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ヨガ講師 林真矢 インタビュー|「自分」を大切にできる人になって欲しい

YMCメディカルトレーナーズスクールでRYT200(ヨガインストラクター養成講座)の育成講師を務める林真矢先生。

今回のインタビューでは、真矢先生がヨガ講師として生徒さんたちに伝えていきたいことを伺いました。

見た目とは裏腹に、パワフルさと行動力の持ち主の真矢先生。その考えに至るまでなどを伺いました。

ヨガを学びたい人、ヨガの資格に興味がある人、ヨガスクールの入校を検討している方には必見の内容です。

林真矢

YMCメディカルトレーナーズスクール名古屋校
全米ヨガアライアンス(RYT200/500)養成コース 講師
IHTA認定 マタニティヨガインストラクター養成コース 講師
IHTA認定 産後ケアトレーニング指導者養成コース 講師

マタニティヨガがきっかけ

 

私はマタニティヨガをきっかけにヨガを始めました。

出産した後にふと思い立って子連れで行けるヨガを探して、参加した時、自分が凄く疲れていることに気が付いて、心がとてもリラックスできた実感を感じられました。体を動かすだけじゃなくて、心に対してのアプローチがヨガにはあるんだなということに気づいて、「ヨガってなんだろう」ってただヨガのことを知りたい。と思ってYMCに入学しました。

YMCに入ってヨガを学んでいく中で、もっと知りたいは止まらなくて。それと同時に伝えていくことに対してとても意義があることだなと思いました。自分自身の経験の中で自分だから伝えられることがある。仕事や家事、育児の中で日々戦っている方や産前産後の方に対してヨガを伝えられる人になりたい。そんな思いで、女性専用のヨガスタジオを作りました。

 

YMCのロープレでイントラを目指すように

YMCに入学したのは子供が2歳になるぐらいのころです。

ヨガを知って学んで、学ぶだけではなく同時に資格が取れるって良いなと思いました、自分に自信が欲しかったのかもしれません。

あと出産を機に家いる時間、子どもと2人の時間が長く続いていて、1人の時間と外に出て外の世界と触れ合うきっかけがほしいというのもありました。

YMCに入ってみて、ロープレが多くてそれを乗り越えるのが課題だと思いました。ただ人に対して話したり、伝えることに対して大きな抵抗はなくて、伝えていくことに慣れていくと楽しいなと思えるようになりました、どんな言葉でどんなレッスンにしよう!と考えるとワクワクもしました。自分だったらこうやってやるなとか、いろんなイメージが膨らんでいたので、卒業後もう少し伝えていくことをできたら、なにか仕事としてやれたら良いなと思いが膨らんできました。

 

スタジオ運営は子育ての息抜きで楽しく

卒業してから、名古屋駅から電車で20分くらいの駅から近い場所でヨガスタジオをオープンしました。

3月にYMCを卒業して5月にオープンしました。卒業する前にもう場所を決めて契約して。工事もしてましたね。「やってみよう!」そんな思いしかなかったです。

ヨガスタジオって在庫を抱えるわけじゃないし、わたしの周りでもヨガをできる場所を探している知人が結構多かったので、やればきっと多くの人が足を運んでくれる場所になる!と思っていました。

当時は同じ時期にYMCを卒業した同期がとても魅力溢れる方ばかりで、そんな同期を誘って、レッスンを担当していただきました。私は子供が当時2歳。土日とか夜のレッスンが難しい時間もあって、助けて貰いました。

スタジオ運営は大変でもあったけれど、仲間の支えもあって子どもがいても続けられました。それと育児の息抜きでもあって、スタジオは居心地が良い空間で。本当に楽しくて、すごく良い時間でした。やっぱり集客は苦戦した時期もあったけど、かけがえのない6年間です。その時間があって今の私がいます。

YMCの学びは土台になる

スタジオを運営しながらご縁あってYMCで業務委託でIRや講師もさせていただいていたので、スタジオ運営を離れた後はYMCに社員として入社しました。

私がインストラクターになれたのは自信を持てたのは、YMCのおかげです。YMCで学べばヨガのインストラクターのしっかりした土台。基盤が作れると思っています。

コロナを経て、オンラインは当たり前の時代。箱を持つということがリスクの場合もあると思っています。

私のときと活動方法はきっと違うけれど、踏み出す力とか思いとかがあるならやってみたら良いじゃんというのは思っています。失敗なんてないから。どんな経験も自分のキャリアになる。

生徒さんには、ヨガがっていいな。っていう気づきを沢山感じてほしい

 

生徒さんには、「ヨガっていいな。」ってただ感じられること。その純粋な気づきを沢山気づいていってほしいなって思っています。

学びが増えるとどうしても「こうじゃなきゃいけない」とか、「ああじゃなきゃいけない」とか、正解を探して「答えを教えて」みたいな感じになるけれど、私がそうでした。自分の感じている思いとヨガの本質を見失わずにいて欲しい。

体を動かす上で「こうじゃなきゃいけない」ということばっかりになってほしくはないので、教科書に答えを探したりとかするんじゃなくて、自分はどう思うの?何を体感しているの?ということです。自分の中の答えを大切にして欲しい。なので講義内でもあまり断定的に伝えないようにしています。

生徒時代に佐藤ゴウ先生がヨガって雨が降ってるな、とか、今日は晴れてるな、の「な」がヨガだから、そんな深く考えなくていいんだよって言われてて、それが結構しっくり来ました。ただ俯瞰して見て、そこに評価したりとかしない世界なんだなと思ったら、「是非に及ばず。」ですね。人と比べることがなくなりました。

昔は就職して頑張ってる友達とか、結婚して育児をすごく頑張っている子とか、皆凄いなって。私と比べちゃって勝手に落ち込んだりしていました。それが驚くぐらいなくなって。だからずっと仕事としても続けられているんだと思います。

自分には子供も大切。だけど私はこういう生き方がしたいから、そこも大切だけれど、こっちも大事にし続けたいっていう自分自身の思いをちゃんと大事にできる人になったなって思っています。比べないって。自己評価を自分でしないこと。

レッスンを受けてなんとなく感じていたヨガの良さにみんな気づいているんだけど、ヨガ哲学を学ぶとそこがつながる。腑に落ちてくるんだと思います。

ヨガ哲学も変わらずずっと学び続けていくと思います。

陰ヨガで気づいた安定

私はハタヨガの流派の中で「陰ヨガ」を学び、実践を深めています。自分のために取り入れながら、伝え続ける人でいたいなと思っています。

私自身、元々じっとしていられないタイプで、陰ヨガに出会う前の自分は常に頭のことは未来のことでいっぱい。今よりもっと「あれもしたい。これもしたい!」で溢れていました。だけどずっと地に足がついてない感じがずっとしていて。きっとちょっと疲れていましたね。笑

陰ヨガのクラスを受けたときにすごく気持ちが安定して心身が深くリラックスして気持ちも落ち着きました。深くくつろいで安らげる感覚。初めての体験でした。そのときにこれが今の自分には一番必要なことなのかもしれない。と思い学び始めてみると奥深いものでした。

陰があるから陽がある。そのことには気が付かず、ただ陽ばかりの自分には必要でした。

陰ヨガの学びの中で出会った先生たちも魅力溢れる先生ばかりで、自分にとっては必然で、必要なご縁だと思っています。

自分は何を伝えたいのかなと思うものを発信していけば、たぶん苦痛はない。やらされてる感はないほうが良いです。

当たり前だけど、見失いがちなやりたいこと。ただ伝えたいという思いを持ち続けることはこれからもずっと変わらないと思います。

好きって思いを大事にしてほしい

卒業した方には楽しそうでいてほしい。インストラクターになると大変なことももちろんあると思います。仕事だから。だけどその中に自分の気持ちを大切に持っていてほしいって思っています。

仕事として与えられたことをやるだけではなく、自分の体験や実感、思いを大事にしてそれを伝えるに繋げられる学び。、自分も目の前にいる方も大事にできる学びがYMCにはあります。それが生きていく上での本当の意味で自立できるサポートになっていったら良いなと思っています。

体を壊さないようにがんばってほしいです。応援しています。

執筆者 :YMCスタッフ
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