体が硬いから、少しでも柔軟にしたくてヨガを始める方も多いですよね。
そんな方ほどヨガの魅力を身をもって感じ、ヨガインストラクターになりたいと思う方もたくさんいらっしゃるはず。
今回は、体が硬い方がヨガインストラクターを目指す注意点や、体が硬い方の持つ利点についてご紹介します。
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体が硬いヨガインストラクターもいる?
体が硬いヨガインストラクターもいますが、正確に言うと『もともとは体が硬かった』と言った方がいいでしょう。
ヨガは体の柔軟性を高めるものであり、もともと体が硬い人でも長く続けることによってある程度までは柔らかくなります。
体が硬い人ほどヨガによる体の変化を感じやすく、ヨガの効果を身を持って感じ、ヨガインストラクターを目指すきっかけになることは少なくないようです。
体が硬い人がヨガインストラクターを目指す注意点とは?
体が硬い人でも、ヨガの魅力を理解しヨガを好きな気持ちがあれば、ヨガインストラクターになることは可能です。
ですが体が硬いことを補うために、相応の努力も必要になるでしょう。
ここからは、体が硬い人がヨガインストラクターを目指す時の注意点を3つご紹介します。
お手本を見せられないといけない
ヨガインストラクターは、生徒にお手本を見せる必要があります。
だからといって、あらゆるヨガポーズをできるようになる必要はありません。(ヨガインストラクターもなかなかできない難易度の高いポーズもたくさんあります。)
ですが、基本的なアーサナは、正しくしっかりとお手本を見せられる必要があります。
基本的なアーサナは高い柔軟性が必要なものではなく、しっかりヨガを行えばできるようになるものです。
体が硬い人は、お手本を見せられる程度の柔軟性を身につけられるように、努力しなくてはならないのです。
柔軟性を高める努力が必要
体が硬い人は、ヨガインストラクターになった時に「私も昔はそのくらい硬かったんですよ」と言えるように、柔軟性を高める努力が必要になります。
体質や骨格などによって個人差はありますが、ヨガは体の柔軟性を高める効果があり、ある程度の柔軟性は身につけられます。
もともと柔軟な人がヨガインストラクターを目指すことも多く、そのような人達よりも努力が必要になるでしょう。
ヨガインストラクターを目指すからには、体が硬い人が希望を持ってレッスンをできるような、ロールモデルになれるように努力しましょう。
何かしら「強み」を身につける
自分が得意な部分で、体が硬いことを補える「強み」を身につけましょう。
難易度の高いヨガのポーズでは、確かにかなりの柔軟性が必要とされるポーズもあります。
アーサナを行うという面では、体が柔軟な方がヨガインストラクターには向いていると言えます。
ですが、ヨガはアーサナだけではありません。
ヨガ哲学や解剖学など、アーサナ以外を深めることも、ヨガの指導の向上につながります。
アーサナができるようになる努力もしつつ、他の部分でも何か「強み」を身につけましょう。
体が硬い人がヨガインストラクターになる利点とは?
ヨガインストラクターは、体が柔軟で色々なアーサナができることが、良いインストラクターにつながるとは限りません。
体が硬い人の方が、ヨガインストラクターに向いているとも言われているのです。
ここからは、体が硬い人がヨガインストラクターになる利点をご紹介します。
初心者に寄り添える
体が硬い人は、ヨガを始めた頃はできないことも多く苦労をしているので、初心者の気持ちがよく理解できます。
自分の苦労を思い出して、初心者に寄り添った指導ができるのは、体が硬かったヨガインストラクターの利点なのです。
逆に運動歴が長く、元から体が柔軟な人は、ヨガを始めても最初から無理なくできることも多いのです。
そのような場合は、体が硬い初心者の気持ちが想像できなかったりもします。
初心者に寄り添えるのは、体が硬い人の利点と言えるでしょう。
自分の経験が生かせる
体が硬い人は、柔らかくなるために色々な努力をしています。
基本的なポーズでさえも、体が硬い人には初めは難しかったりするでしょう。
そのため、初めはヨガブロックやヨガバンドを使って軽減法を行い、徐々にプロップなしでできるように努力をします。
その経験を生かして、同じように体が硬くてついていくのが大変な生徒さんにも、同じような助言をしてあげられます。
最初にうまくできないと、レッスンに通うのが辛くなり、挫折してしまう生徒さんもいます。
自分と同じような苦労をしたヨガインストラクターがいるのは、生徒さんにとっても希望になるのです。
柔らかい人よりも指導が上手くなる可能性は十分にある
体が硬い人は、柔らかい人に比べてできなかったことも多いと思います。
そのため、できるようになった際には、身をもってやり方を指導することができるのです。
自分が簡単にできたことを教えるのは、できない想像がしにくく、難しいもの。
ヨガインストラクターの大切なお仕事は、ヨガができるように指導してあげるということ。
体が硬くてできない人の気持ちがわかるのは、ヨガを指導する上で大きな利点になるでしょう。
体が硬い人でもヨガインストラクターになれる!
体が硬い人がヨガインストラクターになるには努力が必要です。
ですがその分、努力した経験を生かした指導ができ、生徒さんの希望になることも可能なのです。
体が硬い人のロールモデルになるような、ヨガインストラクターを目指しましょう!
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