専門学校データベース学費の横に、出典と確認日。

理学療法士の専門学校の学費。3年制・4年制15校の初年度納入金と総額

理学療法士の専門学校の初年度納入金は、2026年11月4日に15校の公式サイトで確かめた範囲で、昼間部が110万〜201.2万円、夜間部(3年制)が122万〜130万円でした。卒業までの学費が公表されている(または年次別の額が載っている)学校は、3年制の昼間部で372万〜543.6万円、4年制で380万〜633万円です。国家試験の受験手数料は10,100円で、2026年の合格率は89.7%でした。

15校の初年度納入金と卒業までの学費(早見表)

当サイトに載っている専門学校のうち、理学療法士の養成課程を持つ学校の学費ページを開き、入学金・授業料・施設費などの内訳と2年次以降の額を書き写しました。昼間部と夜間部は分けています。安い順や評判の順ではなく、所在地のおおむね東から西へ並べています。

理学療法士の専門学校の学費(確認日 2026年11月4日・出典:各校の公式サイト。並びは所在地のおおむね東から西)
学校・学科年限・時間帯初年度納入金(内訳)2年次以降(1年あたり)卒業までの学費
埼玉医療福祉専門学校(埼玉県上尾市)4年・昼間部1,300,000円(入学金10万・授業料80万・教育充実費40万)入学金を除いた額(1,200,000円)4,900,000円(別に諸経費 約52万円)
埼玉医療福祉専門学校(夜間部)3年・夜間部1,250,000円(入学金10万・授業料80万・教育充実費35万)入学金を除いた額(1,150,000円)3,550,000円(別に諸経費 約40万円)
多摩リハビリテーション学院専門学校(東京都青梅市)3年1,800,000円(入学金45万・授業料80万・施設設備費22.5万・施設維持費32.5万)各1,350,000円4,500,000円
東京衛生学園専門学校(東京都大田区)3年2,012,000円(入学時:入学金30万・施設管理料42.8万+1年次の授業料・教育料128.4万)※2026年度各1,712,000円5,436,000円(別に諸費用 約25万円)
東京メディカル・スポーツ専門学校(東京都江戸川区)理学療法士科4年1,640,000円(入学金10万・授業料95万・施設設備費25万・総合演習費34万)公式は学年別を募集要項で案内6,330,000円(別に諸費用)
静岡東都医療専門学校(静岡県伊豆の国市)4年1,700,000円(入学金30万・授業料100万・施設設備料30万・実験実習料10万)入学金を除いた額(1,400,000円)5,900,000円(年次別の額から計算。別に施設実習費)
名古屋医専(名古屋市中村区)高度理学療法学科4年・昼間部1,860,000円(入学金30万+年間学費156万:授業料92万・教育充実費16万・施設設備維持費48万)前年度の学費に6万〜9万円を加えた額公式に記載なし
名古屋医専 理学療法学科(夜間部)3年・夜間部(18:00〜21:10)1,220,000円(入学金15万+年間学費107万)前年度の学費に3万〜6万円を加えた額公式に記載なし
大阪医専(大阪市北区)高度理学療法学科4年・昼間部1,870,000円(入学金30万+年間学費157万:授業料96万・教育充実費17万・施設設備維持費44万)前年度の学費に6万〜9万円を加えた額公式に記載なし
大阪医専 理学療法学科(夜間部)3年・夜間部(18:00〜21:10)1,230,000円(入学金15万+年間学費108万)前年度の学費に3.2万〜6万円を加えた額公式に記載なし
近畿リハビリテーション学院(大阪府摂津市)第一理学療法学科3年・昼間部1,600,000円(入学金40万・授業料80万・施設費30万・実習費10万)各1,200,000円4,000,000円(別に教科書代など 3年間で約50万円)
近畿リハビリテーション学院 第二理学療法学科3年・夜間部1,300,000円(入学金40万・授業料60万・施設費20万・実習費10万)2年次90万円・3年次70万円2,900,000円(同上)
神戸総合医療専門学校(神戸市須磨区)理学療法士科3年1,620,000円(入学金20万・施設維持費26万・授業料90万・実験実習費26万)2年次1,420,000円・3年次1,220,000円4,260,000円
神戸リハビリテーション衛生専門学校(神戸市中央区)3年1,440,000円(入学金30万・授業料60万・施設設備費34万・実習費20万)各1,140,000円3,720,000円(年次別の額から計算)
鳥取市医療看護専門学校(鳥取県鳥取市)理学療法士学科3年・昼間部1,385,000円(入学金10万・授業料90万・実習費20万・設備費10万・教育教材演習費8.5万)。別に1年次の諸費用 約50万円公式に記載なし公式に記載なし
河原医療大学校(愛媛県松山市)4年1,960,000円(入学金30万+年額166万:授業料82万・施設設備費/維持費40万・教育充実費14万・実習費30万)※2026年度入学生公式に記載なし公式に記載なし
専門学校久留米リハビリテーション学院(福岡県広川町)4年・昼間部1,350,000円(入学金30万・授業料70万・施設設備費等35万)各1,050,000円4,500,000円(別に臨床実習費 385,000円)
福岡医療専門学校(福岡市早良区)理学療法科4年1,100,000円(学科別の合計のみ掲載)各900,000円3,800,000円(別に年間諸経費 各年30万円)
九州中央リハビリテーション学院(熊本市中央区)4年・昼間部1,350,000円(入学金30万・授業料60万・実験実習費25万・施設充実費20万)公式に記載なし公式に記載なし

「年次別の額から計算」は、総額の記載はないものの、各学年の額や「2年次以降は入学金を除いた額」という記載があるため、それをもとに足した数字です。名古屋医専と大阪医専は2年目以降の学費を「前年度の学費に一定額を加えた金額」と案内しており、総額は出していません。九州中央リハビリテーション学院の理学療法学科(夜間部)は、2027年度以降は募集を停止すると書かれているため、表に入れていません。

3年制と4年制。年数が1年違うと総額はどう変わるか

理学療法士国家試験の受験資格は、指定された学校や理学療法士養成施設で「3年以上」学ぶことです。専門学校には3年制と4年制があり、どちらでも卒業すれば受験資格が得られます。年数は学校が決めており、同じ学校の中でも昼間部が4年、夜間部が3年という例があります。

年数が増えると、総額はそのぶん増えます。埼玉医療福祉専門学校は、昼間部(4年)が4年間で490万円、夜間部(3年)が3年間で355万円です。一方で、1年あたりの額を低く抑えた4年制もあります。福岡医療専門学校の理学療法科は初年度110万円、2年次以降は90万円ずつで、4年間の学納金は380万円と公表しています(別に年間諸経費30万円)。専門学校久留米リハビリテーション学院は、4年間で450万円、1年あたり平均112.5万円と書いています。

同じ3年制でも、多摩リハビリテーション学院専門学校は3年間で450万円、神戸リハビリテーション衛生専門学校は年次別の額を足すと372万円で、78万円の差があります。初年度の額の順と卒業までの額の順は一致しないため、表の右端の列もあわせて見てください。総額の出し方は専門学校の卒業までの総額の出し方にまとめています。

納入金の外にある費用。臨床実習の費用に注意

理学療法士の養成課程では、学外の病院や施設で長い臨床実習があります。実習先までの交通費や宿泊費、実習の費用を別に集める学校があります。公式サイトに書かれていた別払いの費用は次のとおりです。

  • 静岡東都医療専門学校:施設実習費として1年次20,000円、2年次100,000円、3年次150,000円、4年次180,000円。実習時の交通費は別途。教科書・白衣・実技セットなどの諸費用は約110,000円
  • 専門学校久留米リハビリテーション学院:臨床実習費として3月・9月に55,000円ずつ、7回で385,000円(実費で精算)。教科書代・教材費は年度ごとに必要
  • 近畿リハビリテーション学院:教科書代・白衣代・模擬試験代・実習補助費・検査器具などで、3年間で約50万円程度
  • 神戸リハビリテーション衛生専門学校:教科書・実習衣・保険費・国家試験受験料などの実費として、入学時に240,000円〜280,000円、2・3年次は毎年130,000円程度
  • 埼玉医療福祉専門学校:諸経費(概算)は昼間部が約52万円、夜間部が約40万円
  • 名古屋医専(高度理学療法学科):学外実習費が年平均35,000〜55,000円、教材費・教科書代が年平均90,000〜105,000円
  • 東京衛生学園専門学校:3年間の教科書代・実習衣代・模擬試験代・抗体検査代などで約25万円。実習費は授業料に含み、遠隔地の実習の宿泊施設の費用は学校が負担(光熱費は自己負担)
  • 鳥取市医療看護専門学校:1年次は教科書・検定代、実習衣、海外研修プログラム積立金などの諸費用として約50万円
  • 河原医療大学校:教科書・パソコン代などが約37万円(前年度の実績にもとづく概算)

初年度の納入金には、手続きの時に払う額と後から払う額があります。この点は専門学校の初年度納入金に含まれるもの、含まれないもので扱っています。

夜間部で学ぶ場合

夜間部のある学校は、名古屋医専・大阪医専(平日18:00〜21:10、学外実習は昼間)、埼玉医療福祉専門学校、近畿リハビリテーション学院の4校でした。初年度は122万〜130万円で、昼間部より低く設定されています。近畿リハビリテーション学院の夜間部は、2年次90万円・3年次70万円と学年が進むほど下がる設計で、3年間で290万円です。名古屋医専と大阪医専は学外の実習を昼間に行うと書いており、その期間は日中の予定を空ける必要があります。

埼玉医療福祉専門学校は、介護福祉士や柔道整復師、看護師などの医療福祉系の資格を持つ人が夜間部で理学療法士をめざす場合に、年額15万円を3年間給付する制度を案内しています。雇用保険の専門実践教育訓練給付金については、同校が「最大で合計192万円」と案内しています。社会人の学び方は社会人が専門学校を選ぶときの確かめ方にあります。

理学療法士国家試験の受験手数料と合格率

理学療法士は国家資格です。養成課程を卒業すると国家試験の受験資格が得られ、合格して免許を受けてから理学療法士として働けます(くわしくは「資格の取得」と「受験資格」の違い)。厚生労働省が2026年9月1日に告示した第62回理学療法士国家試験は、筆記試験が2027年2月21日(日)、受験手数料は10,100円です。

理学療法士国家試験の最新の結果(出典:厚生労働省「第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について」)
回・実施日受験者数合格者数合格率
第61回(2026年2月23日)全体12,436人11,156人89.7%
うち新卒者11,366人10,782人94.9%

全体の89.7%は、同じ年の柔道整復師(71.5%)やはり師(67.2%)より高い水準です。学校の合格率を見るときは、全国の新卒の94.9%と比べられるよう、分母が受験者なのか卒業予定者なのかを確かめてください。

学費を下げる制度

公式サイトにあった学校独自の制度には、静岡東都医療専門学校の特待生制度(最大80万円免除)、神戸総合医療専門学校の指定校入試合格者の入学金20万円全額免除、九州中央リハビリテーション学院の学院特待生(授業料の半額・20%・10%を免除)、埼玉医療福祉専門学校の「家族が学園の卒業生・在校生なら入学金10万円免除」などがあります。国の修学支援新制度や日本学生支援機構の奨学金は専門学校の奨学金と教育ローンで整理しています。

スポーツの現場をめざす場合は、柔道整復師や鍼灸師の学科も候補になります。学費は柔道整復師の専門学校の学費と鍼灸の専門学校の学費に、看護の学科は看護専門学校の学費にまとめました。学校の一覧は医療・看護・リハビリの学校一覧から探せます。この記事の金額は2026年11月4日に各校の公式サイトで確かめたものです。出願の前に、募集要項で最新の額を確かめてください。

出典と確認日

参考にした資料

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