神山直樹さん

整体師・セラピスト

私は、YMCメディカルトレーナーズスクールを卒業しカラダファクトリーに勤め、独立しました。現在は2店舗を経営しています。立場が変わりステージが変わると考えや見える景色が変わります。
店長時代は、私の担当のお客様だけではなく、スタッフが担当しているお客様まで考えなくてはいけません。さらに、お店の雰囲気や受付など細部まで目配りが必要になります。経営者の視点では、スタッフの育成、やりがい（満足度）なども考えなくてはいけません。
立場が変わりステージが変わると、大変な部分も多くありますが、新たなことにチャレンジすることで自分の成長や喜びを感じられます。たくさんチャレンジをして欲しいと思います。

きっかけは仕事の疑問から

整体師を志す前は、営業をしていました。
美容室をまわるルート営業時代に、私がおすすめした商品を気に入ってもらい購入の確約をいただけました。ですが、後日、確約をいただけた美容師さんから「他の業者さんの方が割引率がよいから」とあっさりと断られてしまいました。悔しい気持ちもありますが、美容師さんもお仕事なので安く仕入れができる方が良いことは理解しています。
でも、自分の力ではどうしようもないことに憤りが感じました。そして、自分の仕事は、何のため、誰のためにやっているのかと疑問をもつようになり、もっと、お客様が分かりやすく喜んでもらえて、自分にも“やりがい”を感じられる仕事がないかと、調べていくうちに「整体師」という職業に出会いました。

一緒に学ぶ仲間との交流を通して

整体師として、技術や知識を習得するために調べていくと「YMCメディカルトレーナーズスクール」という学校があることを知りました。
当時、ＹＭＣ名古屋校は開校したばかりで、新たな道へスタートする自分に合っていると思いました。学校選びのポイントとしては、仕事をしながら学校へ通うことができることや学ぶカリキュラム、コースの充実度が自分にメリットが大きいことからＹＭＣに決めました。学校では、老若男女、様々な方が通っていました。とくに若い世代が多くとっても賑やかでした、学習面では、向上心の高い受講生が多かったのがとても刺激になりました。
学校以外の時間は、社会人として働いている生徒も多く、いろんな経歴の方がいました。自分が経験したことのない話を聞くことができ、学校生活の1つの楽しみでもありました。学校生活でたくさんの出会いがあり、経験したことが今の仕事に活かされてるなと思います。
スクール生活の思い出は、生徒が主催の文化祭『ＹＭＣフェスタ』があります。実際に学校へお客様がきて、施術料金としてワンコイン（500円）で生徒が施術をおこないます。お客様へ責任をもって、学んだ技術や知識をいかいして施術する経験は、とても価値のある重要なことだったと思います。

お店のコンセプトは“全員でお客様をみる”

YMCを卒業後は、カラダファクトリー名古屋店に勤めました。
整体師は、お客様の身体を健康にすることが目的です。お客様がお店に来られる理由は「身体の辛さを取りたい」がほとんどです。
経験を積んでいく中で、自分の目標とする施術や店舗づくりなどにギャップを感じるようになりました。もっと“こだわり”を持ち、自分のお店で責任をもって活動したいと思う気持ちが大きくなり、独立したいと強く意識しました。勤めていたサロンでも成果を出すことができて、お客様に喜んでもらいたいという強い思いもあり、会社のキャリアアップ制度から開業することとなりました。
現在は、カラダファクトリー本山店、池下店の2店舗を経営しています、現在も整体師として店舗に立っています。
サロンのコンセプトとしては、『全員でお客様をみる』を大事に運営しています、お客様とのコミュニケ―ションがもっとも大切だと感じております。お客様から「杖なしで歩けるようになったよ」とお声をいただけたり、お店まで1時間もかけて通ってくださる方もいらっしゃいます。お客様が喜んでいただけることに整体師として喜びを感じています。
お客様が楽になった（良くなる）だけではなく、健康に対する意識改革が大切だと考えています。今後、症状が悪化しないように、「未来の健康つくりにメンテナンスが大切なんだ」と伝えることで、単的ではなく、長期的にお客様との繋がりがもてるようになりました。お客様で賑わう時間が増えてきているので喜びを感じております。

整体師は、間違いなく誰かに必要とされる仕事

「整体師」という仕事は価値が高いと思っています。間違いなく誰かに必要とされる仕事です。

それは、YMCで学ぶ技術で出来ると思います、しっかり技術を身につけて下さい。まずは、なんでもチャレンジしてもらいたいと思います。新たなことにチャレンジすることで自分の成長を感じられます、たくさんチャレンジをして欲しいと思います。