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【完全版】ベビーマッサージ資格の選び方【目的を明確にしよう】

赤ちゃんの夜泣きを防ぐ方法5選!ベビーマッサージ、生活習慣、様々な対策を解説

近年、ベビーマッサージがとても注目されています。

ベビーマッサージを行うことで赤ちゃんの情緒安定、言語発達、学習の土台にとても有効であることが、さまざまな研究によって証明されてきました。

そんな背景から、ベビーマッサージを適切に指導できるベビーマッサージの資格についても人気が高くなってきています。

そこで、本記事ではベビーマッサージ資格の選び方について解説。

ベビーマッサージを学ぶには「通学」と「通信講座」がありますが、資格取得の目的に応じて選ぶべき選択は変わってきます。

資格取得に興味のある方は、ぜひご覧ください。

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ベビーマッサージとは?ベビーマッサージの歴史

ベビーマッサージとは?ベビーマッサージの歴史

ベビーマッサージの資格について説明する前に、簡単にベビーマッサージについて説明させていただきます。

そもそもベビーマッサージは、フランスの精神科医兼産科医の「ルボワイエ博士」が1970年代に、インドのベビーマッサージを欧米に紹介したことがきっかけに広がったと言われています。

19世紀には、間違った育児法が流行

もともと、赤ちゃんを「なでる」「触れる」という行為は、伝統育児として世界各地で行われてきました。

しかし、19世紀ごろから欧米で「抱かない触れない育児法」という間違った育児法が流行った過去があります。

産業革命により、女性の労働力が求められたためです。

生産性をあげるため、親の都合に合わせた子育てを提唱する学者も現れました

例えば、自立心・独立心を養うため、必要な時以外は「抱っこしてはいけない」というのも、このころの学説の名残と言えます。

しかし、時代とともにこれらの「抱かない触れない育児法」は間違いであるというのが、いろいろな調査で明確になりつつあります。

むしろ、ベビーマッサージなどを通じてスキンシップをたくさんとった子の方が情緒が安定し、近年注目されている「非認知能力」が高い子どもに成長することも分かっています。

「非認知能力」とは、粘り強さ、協調性、やり抜く力、自制心、感謝する力といった数値で表すことのできない力のことで、子どもがよりよい人生を歩むうえで大切な能力とされ、2020年の教育改革でも重要視されています。

そのため、ベビーマッサージは近年、乳幼児期において効果的な育児方法として再び注目されています。

ベビーマッサージの資格はなにがおすすめ?

一口にベビーマッサージといっても、様々な資格があり、それぞれに特徴があります。

ベビーマッサージの資格の種類
  • IHTA認定チャイルドボディセラピスト1級
  • ロイヤルセラピスト協会(RTA)認定ベビーマッサージベーシック
  • 日本能力開発機構(JADP)認定ベビーマッサージインストラクター
  • 日本アタッチメント育児協会(ABM)認定ベビーマッサージインストラクター

この中でおすすめ資格は、「IHTA」です。ポイントは3つ。

  • 医師監修のカリキュラム
  • 指定校制度があり、卒業後の活躍もサポート
  • 専門学校などにもカリキュラム採用されているので安心

整体の考えを基盤に、着衣のままでも行えるベビーマッサージが学べます。

また、「チャイルドボディセラピスト1級」は、ベビーマッサージに加えて、ベビーヨガ+ストレッチの要素を盛り込んだ「ベビーヨガレッチ」を学ぶことができるのも特徴です。

>>ベビーマッサージの資格は何がおすすめ?代表的な資格と取得方法をご紹介

まずはベビーマッサージを学ぶ目的を整理しよう

まずはベビーマッサージを学ぶ目的を整理しよう

ベビーマッサージの資格を選ぶために必要なことは、まず、何のために学ぶのかを整理することです。

ここをしっかり整理しておかないと、安易に金額や時間数などで決めてしまいがちですが、あとで後悔するといったこになってしまいます。

ですので、まずはしっかりご自身の目的を整理しましょう。

ベビーマッサージの資格を取得される方の主な理由は、大きく3つに分けられると思います。

  • 自分と自分の子どものために学ぶ
  • ベビーマッサージの資格を活かして、教室を開く
  • 子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ

順番に解説していきます。

自分と自分の子どものために学ぶ

ベビーマッサージは子どものため、という風に思われている方も多いと思いますが、実はお母さんにとってもメリットがたくさんあります

出産後、10~15%の女性が「産後うつ病」にかかると言われていますが、その治療法として「ベビーマッサージ」が推奨されています

英国ロンドンでの研究では、産後うつ病のお母さんがベビーマッサージを行うことで、うつの症状が経験したという調査結果もあります。

産後うつでなくても、ベビーマッサージを通じてお母さんと赤ちゃんがスキンシップをはかることで、子どもへの接し方に自信を持ち、赤ちゃんを精神的に安定させることでお母さん自身もリラックスできるようになります

お母さんが育児体験に満足すれば、それが赤ちゃんの満足になり、感情的な結びつきが強くなります

ベビーマッサージの効果
  1. 脳やカラダの発達を促進
  2. 免疫力アップ
  3. よく寝てくれる
  4. 赤ちゃんの不安を解消

ベビーマッサージには、赤ちゃんとの親子関係が深まる効果も!

より詳しくベビーマッサージの効果を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ベビーマッサージの教室を開いて、収入を得る

ベビーマッサージの資格は、「おうち起業」にも最適です。

自宅開業できる「ベビーマッサージ教室」は育児中・子育て中のお母さんでもできることから人気となっています。

また、自宅でなくても、

  • 出張レッスン
  • 児童館や公民館などの公共施設
  • 病院や産婦人科など

で展開されている方も多くいます。

ベビーマッサージに国家資格はなく、すべて民間資格となります。

そのため、無資格でも教室の開業は可能ですが、小さなお子様と接する仕事となりますので、無資格で教室を運営するのは正直難しいと言えるでしょう。

反対に、資格を取得して開業する場合は「●●協会認定資格取得」とプロフィールに書くことで安心・信頼を得ることができます。

なので、資格を選ぶ際は、教室を開業する際のサポート体制があるかなど、資格を発行する協会についてもしっかり調べておくことが必要です。

ちなみに、YMCメディカルトレーナーズスクールで教えているベビーマッサージは、IHTA(一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会)が認定する「チャイルドボディセラピスト」という資格となります。

IHTAでは、自宅開業のためのアドバイスや、指定校としての活動をバックアップするための制度が整っています。

子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ

ベビーマッサージを学ぶ人の中には、保育士や看護師、助産師など、赤ちゃんに携わる専門職の方々がスキルアップとして学ばれる方も多いです。

目的としては、大きく3つが考えられます。

  • 資格を得て、現在の仕事から転職を考えている
  • 現在の仕事のスキルアップを目指している
  • ご自身のペースで教室を開きたいと考えている

小さなお子様と接する機会の多い専門職の方は、実際に保護者からの質問も多いです。

そんなときに適切にアドバイスができなかったと、いろいろ後悔する場面を経験したことで、適切なアドバイスを行えるよう専門知識を求めてベビーマッサージの資格を学びに来る方が大勢いらっしゃいます。

何より、子育てで悩むお母さんは、本当に孤独です。

そんなお母さんの力になれたと実感できる瞬間は、ベビーマッサージを伝えるインストラクターが共通してもっている「やりがい」となっています。

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ベビーマッサージの資格取得の方法は2つ

ベビーマッサージの資格取得の方法は2つ

ベビーマッサージの資格を取得する方法は大きく分けて2つです。

  • 通学で学ぶ
  • オンライン講座で学ぶ

順番に説明します。

通学で学ぶ

ベビーマッサージの資格を学ぶのであれば、時間的・場所的に問題がないなら通学スタイルが最もおススメです。

ベビーマッサージでは、赤ちゃんにマッサージをするための手技を学びます。

そのため、通信講座よりも圧倒的に通学で対面形式の方が分かりやすいです。

また、講師が直接マッサージの仕方をチェックできますので、「ちゃんとできているのかな?」といった不安も対面であれば講師が適切にアドバイスをくれます

体に関すること、脳に関することも学びますので、専門用語など分からないことがあった場合でも、すぐに質問できるのも大きな安心です。

一方、通信講座は一人で学ぶケースがあるので、孤独になりやすく、勉強スケジュールを自分で組み立てなければいけないので、途中でドロップアウトしてしまう人も少なくありません。

自己管理が苦手な人には向かない場合があります。

ほかにも、通学のメリットとして、同じタイミングで学ぶ生徒同士の横のつながりが持てるのも利点です。

卒業後も、生徒同士で情報交換やビジネスのつながりとして広げることもできます。

通信講座で学ぶ

ベビーマッサージの資格は、通学のほかにオンライン講座でも学ぶことができます

オンライン講座とは、インターネット回線を通して遠隔地でも場所にとらわれることなく学ベるのが利点です。

オンライン講座でも「録画」したものを自分のタイミングで視聴するタイプと、「LIVE配信(生配信)」によるものに分かれます

どちらにもメリットはありますが、ベビーマッサージを学ぶのであれば「LIVE配信(生配信)」の方式がおすすめです。

録画方式の場合、好きな時間に好きなタイミングで学べるというメリットがある反面、どうしても一方向の授業となってしまい、不明点などが質問できないというデメリットがあります。

乳幼児を相手にするベビーマッサージでは、安全な教室を展開するための大事な学びがあります。

分からない部分を分からないままにしてしまうことは、安全な教室を作るうえでは適してない場合があるでしょう。

ちなみに、オンライン講座を受講する場合、スマホやタブレットでも受講できますが、PCで受講する場合は「外付けカメラ」と「外付けマイク」が必要になる場合があります。

>>【おすすめコース】チャイルドボディセラピスト1級取得ならYMC

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ベビーマッサージの資格を取得しようと思ったら、いきなりスクールを比較するのではなく、まずは目的を整理することをおすすめします。

主な目的は3つ

  • 自分と自分の子どものために学ぶ
  • ベビーマッサージの教室を開いて、収入を得る
  • 子どもに携わる仕事をしている人のスキルアップ

そして、目的に応じて

  • 教室を開きたいなら通学またはLIVE配信型のオンライン講座がおすすめ
  • 自分のために学ぶなら録画方式の通信講座もOK

さらに、

  • ベビーマッサージの教室を開いて収入を得るには、資格の発行団体が大事

ということをお伝えさせていただきました。

ベビーマッサージの資格選びは、資格を取得した後の活動にも大きく影響してきますでの、しっかりと情報収集してください。

YMCメディカルトレーナーズスクールでは、納得して決めてもらえるよう無料で相談を受け付けていますので、どうぞ気軽にお問い合わせください。

スタッフ一同、ご連絡をお待ちしております。

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執筆者 :遠藤洋子
IHTA認定チャイルドボディーセラピスト トップインストラクターとして長きに渡り幼児教育・ベビーマッサージの普及に努める。
大学や専門学校でも講義を行い、これまでに多くの生徒を輩出。

<保有資格>
・IHTA認定 チャイルドボディセラピスト トップインストラクター
・IHTA認定 リフレクソロジスト
・IHTA認定 リラクゼーションセラピスト
・IHTA認定 メディカルトレーナー
・IHTA認定ボディトレーナー
・IHTA認定 小顔デザイナー

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