重を乗せてください」って、僕の中では強く押しているつもりでも全然効いてなくて。

ちょっと変わってください、とか言われて先生に変わると「あ、効いてます」とかなるじゃないですか。僕の方が力は強いはずなのに、身体の使い方で圧の加減がそんなに変わるんだっていうのが分かって。やっぱり、最初は怖かったですよ。

何か怖くなくなるきっかけみたいなのはありましたか？

一番は場数。YMCに通っているうちにたくさんスクールにきて、たくさん触って、やっぱり場数じゃないですかね。それしかない。だから、繰り返し通えて学べたのは良かったです。生徒さんも幅広い年代の方がいらっしゃるので。

今後、入学をされる方に伝えたいことは何ですか？

今は本当に上手くなるんだろうか、覚えきれるかなど沢山不安もあると思います。でも思い切って飛び込んでチャレンジしたら良いことが沢山あると僕は考えます。