どうしても赤ちゃんの機嫌が悪くて、なかなか泣き止んでくれない、ずっとぐずついているという状況に困っていないでしょうか。
まず、赤ちゃんがなぜ機嫌が悪いのかを理解し、それにどう対処していけばいいのかを解説していきます。
なぜ赤ちゃんの機嫌が悪いのか?
一般的に、ミルクが欲しい、オムツの中で漏らしてしまったなどの理由があります。
まずは食事をとらせてあげて、オムツをチェックしましょう。
それでも赤ちゃんの機嫌が悪い時、それは時にはかなり危険なサインでもあります。
赤ちゃんは自分の状態を知らせる手段は泣くことしかないので、何で泣いているのか、親御さんがしっかり理解しないと危険です。
お腹が減っている、オムツが汚れたまま変えられていない、といった状況ではないのにずっと機嫌が悪い時は病気の可能性があります。
病気の場合の見分け方を解説します。
熱
病気かどうか確認するには当たり前ですが、まず熱を測りましょう。
38度を超えていたら危険ですが、それでもいつも通りミルクを飲んで、排泄もしっかりしていれば安静にさせて様子見しても大丈夫です。
ただ、ミルクを飲んでも吐いたり、おしっこも出なくなるようであれば病院に連れていくことをおすすめします。
顔色
赤ちゃんは特に体調が顔色に出やすいです。
赤ちゃんの顔は特にほっぺなどが赤みがかっているのが特徴ですが、それがなくなって青白い顔になっていたら危険です。
便の状態
便が柔らかいならまだしも、水っぽい下痢弁になったら危険です。
しかし、そういった便でもしっかり食欲があるなら通常の便に戻るまで様子を見ましょう。
ただし、あまりにも長く続くと脱水症状の危険性もあります。
万が一便に血が混じっている場合などはすぐに病院に行きましょう。
上記の状態以外でも、あんまりにも長く泣き続けている場合は、はたから見てわからなくてもどこかが痛い可能性があるので、病院に連れていきましょう。
赤ちゃんの機嫌が悪い時の対処法
前項のように病気の危険性があるときもありますが、そういう兆候はない時は、何か落ち着かなかったり、不安だったり、ストレスを感じていることが大半です。
その場合はいろんな対処法があるので解説します。
いろんな親御さんが子育て中に見つけた対処法で、そのお子さんにしか聞かない場合もありますので、結局はお子さんと触れ合う中で見つける必要がありますが、参考にしてみてください。
レジ袋をガサガサこする
赤ちゃんが泣き止まない時に、レジ袋をこすり合わせてあのガサガサ音を聞かせたら泣き止んだという事例があります。
大人が聞いたらどちらかというと不快になりますが、このガサガサ音は赤ちゃんがお腹の中にいた時の音の聞こえ方に似ているそうで、お母さんのお腹で守られていた時の安心感を思い出すそうです。
そのほかにも、最近はあんまり見かけなくなりましたが、TVの砂嵐の音も子宮内の音に近いと言われています。
歌を歌ってあげる
何を歌ってあげるかは人に寄りますが、あやすときにただ話しかけたりするだけでなく、歌を歌ってあげると泣き止む可能性が高いです。
動揺が一般的だと思いますが、ABCの歌で泣き止んだこともあるそうです。
鼻に息を吹きかける
泣いている赤ちゃんの鼻の部分にそっと息を吹きかけてみましょう。
赤ちゃんは一瞬だけ息がしづらくなり、ちょっと戸惑って泣き止むことがあります。
いったん泣き止んで落ち着いたタイミングで笑顔で話しかけたり、歌を歌ってあげるとすぐに機嫌を取り戻してくれるかもしれません。
外に出てみる
どうしても泣き止まない時は、場所を変えてみるのも手です。
ベビーカーでも抱きかかえてでも、散歩をして外の空気を吸わせてみると気分が変わって泣き止む可能性が高いです。
ベビーマッサージをする
赤ちゃんの成長を促進させると話題のベビーマッサージ。
めちゃくちゃ機嫌が悪い時は避けた方がいいですが、足の裏から揉みほぐしてあげると気持ちよくて泣き止むこともあります。
疲れていてストレスが溜まっている場合は効果的です。
足のマッサージのやり方はこちら。
足だけならオイルは使っても使わなくてもOKです。
- 手にオイルをたっぷり塗って、赤ちゃんの足の付け根から足首までゆっくり伸ばしていきます。
- 手のひらに赤ちゃんのかかと部分を乗せて、土踏まずからそれぞれの指の先に向けて、親指の腹でゆっくり優しくなでましょう。
- 親指から小指まで、1本ずつ軽く引っ張って伸ばしてほぐしてあげます。
- 足首を両手で持って、赤ちゃんの足全体を上下左右にゆっくり軽く揺らします。
- 足首をそ~っと握って、お腹の方向にまげて、また戻す運動を左右の足交互に行います。
続きのやり方はこちらを見てください。
赤ちゃんの機嫌が悪い時は気長に向き合おう
赤ちゃんの機嫌が悪い時は親御さんも焦ると思いますが、無理に泣き止ませようとしても逆効果です。
健康には気を使いつつ、時間が経っても泣き止まない時は、優しく歌ってあげたりマッサージしてあげましょう。
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