専門学校データベース学費の横に、出典と確認日。

NESTA-PFTの取り方と費用。直接受験63,250円と講座コースの違い、受験要件

NESTA-PFTの費用は、受験要件をすでに満たす人の「直接受験」で合計63,250円、要件を満たさない人がオンライン講座から受けると157,900円、対面のゼミ講座からだと236,500円です(いずれも税込・教材と受験料、合格後の資格登録料を含む)。受験には満18歳以上で高校卒業以上などの学歴、公式テキストの購入、CPR・AEDの技能に加え、実務経験1年以上や体育・医療系の学校卒業などのいずれかが必要です。

3つの受験コースの費用の早見表

NESTA-PFTは、米国のNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定する民間資格で、日本では株式会社ネスタジャパンが案内しています。受験の道は3つあり、どれを選ぶかで費用が大きく変わります。

NESTA-PFTの受験コース別の費用(税込。確認日 2026年11月4日・出典:ネスタジャパンの公式サイト)
項目直接受験FitSchoolオンラインコースゼミコース
対象受験要件を満たしている人実務経験や専門教育の経験がない人など対面で実技も学びたい人など
講座の受講料なし79,250円173,250円
教材費(PFTテキスト)14,960円14,960円14,960円
問題集任意 15,400円15,400円(含む)任意 15,400円
認定試験受験料8,250円8,250円8,250円
合格後の資格登録料40,040円40,040円40,040円
合計(必須の分)63,250円157,900円236,500円
事前講習(任意)16,500円16,500円16,500円
学習の形自習動画25本・約30時間(PC・タブレット・スマートフォン)月2回×3か月(全6日)、講義42時間+オンラインサポート3時間

直接受験とゼミコースは、テキストをすでに買ってあれば教材費はかかりません。オンラインコースは教材費が合計に含まれ、テキスト購入済みなら教材費分が返金されると書かれています。

受験要件。5つの区分を満たす必要がある

公式サイトの「受験要件」は5つの区分に分かれています。

  • 実務・教育:①トレーナー・インストラクターの実務経験1年以上、②フィットネス関連業務の経験1年以上、③体育・医療系の大学・専門学校の卒業、④NESTA認定養成講座(FitSchoolオンラインコース、ゼミコース、認定校、認定アカデミーなど)の修了、のいずれか
  • 教材:NESTA JAPANからPFTテキストを買っていること(ほかのサイトでの購入や譲渡は不可)
  • 学歴:満18歳以上で高校卒業以上。または高卒認定試験の合格者、NESTA認定教育カリキュラムの修了者
  • 救命講習:CPR・AEDの技能を身につけ、保っていること(証明書の提出は不要)
  • 国籍・在留資格:日本国籍、または日本で働ける在留資格があること

①~③に当てはまらない人は、④の認定講座を修了すれば要件を満たせます。オンラインコースとゼミコースは、この④にあたる講座です。直接受験は、すでに現場で指導している人や、体育・医療系の学校を出た人のための道です。

「受験の要件を満たす」ことと「合格して資格が認定される」ことは別の段階です。資格の言葉の使い分けは「取れる」と「受験資格」の違いの記事で説明しています。

申し込みから合否まで

  1. 受験要件を確かめ、受験コースを選ぶ。
  2. 日程表から受験日を選んで申し込み、支払う。入金の確認から3営業日以内に案内メールが届き、テキストも同時に頼んだ場合は3営業日以内に発送されます。
  3. 事前講習(任意)を受ける。会場受講か、試験の10日前から10日間見られる動画受講(約8時間)を選べます。
  4. 指定の日時と会場で認定試験を受ける。受験票、身分証明書、筆記用具(鉛筆)、電卓を持っていきます。
  5. 試験日からおよそ4~6週間後に合否がメールで届き、合格した場合は1週間ほどで合格通知書が郵送されます。

試験の日程と会場

2026年11月4日に日程表を見たところ、11月は6件、12月は5件、2027年1月から3月は各月4件の試験が載っていました。会場の例は次のとおりです。

  • 大阪:事前講習 2026年11月7日、認定試験 11月8日 9:00~12:00(大阪リゾート&スポーツ専門学校。申込受付は終了)
  • 東京:事前講習 11月21日、認定試験 11月22日 10:00~12:30(東京リゾート&スポーツ専門学校。申込締切は11月9日12:00)
  • 福岡:事前講習 11月21日、認定試験 11月22日 10:00~12:30(福岡リゾート&スポーツ専門学校)
  • 札幌:事前講習 11月28日、認定試験 11月29日 10:00~12:30(札幌スポーツ&メディカル専門学校)

試験の問題数や合格基準、合格率は、公式サイトに記載がありませんでした。問題集は四択の形式でまとめられていると説明されています。

不合格のときの再受験

不合格になっても再受験ができます。初回の受験日から1年以内なら、再受験料11,000円(税込)だけで受けられます。1年を超えると、受験・資格登録手数料40,040円(税込)を払って再受験します。苦手な分野を学び直したい人向けに、事前講習16,500円や、会場で2日間(16時間)受ける総復習講座61,600円(いずれも税込)も用意されています。

試験結果の詳しい内容についての問い合わせには応じないと書かれています。どこを間違えたかを知る手段は限られるので、問題集や事前講習で弱い分野を確かめておくとよいでしょう。

資格の有効期間と更新

NESTA-PFTの有効期間は4年間です。期間内に、NESTAの継続教育(FitSchoolの動画講座、スペシャリスト資格、エキスパートセミナーなど)で5.0単位以上を取り、更新手数料22,000円(税込)を払うと更新されます。スペシャリスト資格を一つ修了すると5.0単位になり、それだけで更新の要件を満たすと案内されています。満了の3か月前に案内のメールが届きます。有効期限を過ぎると資格は失効し、もう一度受験が必要です。

資格とは別に「NESTA会員制度」があり、年会費は13,200円(税込)です。損害賠償責任保険(1事故最大1億円)がつき、スペシャリスト資格の受講料が4,000円安くなるなどの特典があります。会期は毎年10月1日から翌年9月30日までで、年度の途中で入っても月割りにはならないと書かれています。入会は任意です。

専門学校の認定校で学ぶ道

ネスタジャパンは、PFTの教育ができる大学・高等専門学校・専修学校を「NESTA JAPAN認定校」として認めています。認定校の在学生は、学校のカリキュラムを履修していることで受験条件を満たし、在学中に受験できます。認定校は合否判定だけを先に行うため2週間以内に通知が届き、毎月再受験できると説明されています。

専門学校の認定校一覧には、仙台リゾート&スポーツ専門学校、千葉リゾート&スポーツ専門学校、東京リゾート&スポーツ専門学校、横浜リゾート&スポーツ専門学校、名古屋リゾート&スポーツ専門学校、大阪リゾート&スポーツ専門学校、大阪医療技術学園専門学校などが載っています。たとえば東京リゾート&スポーツ専門学校の学費案内では、1年次の学費は1,150,000円(入学金100,000円・授業料850,000円・施設設備費200,000円)で、教科書代や実習費などが別に年約25~35万円かかります。

2年制の専門学校で学ぶと、学費はPFTの受験費用よりずっと大きくなります。学校で学ぶ費用の見方は1年目の学費の内訳の記事に、ほかのトレーナー資格との比較はパーソナルトレーナーの資格の記事とNSCA-CPTの記事にまとめています。学校はスポーツ・トレーナー分野の学校一覧から探せます。料金や日程は変わることがあるので、申し込む前にネスタジャパンの公式サイトで最新の情報を確かめてください。

出典と確認日

参考にした資料

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