ランチを食べた後に眠くなってしまうのは、多くの人が感じている問題です。
眠いと仕事のパフォーマンスも下がってしまいますよね。
今回は午後に眠くなる理由と、眠気を撃退する方法をご紹介します!
午後に眠くなるのはなぜ?
ランチ後の眠気に悩まされている方は多いもの。
なぜ昼間は眠くなってしまうのでしょうか?
午後に眠くなる原因を探ってみましょう。
睡眠不足
ある程度の睡眠時間を確保しているつもりでも、実は深い眠りに付けていない場合もあります。
眠りが浅かったり、睡眠の質が良くなかったりすると、睡眠不足になってしまい、それが原因となって、午後に眠くなってしまうのです。
スマホやパソコンのブルーライトや、仕事などのストレス、お酒の飲み過ぎなども、睡眠の質を低下させる原因になっているもの。
本人に自覚はなくても、実は睡眠不足で眠くなるというケースもあるのです。
副交感神経が優位に
ランチを食べた後は、カラダが食べた栄養を消化しようとします。
そのように内臓が忙しく働く時は、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると、心身はリラックスモードになるため、眠気が引き起こされるのです。
血糖値の変化
午後に眠くなってしまう理由のひとつに、血糖値の上昇もあげられます。
ランチには短時間にさっと食べられる、丼ものや麺類を選んでしまいがちですよね。
ですが、これらの食事には特に糖質が多く、食後は血糖値がぐんと上がってしまいます。
急激な血糖値の上昇は、眠気の原因になってしまうのです。
午後の眠気を撃退する方法6つ
午後に眠くなってしまうと、仕事もはかどりませんよね。
いくつかの生活習慣を変えることで、眠気を抑えられる可能性があります。
午後の眠気を撃退する方法6つをご紹介します。
睡眠の質を高める
睡眠の質を高めることは、午後の眠気を撃退するために大切なポイントです。
睡眠時間は、できるなら6時間以上は確保しましょう。
ですが、仕事の都合で十分な睡眠時間が確保できない、という方も少なくありません。
そのような場合は、少しでも睡眠の質を高めるように工夫してみましょう。
スマートフォンやパソコンは、できたら就寝の1時間前くらいからは見ないようにしたほうがいいです。
寝る前はなるべくリラックスタイムを取り、仕事のことや悩みなどは一旦置いておくこと。
オンとオフをしっかりと切り分け、夜は長めに入浴したり、夜ヨガを行ったり、寝る前にリラックスできる時間を確保して、睡眠の質を高めましょう。
ランチを減らす
眠気を抑えるためには、食べ過ぎないこともポイントのひとつです。
ランチは腹八分目に控えましょう。
食べ過ぎると、カラダが消化作業に忙しくなり、頭に十分な血液が巡らず、午後の眠気の原因にもなってしまいます。
食事は腹八分目にコントロールすることで、眠気を抑えることにつながります。
ランチのチョイス
ランチのチョイスによっても、眠気を抑えることにつながります。
ランチには丼ものや麺類などを選びがちですが、白米や小麦をたくさん食べることは、血糖値を上昇させてしまい、午後の眠気につながるもの。
ランチにはなるべく野菜類を多めにするなど、糖質をとり過ぎないように工夫をしてみましょう。
昼寝をする
少しの仮眠は、パフォーマンスの上昇につながります。
可能な場合は、眠くなったタイミングで、少し昼寝をするのも、その後の眠気を抑える方法のひとつです。
ですが、昼寝をしすぎるとかえって脳にダメージを与えると言われており、昼寝は30分以内に留めましょう。
軽い運動をする
ランチ後の軽い運動は、血糖値の急激な上昇を防ぎ、眠気を抑えることにつながります。
15分〜20分程度のウォーキングなどがいいでしょう。
ウォーキングなどの有酸素運動は、筋肉が糖を消費するため、血糖値の上昇を妨げてくれるのです。
朝ごはんを抜かない
朝は時間がなく、朝食をとる時間がなかったり、出勤時間のギリギリまで寝ていたいという方も少なくありません。
ですが、朝ごはんを抜いてしまうと、お腹が空っぽの状態が長く続くため、ランチを食べた後に、血糖値が突然上昇してしまいます。
朝ごはんを食べることで、ランチ後の急上昇を防げるのです。
午後の眠気の撃退に!立位の前屈のポーズ
ヨガポーズで頭に血を巡らせて、眠気をスッキリ覚ましましょう。
心臓より頭が下に下げる前屈は、頭に新鮮な血液を送り、脳のリフレッシュや集中力アップにつながります。
腕を前に伸ばすことで、肩こり緩和にも効果的です。
- 足を肩幅程度かそれより広めに開いて立つ。
- 息を吸いながら背中の後ろで指を組み、背筋を伸ばす。
- ゆっくりと吐きながら骨盤から折りたたむように、前に上体を倒す。組んだ指は前方に伸ばす。
- そのまま3〜5回呼吸する。
- 終わったらヒザを曲げながら、ゆっくり上体をロールアップする。
前屈の時は、ヒザを軽く曲げても大丈夫です。
工夫して午後の眠気を撃退しよう!
午後のパフォーマンスの低下は防ぎたいもの。
眠気と戦いながらの仕事は辛いですよね。
生活習慣を見直して、午後の眠気を撃退しましょう!
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