キャットアンドカウ|4つの効果と正しいやり方・注意点を解説

ヨガを習っている方には、お馴染みのキャットアンドカウ。

とても簡単なヨガの基本のポーズですが、実はとても奥が深いものです。

今回はキャットアンドカウの効果やポーズの深め方について、ご紹介します!

キャットアンドカウとは?

キャットアンドカウとは?

キャットアンドカウは、ヨガの基本的なポーズのひとつであり、ヨガレッスンの前半にウォームアップとして行われることが多いです。

背中を丸めた猫が由来のキャットポーズと背中を反らせる牛を彷彿とさせるカウポーズがセットになっており、シンプルですがヨガポーズの基盤にもなるものです。

キャットアンドカウの効果4つ

ヨガを習っている方なら、誰でも一度は行ったことがあるキャットアンドカウ。

キャットアンドカウは、シンプルでありながら、深めるとさまざまな効果が得られるポーズです。

その中でも、主な4つの効果をご紹介します。

呼吸を整える

呼吸を整える

ヨガのレッスンのウォームアップとして使われるキャットアンドカウですが、カラダのウォームアップ以外にも呼吸を整える目的を兼ねていることが多いです。

キャットアンドカウは呼吸と連動して行いやすく、ヨガで大切な『呼吸とともに動く』、という感覚を得やすいポーズ。

ゆっくりとキャットアンドカウを行うことで、普段の浅い呼吸から、ヨガの深い呼吸へとスイッチできるのです。

自律神経を整える

自律神経を整える

キャットアンドカウでは、背骨を丸めたり反らせたりしてしっかりと動かすエクササイズをします。

自律神経系の働きに深く関わっている背骨を刺激することで、自律神経を整えることにつながります。

また、キャットアンドカウでは普段よりもゆっくりとした呼吸を行うため、それによっても自律神経が整えられます。

背中をほぐす

背中をほぐす

特にデスクワーク中心の方は、背中に疲労が溜まりやすいもの。

背中の疲労は肩こりや腰痛の大きな原因です。

キャットアンドカウは、背骨や肩甲骨のまわりを動かしてほぐすことができます。

それによって背中全体の筋肉をリラックスさせることができ、疲労解消の手助けになるのです。

インナーマッスル強化

インナーマッスル強化

キャットアンドカウはシンプルな動きでありながら、しっかりと行うことでインナーマッスル強化にもつながります。

特に猫のポーズは、お腹まわりの筋肉強化に適したポーズです。

吐く呼吸とともに、おへそを背中の方に引き込み背中を丸め、腹筋に力を入れることで、腹横筋の刺激につながります。

ウエストの引き締めにも、キャットアンドカウは効果的なのです。

キャットアンドカウのやり方

キャットアンドカウのやり方

キャットアンドカウはヨガの基本のポーズのひとつです。

初心者の方にもできるポーズなので、挑戦してみましょう。

やり方
  1. 四つん這いになり、肩の下に手が、骨盤の下にヒザがあるようにする。
  2. 反り腰にならないように、おへそを軽く引き上げ、背筋を伸ばす。
  3. ゆっくりと息を吐きながら背中を丸めて尾てい骨を下に向ける。目線はおへそへ。
  4. ゆっくりと息を吸いながら、尾てい骨を上向きにして背中を反らせ、胸を開いて姿勢は上に。
  5. 呼吸と共に3〜5セットくり返す。

キャットアンドカウのポイントと注意点5つ

キャットアンドカウのポイントと注意点5つ

キャットアンドカウはシンプルなポーズですが、効果を得るためには細部を正しく行う必要があります。

やり方の注意点とポイントをチェックして、キャットアンドカウを深めていきましょう。

呼吸を意識する

キャットアンドカウでは呼吸がキーになります。

キャットアンドカウはシンプルなポーズのエクササイズですが、慣れるまでは呼吸と連動させるのが難しいかも知れません。

深い呼吸をすることに慣れていない場合は、動き終わる前に、息を吸い切ったり吐き切ったりしてしまいます。

呼吸を意識して、動きと連動できるようになりましょう。

尾てい骨を意識する

背骨全体を動かすポーズですが、それが意外と難しく、自分が動かしやすい場所だけを動かしがちになってしまいます。

猫のポーズでは尾てい骨を床に向ける意識をして骨盤を後傾させ、牛のポーズでは尾てい骨を天井に向けるようにして、骨盤を前傾させるように注意しましょう。

四つん這いのポジション

ポーズを行う土台になる四つん這いのポジションはチェックが必要です。

肩の下に手が骨盤の下にヒザがあり、テーブルのような形になるように意識しましょう。

お腹が緩みがちになり、下に垂れ下がることが多いので、軽く引き上げるように意識しましょう。

つま先の使い方

キャットアンドカウは、つま先を立てる場合と伸ばして行う場合、もしくは両方を行う場合もあります。

どれも間違いではなく、それぞれにメリットがあります。

初心者の方はつま先を伸ばすとポーズが安定しない場合があるので、つま先を立てるとやりやすくなるでしょう。

肩や首のアライメント

四つん這いのポジションでは、両手に体重がかかりがちです。

そうなると、肩がすくんでしまう可能性があるので注意しましょう。

しっかりと手で床を押し、肩から首を伸ばす意識を保ち、お腹を引き上げて行いましょう。

キャットアンドカウがやりにくいのはなぜ?

キャットアンドカウがやりにくいのはなぜ?

背中を大きく丸めたり、反らせたりすることは日常生活ではなかなか行いません。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、背中や胸の筋肉がこり固まって、動かしにくくなってしまいます。

キャットアンドカウは、シンプルなヨガポーズでありながら、深めるのには時間がかかるケースも多いポーズなのです。

キャットアンドカウを深めよう

キャットアンドカウを深めよう

キャットアンドカウはとても奥深いポーズです。

基礎的なポーズでありながら、深めるとさまざまな効果が得られます。

この機会に、キャットアンドカウを見直してみましょう!

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