ピラティスの資格取得からキャリア形成の道のり。知っておきたい3つのポイントとは?

ピラティスの資格取得からキャリア形成の道のり。知っておきたい3つのポイントとは?

 

近年、健康志向の高まりや有名人の発信による影響から、人気が急上昇しているピラティス。ダイエットや運動不足解消、姿勢改善など、様々な目的でピラティスに取り組む人が増えています。ピラティスを学ぶ中で、仕事に活かしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ピラティス資格の取得方法からインストラクターとしての働き方・仕事内容などについて、以下の3つのポイントに分けて、詳しく解説していきます。

  • ピラティスとは?ヨガとの違いや資格の意味とは何かを解説!
  • 資格にかかるコストは学習方法次第!おすすめしたいスクール4選も紹介
  • ピラティス資格とともに取得しておきたい資格5選

 

ピラティスとは?ヨガとの違いや資格の意味とは何かを解説!

ピラティスとは?ヨガとの違いや資格の意味とは何かを解説!

ピラティスとヨガの違いは?

心身を鍛える運動として人気のあるピラティスとヨガ。

実は目的や効果、運動方法など、様々な違いがあります。

 

目的
  • ピラティス:100年ほど前にドイツで開発されたエクササイズ。元はリハビリテーション目的で考案されたものでしたが、近年は健康維持やボディメイクにも効果的な運動として注目されています。
  • ヨガ:5000年以上の歴史を持つインド発祥の哲学・宗教・修行法。心身の浄化や悟りを目的としていますが、近年では運動としての側面も注目されています。
    効果
    • ピラティス:体幹強化、姿勢改善、筋力アップ、柔軟性向上など。ダイエット効果が期待できます。
    • ヨガ:ストレス発散、リラックス効果、集中力向上、睡眠改善など。デトックス効果が期待できます。
    運動方法
    • ピラティス:最近の主流はマット上か、マシンを使ったエクササイズ。呼吸と合わせて、体幹を意識しながらゆっくりとした動きで筋肉を鍛えていきます。身体感覚に特に注目しており、動きは止めずに行うことが多いです。
    • ヨガ:様々なポーズをとり、呼吸と合わせてゆっくりと体を動かします。心の平穏や精神の安定などを重視しており、静止ポーズが多いのが特徴です。

    →どちらかの資格で悩んでいる方は、それぞれの資格の特徴をよく理解し、自分の目的や目標に合った資格を選ぶと良いでしょう。

     

    ピラティスの資格とは?

    ピラティスの資格とは、ピラティス指導者としての知識と技能を証明するものです。取得することで、ピラティススタジオやスポーツクラブ、自身でスクールを立ち上げるなどして、インストラクターとして活躍することができます。

    ピラティス資格には、主に以下の2種類があります。

    • PMA認定資格

    PMAピラティス・メソッド・アライアンス)は、世界最大級のピラティス団体であり、国際的な基準を満たした質の高い指導者であることを証明するPMA認定資格を発行しています。

    • その他、団体認定資格

    PMA以外にも、JATI(日本インストラクター技術協会)や、BASI(Body Arts and Sciences International)IHTA(国際ホリスティックセラピー協会)など、様々な団体がピラティス資格を認定しています。国内でピラティスの資格を所持している人の多くは、この各団体認定資格です。

     

    資格発行団体による内容や難易度の違い等、

    詳細は、独学で学ぶピラティス。知っておきたい4つのポイントを解説 – YMCメディカルトレーナーズスクール (ymcschool.jp)をご覧ください。

     

     

    資格取得にかかるコストは学習方法次第!おすすめしたいスクール4選も紹介

    資格取得にかかるコストは学習方法次第!おすすめしたいスクール4選も紹介

    一口にピラティスの資格といっても、様々な種類があります。種類や学習方法によってコストも変わるものです。

    ピラティス資格の代表的なものとして、マットピラティスとマシンピラティスを例に挙げ、受講スタイル別にコストを紹介していきます。

     

    費用や期間はどれくらい?

    受講スタイルについては、どこかのスクールに通う場合、通学制か通信制を選ぶ人が大半だと思います。

    独学でも取得は可能ですが、正確に、効率よく学習したいと考える人には向いていないといえる学習方法です。

     

    以下、スクールに通った場合の通学制・通信制それぞれにおけるマット・マシンにかかる費用と期間について紹介していきます。

     

    マットピラティス

    費用

    • 通学: 1540万円
    • 通信: 1025万円

    期間

    • 通学:3か月~1年
    • 通信:6か月~1年半

     

    マシンピラティス

    費用

    • 通学: 3050万円
    • 通信: 20~40万円

    期間

    • 通学:3か月~6か月
    • 通信:6か月~1年

       

      →マット・マシンどちらの場合においても、費用は通信の方が安くなります。しかしながらデメリットとして、直接指導をしてもらえないことが挙げられます。

      正しい動きを習得することが難しく、実技のみレッスンに通うなどの対策や努力が必要です。

       

      期間については、専門的な知識と実技の両方を十分に習得するには、最低で4か月程度は必要になります。

       

       

      どのスクールがいい?

       

      最近では、通信制に特化し、格安でコースを提供するスクールも出てきています。しかしながら、カリキュラムはスクールによって自由に編成できるため、インストラクターを目指すには内容が乏しすぎることも少なくはありません。

      費用や期間のみならず、カリキュラム内容・講師の経歴・受講後のサポート体制・立地・口コミ等を十分に確認し、目指すレベルに合ったスクールを選ぶことをおすすめします。

      以下、初心者にもおすすめのスタジオを4選ご紹介します。

      BASI

      特徴

      世界的な認知度と信頼性を誇る、国際的なピラティス教育機関です。世界中で多くのピラティスインストラクター育成に関わっており、3つの受講スタイルから選べるピラティス資格取得プログラムを用意しています。

      魅力

      世界中で認められているBASI資格は、国際的なキャリアパスとして、キャリア形成に非常に有利になります。また常に最新のピラティス理論や技術を学ぶことができます。

        Zen place pilates

        特徴

        初心者でも安心して始めることができる、少人数制の指導とサポートを提供し、基礎から上級まで幅広いコースを用意しています。

        魅力

        比較的リースナブルな料金設定と、アットホームな雰囲気のスタジオで、気軽にピラティスを始めることができます。

        Balanced body

        特徴

        国際基準かつ実践的な教育プログラムを用意し、すぐに役立つスキルを身に着けることができます。未経験から上級者向けまで多彩なピラティスコースを用意。

        魅力

        国際基準の資格取得が可能です。また少人数制のクラスで、1人ひとりに合わせた指導を受けることができます。スタジオも都内に複数あり、通いやすい点も魅力です。

          YMCメディカルトレーナーズスクール

          特徴

          初心者でも安心して受講できるような、基礎の形成に重点を置いたスクールです。自分のペースで知識と技術を身に着けることができます。

          魅力

          各校舎駅チカと、通いやすい立地であることや、働きながらでも通えるフリータイム制度、web授業制度があります。充実した就職サポートを用意し、資格取得後も安心して相談をすることができます。

            YMCメディカルトレーナーズスクールのピラティス講座の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。

            ピラティスインストラクターの資格を取得できる養成講座 – YMCメディカルトレーナーズスクール (ymcschool.jp)

             

            資格取得後はどうしたらいい?

            資格取得後はどうしたらいい?

            資格取得後のキャリアについて、組み立て方に迷う方も多いのではないでしょうか。

            ここでは、ピラティスインストラクターとしての働き方の他、合わせて取得することで就職の幅が広がるおすすめの資格5選を紹介しています。

             

            働き方を決める

            取得した資格を活かしてインストラクターとして働く場合、主に正社員か副業としての2つの働き方に分かれます。

             

            • 正社員…ピラティススタジオやスポーツジムに正社員として勤務する働き方です。研修制度を設けていることが多いので、初心者でも問題なく働くことができます。特に社会保険加入や安定した収入を求める方に向いている働き方です。
            • 副業としての働き方…スタジオと委託契約を結び、業務委託の講師として勤務する働き方や、クラスレッスンの他に事務作業等も行うアルバイトとしての働き方、または独立してスタジオ経営を行うなどが挙げられます。本業の他、空いた時間に指導することができる、比較的自由度の高い働き方です。

             

            副業としての働き方の詳細は、「働きながら」ピラティスの資格を取りたい! 確認しておきたいポイント3点とは? – YMCメディカルトレーナーズスクール (ymcschool.jp)をご覧ください。

             

            ピラティス資格と共に取得しておきたい資格5選

            ここでは、ピラティスの資格と並行して取得しておくと就職に有利な資格を紹介します。

             

            パーソナルトレーナー

            ピラティスで体幹を鍛え、パーソナルトレーニングで筋力アップやダイエットをサポートする立ち回りができます。また運動初心者が相手でも、安心して指導が行えます。

             

            リハビリテーショントレーナー

            ピラティスで運動機能の回復を促進し、再発を防ぐリハビリテーションプラグラムを行うことができます。

             

            ボディケアセラピスト

            ピラティスで筋肉をほぐし、ボディケアでコリや疲れを解消することができます。心身の健康促進をサポートする立ち回りができます。

             

            理学療法士

            理学療法士は、運動療法を用いて疾病の予防やリハビリテーションを行う専門職ですが、近年ではピラティスを活用するケースも多くみられます。

            理学療法士の資格を取得することで、医療機関での就職が可能になり、安定した収入を得ることができます。

             

            整体師

            整体師は、骨格や筋肉の歪みを整えることで、体の痛みや不調を改善する施術者です。

            体の軸を意識した運動を行うピラティスと整体は相性が良く、幅広いクライアントに対応できるようになり、独立開業も視野に入ります。

             

             

            →様々な資格を組み合わせることで、相乗効果が生まれ、よりピラティスの効果を発揮することが期待できます。活躍の幅を広げ、自身のスキルアップにも繋がることでしょう。

            自身の目標・目的を明確にし、1番効果的な資格を選択することをおすすめします。

             

            まとめ

            この記事では、ピラティス資格の取得方法からインストラクターとしての働き方・仕事内容などについて、3つのポイントに分けて解説しました。

            ポイントをまとめると、以下の通りです。

            • ピラティスとは何か。ヨガとの違いや資格の種類・取得する意味について理解する
            • 資格取得にかかるコストやスクール選びについて
            • 資格取得後のキャリアパスを考える

             

            資格取得後に安定して活躍していくためには、

            常に新しい知識や技術を学び続ける継続的な学びを行うこと

            また生徒のニーズを察知し適切な指導を行うコミュニケーション能力を鍛えること

            そして常に前向きな姿勢で生徒を指導・鼓舞する熱意と情熱を養うこと

            が重要となります。

            資格取得段階から上記を常に意識し、日々研鑽を積むと良いでしょう。

             

             

            なお、今回の記事を読んでピラティスに興味を持った方は、

            以下のリンクからYMCメディカルトレーナーズスクールのピラティス講座について、詳細をご覧いただけます。

            ピラティスインストラクターの資格を取得できる養成講座 – YMCメディカルトレーナーズスクール (ymcschool.jp)

            執筆者 ymcスタッフ
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