竹内富美さん
ヨガインストラクター
所属校舎 | YMCメディカルトレーナーズスクール |
受講コース | オンラインヨガインストラクター養成 (RYT200対象) |
通学期間 | 約4か月 |
オンラインの力を借りて、海外からでもグローバルに受講可能
海外からもオンラインで受講できるのは素晴らしいことだと感じています。ただ、こちらはとにかくWi-Fiの接続が悪いので「繋がらなかったらどうしよう」とか、「繋がらなかったときにはどうなるのかな」と最初は心配していました。でも、後からでもビデオで内容を確認できると聞いて、「それなら大丈夫かな」と安心しました。
また、ビデオ講義の内容についての質問がある時は、「アプリを通していつでも気軽にできる」と聞いていたので、その点も安心でした。なので、オンライン受講といっても、さほど心配はなかったです。
海外とヨガ、「自由な時間」を最大限に活かして
2人の息子が進学し家を出たことで、主人と犬との3人暮らしになったんです。自分時間が増えたのですが、ここは気楽に出かけられる安全な場所が割と限られていて、なんとなく自由なのに不自由な感じがあって。
こちらのヨガの教室にも通っていました。でも、先生が結婚を機にレッスンを止めてしまって。社会情勢によって教室が休みになることもよくあるので、なかなかヨガのレッスンを続けられる環境じゃなかったんです。
それで、せっかく時間もできたし、主人も「やってみれば」と背中を押してくれたので、「よし、やってみよう!」と、RYT200を申し込みました。主人も、私が暇を持て余しているより、忙しくしてくれている方がいいって思ったのだと思います(笑)。
正しいポーズの追求からヨガの本質へ
ヨガのレッスンでは、なんとなくは動けてはいましたが、「正しくポーズが取れているのか」、「目的が何なのか」が分からなくて、ちょっと困っていました。周りの人たちの中にも同じように悩んでる人が結構いるようでした。
対面のレッスンでもポーズを修正してもらうという機会は少なくて。「ヨガで怪我することもあるよ」という話もよく聞いたし、「どうやって怪我するのかな?」とか、「ちゃんとしたポーズって何だろう」と思っていたこともRYT200の受講へのきっかけのひとつでした。
なので、RYT200を学び始めて、ヨガの目的は「正確なポーズをとることじゃない」と習い、驚きました。私の思っていたヨガは、ひとつの過程でしかなくて。エクササイズとして学び始めたつもりが、哲学や機能解剖学も織り込まれていて、チャクラと出会う事もでき、興味や学びの対象がどんどんと広がっていきました。
時差4時間でも問題なし!海外からのヨガ受講とその理由
他のスクールも2~3件検討しましたが、こちらと日本の時差が4時間あるので、時間や曜日で合うものがなかなかなくて。
10時から始まるYMCの講義は、こちらで朝の6時。自分がちゃんと起きて、体が動くのにぎりぎり(笑)ちょうどいい時間でした。それに午後も予定が入れやすくて、その点も大きかったですね。
また、私は股関節がかなり硬いことがコンプレックスなんですが、ヨガをやっている人は、「体が柔らかい」というイメージが強いので、「ヨガをちゃんと学べば、横の開脚やあぐらができるようになるのかな」という期待や、身体の使い方についてももっと知りたいなと、興味もむくむく湧いて。
YMCは「機能解剖学」にすごく詳しいという口コミもあり、「股関節が柔らかくなる方法が分かるかも」という期待も、YMCを選んだ理由のひとつです。
オンラインでも対面感覚!RYT200の多様な体験と学び
清水先生の機能解剖学の話はすごく面白かったです。何度も繰り返し見ちゃいました。筋肉にこんなに情熱を持っている人がいるんだと思って。解りやすかったし、とても楽しかったですね。
あと佐藤ゴウ先生も「本当にヨガが好きなんだな」と、いつも感心して動画を見ていました。でも、動画を見ている時に「そんなことないし」と心の中で思ったら、「今、そんなことないって思った人いるでしょ」とコメントが。これがもう何度もあったんですよ!!「どこかから見てます?先生?」って、ちょっと怖っと思いつつも、「自分のように感じる方もいるんだな」と安心したり、そこからもう1回集中し直してきちんと聞くことができて。
オンラインの講義でも孤独感の様なものを感じることはありませんでした。先生含め、みんながオンラインで参加していますし、いろんな年代の方がそれぞれの場所から参加しているので、グループワークやシェアワークでいろんな話を聞くことができるんです。既にインストラクターとして活躍している人もいて、「こうしたらいいですよ」って初心者の質問にも優しく答えてくれるから、すごく学びが多いですね。毎回ほぼ同じメンバーが参加しているので、仲間意識も湧いてきました。オンラインだけど、まるで対面の授業で、クラスメイトみたいな感じでした。
片野しおり先生も元気で明るくて、毎週金曜日が楽しみになる授業でした。
毎日ヨガで意外にも痩せた!自宅学習での運動効果に驚き
思っていたよりも身体を動かすレッスン動画があって、結構、身体を動かした記憶が残っています。最後の方、かなり沢山ヨガをしていました。1日に2~3時間ぐらい、ヨガ漬け期間でしたね。
RYT200を始めてから、ほぼ毎日ヨガをやっていたからなのか、グンと体脂肪率と体重が減りました。周りから「どうしたの」って聞かれるくらい。「ヨガしてまーす」って答えておきました(笑)。
普段から、軽いジョギングやテニスやゴルフなど、よく運動していた方だと思うのですが、RYT200を学んでいる間は、そちらは少し控え、ヨガに時間を使いました。ちょっと厳しめの有酸素運動も好きですが、ヨガのゆっくりとしたペースで運動する方が、私には体にいい変化があった気がします。
「大丈夫、大丈夫」、脆弱なインフラをカバーしてくれる人の優しさ
時差の関係で、授業はこちらの朝の6時から10時まで。問題は7時ぐらいになるとこちらでのインターネット接続が増えるからか、回線が不安定になるんです。突然、zoomが落ちてしまう、先生の話が途切れ途切れになる、画面がフリーズするなどのトラブルだらけで。だからテストやグループワーク(ロールプレイング)のときは、「なるべくインターネットが安定している時にしたいので、できれば1番か2番でお願いします」と毎回言っていました。
とにかくWi-Fiの環境が心配でしたね。「自分だけ動いている?」と思っていたら、実は画面が固まっていて。でも、みんな状況を理解してくれて、優しく「いいよ、いいよ、大丈夫、大丈夫」と受け入れてくれて、本当にありがたかったです。
国によると思いますが、有線ケーブルでつなぐことも有効ですが、ポケットWi-Fiの方が、接続が安定しやすいこともあるようです。他の友達も同じように言っていました。
やさしく、長く続けていけるヨガを、教えてあげられたらいい
RYT200を学び始めた当初は、「誰かにヨガを伝えよう」なんて、全く思っていませんでした。片野先生も「はじめは教えようと思ってなくても、学んでいくうちに”誰かに教えたい、伝えたい”っていう思いになる人が割と多いんですよ」っておっしゃっていましたが、そんな気持ちになってきました。
日本人の友達と一緒にヨガに行った時に、授業で習ったミスアライメントで行っている人が、割といっぱいいるなと気が付いて。自分もまだそんなに上手なわけではありませんが「骨盤の位置だけでも」とか「そんなに無理しなくていいよ」とか「呼吸ができるところでいいよ」とか、そういうやさしく長く続けていけるヨガを伝えてあげられたらいいなと思うようになりました。
今は主人の駐在地に帯同中のため、自分もここでの友人たちも、割と短い期間で異動していくことが多いですが、出会いと限られた時間を大切にしようと思い、場所を探しながら月に2回ぐらいヨガレッスンの練習に付き合ってもらっています。
アーユルヴェーダやチャクラに興味がある人もいるので、将来的にはそういう要素も取り入れたり、海外にいるので、英語でヨガを伝えていけるようにもなれたらと、考えています。
身近な人と共に、ヨガで快適な生活を手に入れたい
日本に帰って友達と話すと、「ヨガに通うのは面倒かも」という意見が多かったです。「体が硬いから行くのが恥ずかしい」という人もいて。でも、「オンラインだったら見てほしいかも」とも言ってくれて。「友達同士なら恥ずかしくなくていいかも」とか、「友達でもグループレッスンは恥ずかしいからプライベートの方がいいかな」とか、いろいろ聞くことができました。
身近な40~50代はヨガ経験者と未経験者が半々くらい。興味があっても、まだまだ自分の時間を取るのが難しい人、お仕事を持っている人とか、対面で行くタイミングとかきっかけがない人もいるみたいでした。
最近、RYT500で学んだシニアヨガ、こちらも非常に興味深かったです。小さい頃、おじいちゃんおばあちゃん子だったので、シニアの方が笑顔で楽しめる「何か」もできたらいいなと、夢も野望も膨らんでばかりです。まずは自分の周りにいる人だけでも「楽しく・幸せに・快適に」と、ヨガを伝えることができたらいいな、と思います。