寒い季節になると、空気も乾燥し、より一層の感染症対策が必要になりますね。
健康維持、風邪対策にはヨガがおすすめです。
今回は、免疫力を高めるヨガポーズ4選をご紹介します!
ヨガで免疫力を高めるポイントとは?
ヨガは免疫力を高め、健康的なカラダに導いてくれることでも知られています。
ヨガがカラダに良い理由は何なのでしょうか?
ヨガで免疫力が高まるポイント2つをご紹介します。
呼吸
ヨガのレッスンでは、普段よりゆっくりと、深く呼吸をすることが基本です。
深い呼吸は血流を改善し、酸素や栄養、熱などが全身に行き渡ることでカラダを整えてくれます。
また、ゆっくりとした呼吸により、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整うことで、回復力アップ、免疫力アップにつながります。
腸への刺激
ヨガのさまざまなポーズは、内臓への刺激になり、内臓の機能を活性化してくれます。
「ねじりのポーズ」や「お腹まわりを圧迫するポーズ」などは、腸を刺激して活性化させてくれます。
腸の中には免疫細胞の7割が集まっているとも言われており、腸を整えることは免疫力を高めるのに重要なポイントです。
免疫力を高めるおすすめのヨガポーズ4選!
今回ご紹介するのは、YMCのYouTubeチャンネルで公開している、YMC講師の本田雄介先生による『免疫力アップヨガ』のレッスンです。
免疫力アップには色々な方法があると言われていますが、今回は腸にフォーカスして行います。
ストレスを減らす動き、自律神経を整えるような動きで、腸を休ませながら生活リズムを整えましょう。
他にも腸に直接刺激を与えるような動きで、腸の働きを活性化させて、消化力を高めるポーズもご紹介します。
動画で詳しく見たい派の方は、上記の動画を再生してご覧ください!
猫と牛のポーズ
ヨガの基本のポーズのひとつである、猫と牛のポーズ。
ヨガのレッスンのウォームアップに使われます。
呼吸を整えるとともに、自律神経を整えてくれます。
- 四つん這いになる(ひざが痛い場合はタオルなどを敷きましょう)
- ひざとひざの間隔はこぶし1個か1個半くらいに、つま先は立てて、肩の下に手を置く。ヒジは内側同士を向かい合わせにする。
- 吸う息で背中をまっすぐに伸ばし、ゆっくり吐く。
- 次の吸う息で、尾てい骨を上に向けるお腹を下げて、視線は斜め上に。
- 吐く息で尾てい骨を下に、背中を丸く突き上げて目線はおへそに。
- 自分の呼吸に合わせて3〜5回程度くり返す。
呼吸を意識しやすいポーズです。
普段よりゆっくりとした呼吸で行いましょう。
かんぬきのポーズ
門などにつけるかんぬきが名前の由来のポーズ。
手先からお腹まわりにかけて、深くストレッチできます。
股関節の柔軟性アップにも効果的です。
- ひざ立ちになり、つま先は立てる。
- 右足を横に伸ばし、足の裏はしっかりと床に付ける。(つま先は前を向いても横を向いてもいい)軸足のひざは腰の下にあるようにする。
- 右手の手のひらを前に向け、太ももに沿わせる。
- 息を吸いながら左手を天井の方へ上げる。
- 吐く息で伸ばした足の方へカラダを倒していく。(視線は正面か下、上など、見やすいところへ)
- 自然な呼吸ができるところでカラダをキープし、3〜5回呼吸する。
- 吸う息でカラダを元に戻し、反対側も同じように行う。
体側を気持ちよく伸ばすポーズです。
ひざから手の先までを、長く伸ばす意識をしましょう。
半分のラクダのポーズ
ヨガの基本の後屈のポーズです。
半分ずつ行うことで、普通のラクダのポーズよりも易しくなっています。
腰痛がある方は、このポーズは控えましょう。
- ひざ立ちになり、つま先は立てる。
- お尻をカカトに乗せ、つま先立ちで正座をしている状態になる。
- 右手で右のカカトを触る。
- 左手を前から右のカカトのあたりに持ってくる。
- 息を吸いながら左手を上に回し、お尻を浮かせていく。
- 胸も天井の方へ引き上げて、視線は伸ばした手の方へ。(足の付け根を前に押し出すように意識する)
- 下の手はカカトを押し続け、かかとは手を押し返す意識をし、上の手はなるべく長く伸ばす。
- 上の手を右側から回してつま先立ちの正座に戻る。
- 反対側も同じように行う。
腰に負担がかかるポーズなので、無理のないように。
ポーズの後は、チャイルドポーズで腰まわりを休めましょう。
胃腸を刺激するチャイルドポーズ
休息のポーズとして使われるチャイルドポーズ。
副交感神経を優位にし、リラックス効果が得られます。
今回は手で胃腸を刺激しながら行います。
- 正座になる。
- 両手でこぶしを作り、足の付け根に置く。
- 息を吸い、吐く息でこぶしを巻き込みながら、カラダを前に倒す。
- 可能であればおでこを床に付ける。
- 5回ほど呼吸する。
- 上半身を丸めながら起き上がる。
腸だけでなく、胃も刺激するポーズです。
血流の改善も期待できます。
ヨガで胃腸を刺激して免疫力を高めよう!
今回ご紹介したポーズは、2日に1回程度、寝る前に行うと効果的です。
ポーズの効果を高めるためには、深い呼吸を意識しながら行いましょう。
ヨガで胃腸を活性化させて、免疫力を高めましょう!
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