ヨガインストラクターを目指している方はRYT200やRYT500という資格について、聞いたことがあると思います。
RYT500は、RYT200とは何が違うのでしょうか?
取得を目指すメリットや取得に必要な条件などをご紹介します!
RYT500とは?RYT200との違いは?
ヨガインストラクターを目指している方なら耳にしたことがあるRYT。
RYTとはRegistered Yoga Teacherのことであり、全米ヨガアライアンスによって制定されている国際的なヨガ資格です。
RYT500とRYT200の違いや、全米ヨガアライアンスについてご紹介します。
全米ヨガアライアンスとは
全米ヨガアライアンスとは、世界で1番知名度の高いヨガ協会であり、アメリカの非営利団体です。
90年代に2つのヨガ団体が合併して作られた全米ヨガアライアンスは、質の高いヨガインストラクターを輩出するために、一定の水準を満たすヨガ資格のRYTを制定しています。
全米ヨガアライアンス認定のRYTは、世界70カ国で通用する国際的なヨガ資格です。
RYTを取得するためにはRYS(Registered Yoga School=全米ヨガアライアンスに認定校)でヨガインストラクター養成講座を受講する必要があり、一定の水準を満たしていないとRYSとして認められません。
当校YMCメディカルトレーナーズスクールも全米ヨガアライアンス認定校であるRYSのひとつです。
RYT200とは
RYT200はヨガインストラクターになるための、基盤となる資格と言われています。
RYT200は、国際的な認知度の高いヨガインストラクター資格であり、ヨガインストラクターを目指す上で必要な知識をひと通り学ぶことができます。
RYT200のヨガインストラクター養成講座では、約200時間かけてアーサナ、ヨガ哲学、解剖学、指導法などをバランスよく学べるように、全米ヨガアライアンスによってカリキュラムが制定されています。
>>RYT200とは?取得費用や難易度、事前に準備しておくべきことを解説
>>YMCがRYT200をオンラインで取得できるコースを開始!安心、充実な内容をご紹介!
RYT500とは
RYT500とは、RYT200を取得した後に、さらにヨガを深く学ぶことで取得できる上級資格です。
RYT200の取得後に、プラス300時間のコースを受講して、トータル500時間かけて深くヨガを学びます。
RYT200と、RYT500を目指す300時間のコースは、それぞれ別の養成スクールでも受講可能です。
RYT500を取得するための条件とは?
RYT200よりも取得者の少ないRYT500。
RYT500を目指すには何が必要なのでしょうか?
RYT500を取得するための条件をご紹介します。
RYT200が必要
RYT500を目指す場合には、RYT200をすでに取得してヨガインストラクターとして活動しており、そこから上を目指すためにRYT500の養成講座を受講するのが一般的なパターンです。
RYT500のコースでは、受講の条件に「RYT200取得者」と書いてあることも少なくありません。
初心者からRYT500を目指せるコースもありますが、あまりメジャーな方法ではありません。
プラスアルファの300時間
RYT200を取得した後にRYT500を目指す場合は、プラスアルファ300時間のコースの受講が必要になります。
RYT200とRYT500は、それぞれ別の養成スクールでも受講可能です。
300時間かけて、シニア、キッズヨガ、マタニティヨガなどを学びます。
RYT500を目指すメリットとは?
RYT200の上級資格であるRYT500。
ベーシックなRYT200から、さらに300時間学ぶには時間も費用も必要ですが、取得することで得られるものは多いのです。
RYT500を目指すメリットをご紹介します。
ヨガの知識とスキルが上げられる
RYT200でベーシックなヨガの知識を得た上に、プラスアルファで300時間のヨガを学んで深い知識を得られます。
RYT500では、RYT200のコースでは学べないより深い内容について学ぶことができるので、自分自身のヨガをスキルアップできます。
ヨガの知識とスキルを上げたいヨギーにおすすめです。
仕事の幅が広がる
RYT500では、RYT200よりもピンポイントな種類のヨガが学べます。
- シニアヨガ
- キッズヨガ
- マタニティヨガ
- リストラティブヨガ
などの知識を学べ、教えられるクラスの幅が広がります。
今まで応募できなかった仕事にも応募可能になり、仕事の幅が広がるのです。
就職率がRYT200より高い
RYT500を取得しているヨガインストラクターは、日本ではまだ数が少ないです。
そのため、RYT200よりもニーズが高く、就職率が高くなります。
近年はヨガインストラクターが増えており、就職も難しくなってきています。
RYT500を取得することは、今後もさらに活躍したいヨガインストラクターにおすすめです。
ヨガスクールの講師が目指せる
全米ヨガアライアンスでは、将来、RYT200の基準を引き上げることを予定しています。
具体的に説明すると、従来RYT200を教えることができる講師は「E-RYT200」という一定の基準を満たした人しか教えることができなかったルールを、「E-RYT500」保有者でないと指導できないようにルール変更を検討しています。
「E-RYT500」として活動するためには、以下の基準を満たしている必要があります。
RYT500を取得
RYT200を取得後、4年以上が経過
合計2,000時間以上の指導経験がある
RYT500を取得しているヨガインストラクターは、日本では492人(2022年12月現在)と、まだまだ数が少ないです。
そのため、将来的にはRYT200の養成コースを教えるヨガ講師としての活躍も期待できます。
ヨガを極めたいなら、RYT500の取得を目指そう!
RYT200はヨガの基礎を学べるコースであり、RYT500はさらにヨガを深められるコースです。
ある程度の期間と費用はかかりますが、得られるものも大きいでしょう。
ヨガを極めたいなら、RYT500の取得を目指しましょう!
2023年度までは「全米ヨガアライアンス協会」が特別にオンラインでの受講を許可しており、YMCでは300時間をワンパッケージにした特別プランをご用意しております。
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