坂口佳穗さん|人と比べないということを学んでから生きやすくなった

坂口佳穗さん

  • 元ビーチバレー選手

2018年大学日本代表。
マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019ファイナル優勝
FIVB ワールドツアー2019 1star イスラエル大会優勝
2021年12月現役引退

現役中にRYT200を取得。引退後、ヨガインストラクターとしても活動。
現在はスポーツの楽しさを伝えるためにタレントとしても活躍中。

呼吸を深くするためにはじめたヨガ

ヨガをやるようになったのは、現役時代、朝、ヨガをしてから1日を始めると、とてもすっきりした状態で練習に行けることに気づいたことがきっかけです。
アーユルヴェーダの仕事をしている叔母に、呼吸が浅いから深く呼吸をするといいよ、とアドバイスをもらって、ヨガをすすめてもらいました。呼吸に集中すると気分がよくなるなと思い、純粋にもっとヨガのことを勉強したいと思いYMCに入学しました。

感情のコントロールにも興味があった

現役時代は自分と向き合う時間がすごく大事な時間でした。その時間の中で、自分の内側から溢れてくる色々な感情の扱い方がわからないことがありましたが、ヨガ哲学に触れた時に視野が広がったので、哲学の勉強にも興味がありました。
自分の感情について理解していないと、他人のこともわからないと思うので、感情のコントロールという面でも勉強したいという気持ちが大きかったです。

自分と向き合うということ

実際に学んでみて、競技とリンクするものもありましたね。その一つが、目の前のことだけにフォーカスするということ。
ヨガは呼吸に集中して、自分の体と向き合います。ビーチバレーでも一つのボールに集中しなくてはいけません。「相手が~」や「これミスしたらどうしよう」ではなく、このボールをどう扱うかということにフォーカスするので、ヨガと似ている部分があるなと感じました。
一つのものに集中すると雑念がなくなるので、余計、集中していると実感できるようになりました。

やっぱりヨガは奥が深い

YMCで学んで思ったことは、ヨガの世界はとても奥が深いということ。よくある60分ワンセッションだけの時間では概念的なことは説明されてもなかなか想像つかないと思うんです。ヨガ哲学的な考え方を論理的に学んだうえで、ヨガの心地よさを感じると、より理解しやすくなりました。正直RYT200だけではまだまだ足りないな、と思いましたね(笑)

人と比べなくなった

ヨガを学んでからの一番の変化は人と比べなくなったことです。
とは言え、どうしても比べてしまう瞬間もあるのですが、気づけるようになりました。現役中も「なんで私の方が練習しているのに」「なんであの人ばっかり楽しそうなんだろう」と感じてしまうことがありました。
自分の体、自分自身と向き合う時間の大事さを理解してからは、他の人にもそれぞれ色んなことがあってその人なりに頑張っている結果があるのだ、とその人のことを受け入れられるようになりました。

実生活でも、「なんで今こんなもやもやしているんだろう」と考えると、なにかと比べてしまっていることが多かったのですが、「自分がどうしたいか」「自分はこう思っている」というのを大事にしようと思うようになりました。周りと比べなくなってからは、生きやすくなりましたね。
誰かに何か言われたとしても、「それはそれ」と考えられるようになりました。
感情のコントロール方法や周りからの言葉の落とし込み方を、ヨガを通して学ぶことができました。

YMCで伝える楽しさも知った

現役引退後は、ヨガインストラクターとして活動しています。レッスンでも私が大事だと思っている呼吸法や自分に集中することをお伝えしています。
最初はわたしも先生のように教えることなんてできないと思っていましたが、YMCの講義中のグループロープレで、伝える楽しさを知りました。たくさんのヨガインストラクターがいる中で、伝え方も人それぞれ。そんなところもインストラクターとしての面白さだなと感じています。

最初のレッスンはとても緊張しました。ヨガの経験も様々なみなさんにどう伝えたらいいか、難しい部分もありましたが、みんなそれぞれその自分のことに集中しているので、考え過ぎなくても大丈夫だなと思いました。

ヨガを通して生きやすくなることをもっと知ってもらいたい

今後はオンラインでもヨガを通してイベントをしたり、インストラクターとして活動できたらと思っています。対面には対面の良さがあり、オンラインにはオンラインの幅広さがあると感じているので、色々な経験を積んでいきたいです。ヨガの心地よさ、生きやすくなるということを、もっといろんな人に知っていただきたいです。