コロナ禍になり、たくさんのヨガスタジオも大きな打撃を受けてしまいました。
コロナ禍は、ヨガインストラクターの需要や働き方にも影響を及ぼしています。
現在のヨガインストラクターのリアルな需要や、今後の活動場所の増やし方についてご紹介します。
ヨガインストラクターのコロナ以前の需要は?
日本でのヨガブームは年々拡大しており、ヨガスタジオやホットヨガスタジオの店舗数も年々増えているとの調査結果も出ています。
ヨガインストラクターの求人も多く、大手のヨガスタジオでは定期的にオーディションが行われていました。
以前は若い女性に主な需要がありましたが、徐々に中高年女性のヨガ人口にも増加が見られます。
男性のヨガ人口は、女性と比べると圧倒的に少ないのが現状ですが、それでも少しずつ男性への需要も高まってきています。
ヨガ人口が増えるにつれて、必要とされるクラスの種類の幅が広がり、新たなクラスを開設するスタジオも増加。
それに応じて、雇用されるヨガインストラクターの数も増加しています。
コロナ禍の影響を受ける前までは、ヨガインストラクターの需要は年々高まっていた、と言えるでしょう。
ヨガインストラクターのコロナ禍の現在のリアルな需要は?
コロナ禍により、さまざまな職種が経済的な打撃を受けています。
ヨガスタジオもその中のひとつ。
ヨガインストラクターのコロナ禍の現在のリアルな需要はどうなっているのでしょうか?
ヨガスタジオやジムでの募集は少なめ
コロナ禍の影響を受けて、経営状況が悪化してしまい、クラスの縮小化を図るヨガスタジオや、拡大していた店舗を撤退する大手スタジオも少なくありません。
その影響を受けて、ヨガやジムでのヨガインストラクターの求人は、現時点では以前より少なくなっています。
ですが、ワクチンの普及などにつれて、徐々に募集も増えるのではないかと見込まれます。
ヨガインストラクターの競争率は高まっている
コロナ禍によりヨガスタジオやジムの求人が減少しているので、その分、以前よりも採用率は下がってしまいます。
以前からヨガインストラクター人口は増加傾向にあり、それに伴って就職への競争率が高い職業になっていました。
さらに現在はコロナ禍の影響も加わり、少ない求人に多くのヨガインストラクターが応募することに。
そうすると、ヨガインストラクターとして経験の多い、ベテランヨガインストラクターが優遇され、未経験のヨガインストラクターの就職は以前より難しくなってしまいます。
コロナ禍の影響を受けて、ヨガインストラクターの競争率は以前より高まっていると言えます。
オンラインヨガは以前より増加
コロナ禍のヨガ業界で、ニーズが急速に高まったものもあります。
それはオンラインでのヨガレッスンです。
新たにオンラインヨガをスタートするサービスや、大手ヨガスタジオがオンラインレッスンを開催するなど、さまざまなオンラインヨガが増えています。
それに伴って、オンラインでレッスンを教えられるヨガインストラクターの需要は高まっています。
地方に住んでいてヨガスタジオが少ないなどの理由で仕事がなかった方も、オンラインヨガでは仕事が見つかる、といったケースも出てきています。
ヨガインストラクターとしての需要・活動場所を増やすには?
コロナ禍によりヨガインストラクターの求人が減ってしまった現在。
ヨガインストラクターとして活動するには、どうしたらいいのでしょうか?
ヨガインストラクターとしての需要・活動場所を増やすポイントをご紹介します。
新たな資格を取得
ヨガインストラクターとして役に立つ知識を増やすことは、需要や活動場所を増やすことにつながります。
シニアヨガ、マタニティヨガ、リストラティブヨガなどのピンポイントに特化したヨガ資格の取得や、アロマテラピーやアーユルヴェーダに関する資格を取得することは、教えられるクラスの幅を広げてくれます。
新たな資格を取得して、ヨガの知識を増やすのは、需要や活動場所を増やすポイントになるでしょう。
オンライン化に対応する
現在急速にニーズが広がっているオンラインヨガのレッスン。
オンライン化に対応し、オンラインヨガを教えられるようになることは、ヨガインストラクターとしての活動場所を増やしてくれます。
オンライン化に対応するための行動として、ネット環境を整える、高機能なカメラ付きのパソコン・タブレットを用意する、自宅にオンラインヨガを開催できるスペースを作る、などが挙げられます。
少人数制のレッスン
コロナ禍により、以前よりも少人数制のレッスンのニーズも高まっています。
逆に大勢で賑やかなレッスンなどは、現在はニーズが少ないでしょう。
自分でヨガレッスンを開催しているヨガインストラクターの方は、レッスンを少人数化することも需要を高めるポイントです。
コロナ禍にも対応したヨガインストラクターを目指そう
コロナ禍により、ヨガスタジオ・ヨガインストラクターも、多かれ少なかれ経済的影響を受けてしまいました。
ニーズに柔軟に対応することによって、需要・活動場所は広げられる可能性もあります。
コロナ禍でも工夫をこらし、ヨガインストラクターとしての活動を継続していきましょう。
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