専門学校データベース学費の横に、出典と確認日。

柔道整復師の専門学校の学費。初年度納入金と3年間の総額(13校・公式の公表額)

柔道整復師の専門学校の初年度納入金は、2026年11月4日に13校の公式サイトで確かめた範囲で、昼間部が130万〜180万円、夜間部が108万〜130万円でした。3年制の昼間部で卒業までの学費が公表されている(または年次別の額が載っている)学校は、380万〜474万円です。これに教科書代や実習着などの諸費用が加わり、卒業の年に受ける柔道整復師国家試験の受験手数料は23,900円です。

13校の初年度納入金と卒業までの学費(早見表)

当サイトに載っている専門学校のうち、柔道整復の学科を持つ学校の学費ページを開き、入学金・授業料・実習費などの内訳と、2年次以降の額を書き写しました。同じ学校で昼間部と夜間部がある場合は分けています。表は安い順・人気順ではなく、所在地のおおむね東から西へ並べています。

柔道整復師の専門学校の学費(確認日 2026年11月4日・出典:各校の公式サイト。並びは所在地のおおむね東から西)
学校年限・時間帯初年度納入金(内訳)2年次以降(1年あたり)卒業までの学費
関東柔道整復専門学校(東京都立川市)3年1,550,000円(入学金30万・授業料100万・施設充実費10万・実習費15万)各1,250,000円4,050,000円
新宿医療専門学校(東京都新宿区)3年1,300,000円(入学金10万・授業料120万)各1,420,000円4,140,000円(別に諸費用 3年間で25万円)
日本健康医療専門学校(東京都台東区)3年1,580,000円(入学金21万・授業料124万・実習費13万)各1,370,000円4,320,000円(別に施設維持費 毎年10万円)
東京メディカル・スポーツ専門学校(東京都江戸川区)3年・午前コース1,610,000円(入学金10万・授業料110万・施設設備費15万・総合演習費26万)公式は学年別を募集要項で案内4,740,000円(別に諸費用)
静岡東都医療専門学校(静岡県伊豆の国市)3年1,600,000円(入学金30万・授業料100万・施設設備料20万・実験実習料10万)入学金を除いた額(1,300,000円)4,200,000円(年次別の額から計算)
信州スポーツ医療福祉専門学校(長野県長野市)3年・昼間部1,800,000円(入学金50万・授業料90万・施設設備費20万・実習費20万)各1,300,000円4,400,000円(年次別の額から計算)
名古屋医専(名古屋市中村区)3年・昼間部1,480,000円(入学金30万+年間学費118万:授業料92万・教育充実費16万・施設設備維持費10万)前年度の学費に6万〜9万円を加えた額公式に記載なし
名古屋医専(夜間部)3年・夜間部(18:00〜21:10)1,100,000円(入学金15万+年間学費95万)前年度の学費に3万〜6万円を加えた額公式に記載なし
大阪医専(大阪市北区)3年・昼間部1,580,000円(入学金30万+年間学費128万:授業料97万・教育充実費17万・施設設備維持費14万)前年度の学費に6万〜9万円を加えた額公式に記載なし
大阪医専(夜間部)3年・夜間部(18:00〜21:10)1,080,000円(入学金15万+年間学費93万)前年度の学費に3.2万〜6万円を加えた額公式に記載なし
近畿医療専門学校(大阪市北区)3年1,500,000円(入学金30万・授業料90万・施設管理費10万・実技実習費20万)各1,200,000円3,900,000円(年次別の額から計算)
平成医療学園専門学校(大阪市北区)3年・午前のみ1,560,000円(入学金25万・授業料87万・施設管理費24万・教材費20万)各1,310,000円4,180,000円
東洋医療専門学校(大阪市淀川区)3年・昼間部1,600,000円(入学金20万+授業料100万・実習費40万)各1,400,000円4,400,000円(別に教材費・総合演習費・諸経費)
東洋医療専門学校(夜間部)3年・夜間部1,300,000円(入学金20万+授業料70万・実習費40万)各1,100,000円3,500,000円(同上)
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校(大阪市)4年公式サイトに内訳の記載なし(学科ページに「学費が年間95万円」)―公式に記載なし
福岡医療専門学校(福岡市早良区)3年1,400,000円(学科別の合計のみ掲載)各1,200,000円3,800,000円(別に年間諸経費 各年20万円)

「卒業までの学費」の欄で「年次別の額から計算」とあるのは、公式サイトに総額の記載はないものの、1年次・2年次・3年次の額がそれぞれ書かれているため、それを足した数字です。名古屋医専と大阪医専は、2年目以降の学費を「前年度の学費に一定額を加えた金額」と案内しており、総額は公式に記載がないため出していません。大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校は、学科ページに「学費が年間95万円」とありますが、入学金などの内訳は見つからなかったため、初年度納入金は空けています。

初年度納入金の幅は約50万円。差が出るのは入学金と授業料の配分

昼間部の初年度で一番低かったのは新宿医療専門学校の130万円、一番高かったのは信州スポーツ医療福祉専門学校の180万円でした。ただし、初年度の額だけで比べると見誤ります。新宿医療専門学校は入学金が10万円と低い代わりに、2年次・3年次は142万円ずつ納めます。信州スポーツ医療福祉専門学校は入学金が50万円ですが、2年次以降は130万円です。3年間で足すと、前者は414万円、後者は440万円で、差は26万円まで縮みます。

関東柔道整復専門学校は、入学金30万円・授業料100万円・施設充実費10万円・実習費15万円で初年度155万円、2年次・3年次は125万円ずつ、合計405万円と公表しています。入学手続きの時点で納める額は、特別奨学生制度で入学金が最大20万円減免された場合に35万円になる、とも書いています。初年度の大きな数字と、手続きの時に払う額は別のものです。この違いは専門学校の初年度納入金に含まれるもの、含まれないものでくわしく扱っています。

納入金の外にある費用。教科書・柔道衣・施設維持費

柔道整復の学科では、柔道衣や白衣、テーピングなどの実技用品が必要です。これを納入金に入れるか、別に集めるかは学校で違います。公式サイトに書かれていた別払いの費用は次のとおりです。

  • 新宿医療専門学校:諸費用として1年次13万円、2年次・3年次6万円ずつ(教科書代、実習着代、同窓会費、柔道衣代など。卒業時に精算)。実技で使う教材は授業料に含むと記載
  • 日本健康医療専門学校:施設維持費として毎年10万円、同窓会費3万円(入学時のみ)、入学手続時に白衣・実習道具・柔道着・学生保険・防災用品の費用として合計5万円程度
  • 近畿医療専門学校:教科書代86,450円、白衣・上履き8,280円、柔道着6,000円、実技材料12,800円で、合計113,530円
  • 平成医療学園専門学校:入学手続時に学友会費5万円、諸費用(教科書、白衣、教材一式など)が3年間で約18万円
  • 東洋医療専門学校:教材費が3年間で約22万円、総合演習費が約35万円、諸経費が約22万円。2年次の海外研修(任意参加)は約40万円
  • 福岡医療専門学校:教科書、臨床実習・宿泊、実習衣、実習用具などの年間諸経費が各年20万円
  • 名古屋医専:学外実習費が年平均5,000〜10,000円、教材費・教科書代が年平均55,000〜70,000円。夜間部は入学時に柔道着・実習着代52,000円
  • 信州スポーツ医療福祉専門学校:学友会費2万円(年額)、諸経費4万円(年額)、教科書代・実習着代等が〜15万円程度

日本健康医療専門学校の施設維持費は年10万円なので、学納金の合計432万円に3年分の30万円を足すと462万円になります。表の「卒業までの学費」は学校ごとに含む範囲が違うため、実際に用意するお金は、別払いの費用を足してから比べてください。足し方は専門学校の卒業までの総額の出し方にまとめています。

昼間部・夜間部・午前コース。時間帯で学費が変わる

柔道整復の学科は、働きながら通う人に向けて、夜間部や午前・午後の時間帯を分けたコースを置く学校があります。夜間部は昼間部より初年度で30万〜50万円ほど低く設定されていました。

  • 名古屋医専と大阪医専の夜間部は、平日18:00〜21:10の授業で、学外の実習は昼間に行うと書いています。入学金は昼間部の30万円に対して15万円です
  • 東洋医療専門学校は、昼間部が年140万円、夜間部が年110万円(授業料が100万円と70万円で、実習費40万円は同じ)です
  • 平成医療学園専門学校は午前・午後の2部制ですが、柔道整復師科は午前のみと明記しています
  • 東京メディカル・スポーツ専門学校の柔道整復師科は午前コースで、3年間の学費合計を474万円としています

夜間や午前だけの授業でも、修業年限は3年です。柔道整復師国家試験の受験資格には、文部科学大臣の指定した学校または都道府県知事の指定した柔道整復師養成施設で「3年以上」学ぶことが定められています。社会人が通う場合の給付金や学び方は社会人が専門学校を選ぶときの確かめ方にあります。

柔道整復師国家試験の受験資格・受験手数料・合格率

柔道整復師は国家資格です。専門学校を卒業すると国家試験の受験資格が得られ、試験に合格して免許の登録をして、はじめて柔道整復師として働けます。卒業だけで資格が付くわけではありません。この違いは「資格の取得」と「受験資格」の違いで説明しています。

厚生労働省が2026年9月1日に告示した第35回柔道整復師国家試験は、試験日が2027年3月7日(日)、受験手数料は23,900円で、合格発表は2027年3月26日(金)の予定です。試験の事務は、指定試験機関の公益財団法人柔道整復研修試験財団が行います。

柔道整復師国家試験の最新の結果(出典:厚生労働省「第34回柔道整復師国家試験の合格発表について」)
回・実施日受験者数合格者数合格率
第34回(2026年3月1日)4,434名3,170名71.5%

受験者のおよそ10人に3人は合格していない計算です。学校のパンフレットの合格率は、分母を「卒業生」にするか「受験者」にするかで変わります。学校の合格率を比べるときは、全国の71.5%と同じ基準の数字かどうかを確かめてください。

学費を下げる制度。入学金の減免と給付金

公式サイトに書かれていた学校独自の減免は、たとえば次のとおりです。

  • 関東柔道整復専門学校:特別奨学生制度で入学金が最大20万円減免。成績上位者は授業料が最大半額になる「学費減免チャレンジ」
  • 新宿医療専門学校:医療・福祉系の国家資格を持つ人は入学金10万円を免除。鍼灸学科と柔道整復学科に同時に在籍する場合の「Wライセンス支援制度」
  • 静岡東都医療専門学校:特待生試験の結果で、入学金30万円に加えて初年度の授業料50万円を免除する区分(最大80万円)
  • 近畿医療専門学校:柔道整復学科と鍼灸学科に同時入学する場合、入学金は30万円のみ

国の制度では、高等教育の修学支援新制度(授業料等の減免と給付型奨学金)や、雇用保険の専門実践教育訓練給付金があります。対象になる学科は学校ごとに違い、日本健康医療専門学校は給付金の対象を鍼灸学科と書いています。奨学金と教育ローンの違いは専門学校の奨学金と教育ローンで整理しています。

鍼灸の学科の学費は鍼灸の専門学校の学費、理学療法士の学科は理学療法士の専門学校の学費にまとめました。医療系の学校の一覧は医療・看護・リハビリの学校一覧、スポーツトレーナー系の学校はスポーツ・トレーナーの学校一覧から探せます。この記事の金額は2026年11月4日に各校の公式サイトで確かめたものです。出願の前に、募集要項で最新の額を確かめてください。

出典と確認日

参考にした資料

この記事の数字は、記事に書いた出典の公表値です。変わることがあるため、出願前に最新の情報を確認してください。誤りはお知らせください。

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