深津美香さん|人生を楽しんでいただけるお手伝いが出来ることが嬉しい

深津美香さん

  • ヨガインストラクター

高齢者向けの体操ボランティア活動を行ったことをきっかけに、現在ヨガインストラクターとして市の体育館やヨガスタジオで活動を行う。
「いくつになっても皆んなと集いながら楽しくヨガを続けていける」、そんな自分のヨガスタジオを作るべく、計画進行中。

きっかけは先輩から言われた”ひと言”

自分には介護経験があります。その際に自分自身も疲れてしまって、そんな時に声をかけてくれた方がボランティア活動をされている方でした。「自宅に引きこもっていてもしょうがないよ」ということボランティアを手伝うようになり、その活動のおかげで自分も安定してくる感覚がありました。

ボランティアの中で椅子に座ってできる簡単な体操があるのですが、サポートしていたものの、レッスンを担当するということが一度もないまま3年くらいが過ぎて。

ある日、ボランティアグループのトップの人から「あなたやりなさい」と、急にレッスンをすることになり、やり方は習っていましたし、内容も決まっているのですが伝えてみたら、専門知識や経験不足で焦りましたね。その時、勉強しなきゃいけないなと思いました。安全に行うための知識を学びたい。

周りの人からも「あなたは動けるから、高齢者の動けないということが理解できないわよね」と言われたこともあって。一応、フレイルについて学んではいましたが「体のことについて知ってないとはどういうこと?」と言われたのが解剖学について興味を持ったきっかけです。

ヨガには全然興味がなかった 笑

ヨガに対して初めは全く興味がなかったんです。以前、体調を悪くしていた時に、スポーツジムに通っていたことがあったのですが、そこでヨガを受けたことがありました。

でも、受けてみたら当時の私には物足りなく、集中できませんでした。でも反対に、このぐらいの負荷だったら高齢者の方ができるのかなというのが頭にあったのかもしれません。

その体験から高齢者にヨガがすごく良いイメージがあったので、ヨガを習えば高齢者の方にも優しい動きを教えられるのかなとボランティア活動とヨガが結びつきました。

先輩に言われて「勉強しないとまずい」と思ったその日の夜に、急いで検索。

『ヨガ』を検索していたら、YMC名古屋校の生徒募集が「明日までの締め切りで、あと1名」っていうのを見つけたんです。『これは運命』と思って。

ここで入学できなかったら諦めようと思って電話したら、「いいですよ、じゃあ来てください」と言われて、私自身のスケジュールが、火曜日しか通えなかったんですけど、募集しているコースも火曜日クラスで、気が付けばとんとん拍子で「うん、入る」って即決です。

解剖学がしっかり学べるのがYMC

解剖学について学ばなきゃなって思っていた時に、いろんなスタジオのホームページや資料を見たのですが、YMCは「解剖学」って、大きくと書いてあったので希望にピッタリでした。                    小さな教室だと不安な所もあったのですが、YMCに来校した時、ヨガスクールの大手できれいでおしゃれなパンフレットもあったので安心できました。

ボランティア活動で感じた、身体についての勉強したいと思った内容がヨガの学びの中に入っていて、今後に活かせると感じました。

ヨガっておもしろい

YMCに入学するまでは、ヨガはスポーツジムで数回受けた程度でした。はっきり言ってヨガが何かをよく分かっていませんでした。

でもYMCに入って「太陽礼拝」を初めてやってみたら、「なんだ、これは!」ってなって、「めちゃめちゃ面白い」って。「ヨガってこんなにおもしろいんだ!楽しいんだ」って思いました。

私は動いているヨガの方が集中できたり、楽しいですね。昔、ジャズダンスをしていたので動くことの方が好きなのかもしれません。

とりあえず動いて、楽しい時間を過ごしてもらいながら、自分のメンタルが不安定な方は安定してもらって。動いていればそのうち体も整ってくるし、心も整ってくるので、悩み事だったり、なにかのステップのひとつ、先へ行けるようになってくれればなと思っています。

人生が変わるきっかけに

先日、私の話を聞いて「人生が変わった」って言ってくれた方がいて。

私の話を聞いて、ヨガの言葉を聞いて、いかに自分を大事にしていなかったが分かったそうなんです。自分を大事にするってことを考えるようになったら、悩みの原因が会社にあったみたいで、「会社を辞めました」て報告されて「え、私のせいで会社辞めちゃったの?」って、本当にびっくりして。「私、何か言ったかな?」って思うぐらい。

ただ、毎回、言葉の中に「自分を大切にして欲しい」ということを入れているんですけど、それがその方にはすごく響いたんだと思います。

辞めた理由を聞いてみたら、ハードな仕事を押しつけられたりと、上司に嫌なことをされていたみたいで。仲間はすごく大事だったんだけど、自分が壊れちゃうのは良くないことだと思ったみたいです。

ヨガインストラクターとして活動するつもりはなかったけれど

YMCに通っていたころは、ヨガインストラクターとしてレッスンをするつもりなんてありませんでした。ただ、ボランティア活動に活かすことだけしか頭になかったので。

でも公共の機関の知り合いで、私たちがやっていたボランティアを統括してくださっている方なんですけど、「もし、インストラクターとしてやるなら、私がやりたいから、体育館でやらない?」って。

一度断ろうと思ったんですけど、ここで断っちゃダメだって思い直して。今では私がイキイキできる居場所です。

同じ体育館の中に老人専用の施設があるんですけど、先日、ヨガの先生でやって欲しいって私を指名してくれたことがあって。「名指しで依頼してくれるなら、やるよそんなの!」って、大喜びでやることになりました。

自宅兼ヨガスタジオ開業に向けて

もともとスタジオを開設したいなと思っていて、少し遠回りをしましたが、やってみたいなって思っています。自分の家なら100歳になっても永遠にヨガを伝えられますからね。

体のどこかにガタがきても、反応が鈍くなったとしても、ワイワイしながら集まって、そんなのも良いかなと思って。

みんなで笑って過ごせるそんなコミュニティを作って年を重ねていきたいなって思います。

会社の名前は作っていて、「ディーププラーナ」ってつけました。「ディープ」は深津の「深」。って、考えたんですけど、それを使うかどうかは、まだ分かんないです。

でも、自宅兼スタジオの設計しているんです。完成は、すぐそこまでは来ています。

ただただ歳を重ねてもみんなと楽しく、ヨガで老後を迎えられて、近所の人が歩いてこれる場所がつくれたら良いかなって思っています。