「土踏まず」ってあった方がいい?土踏まずの役割とアーチを作る方法

土踏まずのアーチを作るエクササイズ

普段、ご自分の足の裏をチェックすることはありますか?

あまり気にしたことがない方も多いかも知れませんが、土踏まずのアーチはしっかりとあるでしょうか?

土踏まずのアーチがなくなってしまうと、カラダにさまざまな悪影響を及ぼすことも…。

今回は、土踏まずの役割やアーチを作るエクササイズについて、ご紹介します!

土踏まずとは?

土踏まずとは?

「土踏まず」とは、足裏にあるアーチ形状のことです。

その名の通り、窪んでいるため歩く時に地面と接触しない部分であることから、「土踏まず」と呼ばれています。

土踏まずはハイハイをしている乳児期にはなく、歩行を行うことで、徐々に足裏のアーチとして出現します。

土踏まずの役割とは?

土踏まずの役割とは?

普段はあまり気にしていない方も多い「土踏まず」ですが、カラダにとって大切な役割をしています。

足裏は歩いたり走ったりした時に、1番最初に地面からの衝撃を受ける部分。

土踏まずは、地面から伝わる衝撃を和らげる働きをしています。

足裏にアーチの形状があることで、地面からの衝撃を吸収してくれるのです。

このアーチがなくなってしまう状態を「扁平足」と言います。

扁平足になってしまうと、地面からの衝撃がカラダに直接影響を及ばしてしまい、足の疲れやヒザや股関節の痛み、腰痛や姿勢の歪み、などの原因になってしまうこともあるのです。

土踏まずがなくなるデメリットとは?

土踏まずがなくなるデメリットとは?

地面から受けるカラダへの衝撃を緩和する役割をしている「土踏まず」。

土踏まずがなくなることは、カラダにさまざまな悪影響を及ぼす可能性も…。

土踏まずがなくなることのデメリットをチェックしましょう。

怪我をしやすくなる

怪我をしやすくなる

土踏まずのアーチ形状は、地面からの衝撃を吸収する他にも、重心移動をスムーズにしたり、バランスを取りやすくする、などの働きをしています。

そのため、土踏まずがない人や少ない人は、歩行が上手くいかずに、転びやすくなってしまうこともあるのです。

外反母趾や足の痛みを招く

外反母趾や足の痛みを招く

土踏まずがない状態で歩行すると、足に負担がかかってしまい、外反母趾や足の痛みを招いてしまう可能性も。

また、地面から伝わる衝撃を吸収することができないため、ヒザや股関節、腰などが直接衝撃を受けてしまい、関節の痛みや腰痛の原因にもなってしまいます。

姿勢が悪くなる

姿勢が悪くなる

足裏にアーチ形状がなくなってしまうと、カラダの重心がずれてしまい、正しい姿勢をキープしにくく、姿勢が悪くなってしまうことも。

逆もまた然りで、猫背の姿勢がクセになってしまうと、カラダの重心がずれて足裏のアーチ形状がなくなってしまうこともあるのです。

土踏まずがなくなってしまう原因は?

土踏まずがなくなってしまう原因は?

土踏まずがなくなってしまう理由としては、運動不足や加齢による筋肉量の低下があげられます。

そのため、運動の機会が少ない社会人の方や高齢者の方などに起こりやすい症状でもあります。

土踏まずがなくなってしまった方でも、定期的な運動や足裏エクササイズをすることで、土踏まずを回復することも期待できます。

土踏まずのアーチを作るエクササイズ

土踏まずのアーチを作るエクササイズ

足裏を床につけて、ボールペンが入る程度のアーチ形状があれば、土踏まずがあると言えます。

そのような隙間がない方は、エクササイズをして足裏を鍛えてアーチを回復させましょう。

自宅でもできる簡単なエクササイズをご紹介します。

足ジャンケン

足ジャンケン

シンプルに、足の指でグーチョキパーを作るエクササイズです。

動きにくい指などあるか、チェックしましょう。

チョキだけ2パターンあります。

やり方
  1. 足の指をギュッと握ってグーを作る。
  2. 足の親指だけを上げてチョキにする。
  3. 足の親指だけを下に下げたチョキにする。
  4. 足の指全部を大きく開き、パーにする。

足の指の動きは、足裏の筋肉に直接影響しています。

動きにくい指がなくなるように、定期的にエクササイズをくり返しましょう。

タオルギャザー

タオルギャザー

「タオルギャザー」は、バレリーナやアスリートも行う足裏のトレーニングのひとつです。

薄手のタオルを1枚用意して行いましょう。

やり方
  1. タオルを床に縦に広げて置き、タオルの1番下にカカトがくるようにして、片方の足を置く。
  2. そのまま足の指をできるだけ大きく広げてタオルをつかみ、手繰り寄せる。
  3. 何度もくり返し、タオルを全部引き寄せる。
  4. 終わったら反対の足も同じように行う。

初めはできなくても、毎日続けることで上達するでしょう。

エクササイズ以外に、インソールも活用しよう

エクササイズ以外に、インソールも活用しよう

土踏まずを回復するには、エクササイズはもちろんですが、インソールの活用もおすすめです。

土踏まずがない状態では、歩く時に地面から衝撃を受けてしまいます。

インソールを使うことでアーチ形状がサポートされ、歩行の際の衝撃を緩和するとともに、土踏まずの回復が期待できます。

アーチ形状をサポートしてくれるインソールを選びましょう。

土踏まずはとても大切な役割をしている

土踏まずはとても大切な役割をしている

運動不足により、気がつかないうちに土踏まずがなくなっている方も多いかも知れません。

自分の足裏をチェックして、アーチが少ない場合は、早めに土踏まず回復のエクササイズを行いましょう!

なお、今回の記事を読んで「YMCメディカルトレーナーズスクールに興味をもった!」という人は、以下のボタンから資料請求や個別相談の申し込みが無料でできますので、気軽にご相談くださいませ。

スタッフ一同、ご連絡をお待ちしておりますね。

執筆者 :YMCスタッフ
いつも当スクールのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
YMCメディカルトレーナーズスクールでのスクールライフや気になる記事を分かりやすく発信していきます。

上へ戻る