専門学校データベース学費の横に、出典と確認日。

RYT200のオンライン講座。全米ヨガアライアンスの基準と、通学との違い

RYT200の養成は、オンラインだけでも受けられます。全米ヨガアライアンスは、登録校(RYS)が養成を100%通学、100%遠隔、または両方を組み合わせて行うことを認めており、そのかわりRYS 200では30時間以上(全体の15%以上)を、講師と受講生が同じ時間にオンラインで集まる同時双方向の形式で行うよう求めています。2026年11月4日に公式サイトで確かめた国内のオンライン講座の受講料は、59,800円(税抜)から298,000円(税込)でした。

RYT200は民間資格(全米ヨガアライアンスの登録資格)で、条件は「RYS 200で200時間の養成を修了」です。通学かオンラインかによる区別は、同団体の資格の条件には書かれていません。違いが出るのは、費用、ライブの授業の持ち方、講師に直接ポーズを見てもらえる時間です。

オンラインで学べるRYT200の講座(早見表)

オンラインだけで修了できる講座と、オンラインに短い対面を組み合わせた講座を並べました。並びは公式サイトの表記額の低い順で、税込・税抜は各校の表記のままです。

オンラインで学べるRYT200の講座(確認日 2026年11月4日・出典:各スクールの公式サイト)
スクール・講座学び方(公式の説明)受講料(公式の表記)期限・期間
YOGIWAY オンラインRYT200座学・実技とも録画。期間中にZoomのオンラインクラスへ合計30時間参加59,800円(税抜)・65,780円(税込)から受講コースにより異なる
シークエンス! RYT200オンラインコース動画講義が中心。リアルタイム授業でアーサナの実践と指導練習79,800円(税抜)受講期限なし
アヤボディアーキテクチャー アーカイブコース100%アーカイブ(録画を見て学ぶ)。補講はライブのオンラインも可110,000円(税込)公式サイトに記載なし
シークエンス! RYT200通学コース動画講義と、東京・代々木上原のスタジオでの対面実技118,000円(税抜)から受講期限なし
OMYOGA RYT200オンラインZoomのライブ講座20回(1回6.5時間)、朝のライブ16回(1回約30分)、動画学習(哲学・解剖学40時間、ティーチング・アジャスト12時間)236,500円(税込)公式サイトに記載なし
アヤボディアーキテクチャー リアルタイムオンラインZoomで58授業(174時間)。対面授業の追加も可240,000円(税込)公式サイトに記載なし
OREO YOGA&PILATES ACADEMY RYT200オンラインコース動画20講義(28本)と、講師と1対1のLINEでの実技指導270,000円(税別)取得期限なし
FIRSTSHIP RYT200オンラインコース動画学習170時間とZoomのライブ授業30時間定価298,000円(税込)最大9ヵ月
OREO YOGA&PILATES ACADEMY 短期集中マンツーマン動画講義と、講師が出張する対面の2日間(1対1)310,000円(税別)取得期限なし
FIRSTSHIP RYT200オンライン+通学コースZoom88時間、通学24時間(5日間)、動画88時間定価388,000円(税込)オンライン15日間と通学5日間

FIRSTSHIPは、オンラインコースについて「必須とされる30時間以上の直接指導(ライブ講義)」を確保していると書いています。

全米ヨガアライアンスの基準で決まっていること

同団体の資料「Standards for RYS Credentials」には、遠隔での養成について次の定めがあります。

登録校の種類ごとの、同時双方向の授業の最低時間(確認日 2026年11月4日・出典:全米ヨガアライアンス「Standards for RYS Credentials」)
登録校の種類養成の時間同時双方向の最低時間
RYS 200200時間30時間
RYS 300300時間45時間
RYS 500500時間75時間
RCYS(子どものヨガ)95時間14時間
RPYS(マタニティヨガ)85時間13時間

同時双方向とは、講師と受講生がオンラインで同じ時間に集まり、その場でやりとりする形式です。録画の動画を見るだけの時間は、これに入りません。資料はこのほか、200時間を技術・トレーニング・実践75時間、解剖学と生理学30時間、ヨガの人文学30時間、職業上の基礎50時間以上に分けること、200時間のうち150時間をE-RYT500のリードトレーナーが教えることを定めています。オンラインでも、この中身は変わりません。

表の講座でも、ライブの持ち方はさまざまです。YOGIWAYはZoomのクラスに合計30時間参加する形、FIRSTSHIPのオンラインコースはZoomのライブ授業30時間、OMYOGAは1回6.5時間のライブ講座を20回行います。OMYOGAは、ライブの時間に参加できない場合はアーカイブで受講できると書いています。録画で受けた時間を同時双方向の30時間にどう数えるかは、申し込む前にスクールへ確かめておくと確実です。

通学との違いは、費用と「直接見てもらう時間」

同じスクールの中で比べると、オンラインと通学の違いがよく見えます。FIRSTSHIPは、オンラインコースが定価298,000円(税込)、オンライン+通学コースが388,000円(税込)、通学コース(プロフェッショナル)が538,000円(税込)です。OMYOGAはオンラインが236,500円(税込)、対面が通常価格396,000円(税込)。シークエンス!はオンラインが79,800円(税抜)、対面の実技を加えた通学コースが118,000円(税抜)からです。

値段の差は、教室で講師から直接習う時間の差です。FIRSTSHIPの通学コース(プロフェッショナル)は、アーサナ56種類を対面62時間で学び、ティーチング60時間も対面で行うと説明しています。オンライン+通学コースの対面は24時間です。

オンラインの利点は、通う時間がいらないことと、自分の都合で進められることです。シークエンス!とOREOは受講期限を設けていません。OREOは、海外から受けている人も多いと書いています。一方で、ポーズの細かな修正や、受講生どうしで教え合う練習は、画面越しより対面のほうがやりやすい面があります。OREOの短期集中マンツーマンのように、動画で学んだあと2日間だけ対面で実技を受ける形もあります。

申し込む前に確かめたいこと

  • 全米ヨガアライアンスの登録校(RYS 200)か。
  • 同時双方向のライブ授業が何時間あり、いつ行われるか。平日の昼か、夜や週末か。
  • ライブを欠席したときの扱い。アーカイブでの受講や、別の回への振替ができるか。
  • 修了の条件。YOGIWAYは確認テスト(4択)、60分のクラス動画の撮影、クラス観察レポート、シークエンスレポートを挙げています。
  • 追加の費用。STUDIO PLUSのオンライン校は、Zoomの追加や再試験に60分あたり5,000円がかかると書いています。
  • 受講期限。期限なしの講座のほか、FIRSTSHIPのオンラインコースのように最大9ヵ月と決まっている講座もあります。
  • 全米ヨガアライアンスへの申請料50ドルと年会費65ドルが、受講料と別か。

受講料の一覧は「RYT200の費用。スクール別の受講料と期間」に、通学できる教室は東京・大阪・福岡の記事にまとめています。

2027年1月からの制度の変更とオンライン

全米ヨガアライアンスは、2027年1月から資格と会員の制度を変えると案内しています。指導者向けには、40問の評価試験(assessment)が同団体の新しいオンラインの学習の場で始まります。範囲は効果的な指導とリーダーシップ、倫理、安全、多様性・公平性・包摂などで、75%で合格、受けられるのは2回までです。同団体は、200時間・500時間の養成の要件はなくさないとしています。

2026年11月4日に確かめた同団体の資料「Standards for RYS Credentials」(同日に同団体のサイトで配布されていた版)では、遠隔の養成と同時双方向30時間の定めは上のとおりです。今後の変更は同団体の発表で確かめてください。いま登録している人には2027年12月31日の期限があり、過ぎると資格が失効するとも案内されています。

資格の仕組みの全体は「ヨガインストラクターの資格の取り方と費用」で、働きながら学ぶ場合の考え方は「社会人がスクールを選ぶとき」で説明しています。ヨガ・ピラティスの民間スクールは「ヨガ・ピラティスの分野の一覧」から探せます。受講料や日程は変わることがあるため、申し込む前に各スクールと全米ヨガアライアンスの公式サイトで最新の情報を確かめてください。

出典と確認日

参考にした資料

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