アロマセラピストになるステップとして、資格取得を考える方も多いことでしょう。
実は、資格を持っていなくてもアロマセラピストとして働くことはできますが、お仕事をする上では資格を持っていることが前提になることがしばしば。
そこでこの記事では、資格取得のメリット、資格の種類、取得方法まで、徹底解説いたします。
YMCメディカルトレーナーズスクールでアロマセラピーの資格取得をお考えの方は、下記のリンクをご覧ください。
アロマセラピストは資格が必須というわけではない
アロマセラピストという職業には、民間の資格はありますが国家資格はありません。
なので、「なろう!」と思ったその日からアロマセラピストを名乗ることができます。
とはいえ、お仕事をする上で資格があるとなにかと有利にはたらきます。
もっともポピュラーな資格は公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が発行しているアロマテラピー検定です。
他にも色々な資格がありますので、身につけたい技術や、やりたい仕事に合わせて資格を選ぶといいでしょう。
後ほど具体的に見ていきます。
アロマセラピスト資格を取得するメリット
- 知識、技術の向上
- 信頼が得られる
- 協会からの支援が受けられる
資格を持っているということは、アロマセラピストとしての知識と技術の証明になります。
やはり、持っていないよりは持っている方が、以下の3つの理由で就職や開業の際に有利です。
1.知識、技術の向上
資格の勉強には正しい精油の知識やマッサージの技術が必要になります。特に、技術面は独学で学ぶには限界があるもの。
まずはベースとなる基礎知識と技術を身につけるのに、資格取得はぴったりです。
2.信頼が得られる
資格はその知識と技術の証明なので、アロマセラピストとしてある程度の信頼を得ることができます。
資格手当がある職場もあるので、その分給与アップも見込めます。
特に、お客様の身体に直接触れて施術をおこなうとなると、資格保有者のほうが安心して任せられますよね。
3.協会からの支援が受けられる
資格を取得すると協会の会員になることができます。
協会は会員に対して、アロマに関する最新の情報の提供、精油や資材の割引販売、求人募集の提供、各種セミナーの開催などをおこなっています。
協会によって内容は違いますが、専門性の高い情報を得ることができます。
アロマセラピスト資格の種類
資格を発行している協会はいくつかあります。
主な協会は
- 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)
- 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)
- 日本アロマコーディネーター協会(JAA)
- NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会
などです。
その中で今回はメジャーなAEAJとIHTAの検定について掘り下げます。
AEAJの主な資格
誰でも受験可能な検定
アロマテラピー検定
AEAJ会員向けプロフェッショナルな検定
アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
内容、料金、対策方法などの詳細を見ていきましょう。
アロマテラピー検定
アロマテラピー検定には2級と1級があります。アロマセラピーに関する幅広い知識を問われる試験です。AEAJの会員でなくても誰でも受験可能で、アロマの基礎知識が出題されるので、まず最初はこちらの取得がおすすめです。
料金
2級:¥6,600(税込)1級:¥6,600(税込)併願:¥13,200(税込)
試験法式
マークシート 2級:50分55問 1級:70分70問
対策
AEAJが発行している『アロマテラピー検定公式テキスト1級・2級』の内容から出題されます。公式の問題集も販売されていますので、そちらを使って対策することをおすすめします。
アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーアドバイザーはアロマテラピーの効用に関する知識を備え、安全面や法律面から正しく社会に伝えることのできる能力を認定する資格です。AEAJの会員であること、「アロマテラピー検定1級」を取得していること、両方が資格取得の条件です。認定講習会を受けたあと、申請手続きを行うことで、取得することができます。
取得方法
アロマテラピー検定1級に合格する→AEAJの会員になる→アロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する→申請・登録手続きをおこなう
認定講習は「AEAJの直接開催」と「認定スクール開催」のものが選べます。どちらを受けても資格取得可能ですので、ご都合に合わせて受講できます。
アロマテラピーインストラクター
アロマテラピーインストラクターは一言でいうと、アロマテラピーに関する授業ができることを証明する資格です。前述のアロマテラピーアドバイザーの資格保有が前提となりますので、まだの方はそちらもふまえた上で準備しましょう。
取得方法
ロマテラピー検定1級に合格する→AEAJの会員になる→アロマテラピーアドバイザーの資格を取得する→認定スクールでアロマテラピーアドバイザー必修科目を修了する→試験に合格する
試験内容
年2回実施 70問(アロマセラピスト学科試験合格者は35問)
対策
必修科目のみだと4科目25時間以上を修了することで受験資格を得ることができます。アロマテラピーインストラクターが身につけるべき知識や能力を総合的に学ぶ48時間以上の標準カリキュラムというものも存在します。ご自身のキャリアに合わせてどちらを学習するか選ぶとよいでしょう。
IHTAの主な資格
- アロマセラピーアドバイザー
- アロマボディセラピスト 1級
- オイルボディセラピスト
この3つの資格はアロマセラピストの資格の中でも専門性が高いものになっています。
精油の詳細、カウンセリング、通常のアロマトリートメント技術にくわえ、症状の改善に導く深層部まで届く圧の深い技術のオイルトリートメントアドバンスを学びます。
取得するとトップアロマセラピストとして活躍することができます。
アロマセラピーアドバイザー
取得方法
認定校の特定科目(アロマ精油理論)を修了後、試験に合格。
学習内容
30種類の精油については、精油の作用、精油学、香りの分類と相性、症例別ブレンド方法。
アロマボディセラピスト 1級
取得方法
認定校のコース修了後、試験に合格。
※YMCの場合、アロマセラピーアドバイザー、ディープボディトリートメントと同時受験可能。
学習内容
トップアロマセラピストコース
30種類のエッセンシャルオイル(精油)について、精油の作用、精油学、香りの分類と相性、症例別ブレンド方法、カウンセリング等を学び通常のアロマトリートメント技術と、改善に導く深層部まで届く圧の深い技術のオイルトリートメントアドバンスまで習得できるコース。 初心者の方でも安心してスタートし、様々な要望のお客様に対してアプローチできる技術習得を目指します。
オイルボディセラピスト
取得方法
認定校の特定科目(オイルボディトリートメント)を修了後、試験に合格。
学習内容
体内にたまった老廃物や毒素をリンパ液に乗せて排泄すると同時に、ストレスや疲れによってガチガチに硬くなった筋肉をほぐし、血行促進やリラクゼーション効果の高いオイルトリートメント技術を習得します。
資格の勉強はYMCがおすすめ!
アロマのお仕事は資格がなくても始められるとはいえ、資格をもっている方が有利であることは確か。
資格の性質上、お仕事をしながら資格取得に向けて勉強をするのもいいでしょう。
特に、講習を受けると取得できる資格はお仕事にも役立つのではないでしょうか。
YMCは、IHTAの認定校ですので、資格取得までしっかりサポートいたします。
またAEAJ対策の講座もご用意しております。
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