ヨガインストラクター独立後の収入事情【ヨガインストラクターを目指す方必見】

ヨガインストラクターの資格を取得してインストラクターデビューを控えている皆さん、あるいはこれからインストラクターの資格を取得してインストラクターになりたいと考えている皆さん。

「ヨガのインストラクターって、ぶっちゃけどれくらい稼げるの?」と気になっていませんか?

ここではインストラクターの収入問題について詳しく解説していきたいと思います。

4つの働き方別の収入

収入はインストラクターのタイプによって異なる

収入はインストラクターのタイプによって異なる

結論からお話すると、ヨガインストラクターとしてデビューするのは難しいことではありませんが、ヨガインストラクターとして生活していくのは簡単なことではありません。

なぜならヨガクラスで得られる収入というのは基本的には集客数に応じるため、極めて不安定だからです。

その上で、自分がどんなインストラクターを目指すかによって収入が異なることを把握しておきましょう。

ヨガインストラクターには主に4つの働き方があります。

ヨガインストラクターの4つのタイプ
  • ヨガインストラクターとしてスタジオに就職する(会社員)
  • ヨガインストラクターを副業で行う(副業)
  • ヨガインストラクター1本で食べていけるようになることを目指す(個人事業主)
  • ヨガインストラクターをしながら将来的には自分のスタジオを持つことを目指す(経営者)

>>ヨガインストラクターになるにはどうすればいい?ヨガインストラクターになるまでの手順を簡単に説明

ヨガインストラクターは会社員になるのが一番安定

上記で挙げた4つの働き方の中で、一番安定して収入が得られる働き方は「ヨガインストラクターとしてスタジオに就職する(会社員)」になります。

最近は大手のヨガスタジオを中心に新卒採用枠もあります。

中途採用であってもヨガスタジオに正社員で就職することを目指すのであれば、通常の就職活動と同じように応募から採用までの流れを経た後、運営母体が主催するトレーニングを受講し、各スタジオに配属されて働くことができます。

安定してレッスンを担当することができますし、代行などで声がかかることもあるでしょう。

あくまでも目安ですが、会社員のヨガインストラクターとして働いた場合の収入は月収20万円前後というのが一般的。

経験さえ積んでいけば月収30万円ほどはもらえるようになります。

収入がゼロになる月があるのは絶対に避けたい、毎月一定の収入がないと生活に困る、精神的に安定したいと考える方にはこの働き方が一番オススメです。

年齢的にもまだ20代という方は、大手のスタジオで経験を積むことは将来の宝になるでしょう。

>>ヨガインストラクターの求人の探し方!ヨガインストラクター求人に募集するまでに読もう

ほとんどは副業でヨガインストラクターをしている

おそらく、インストラクターのほとんどが「ヨガインストラクターを副業で行う(副業)」というタイプでしょう。

あるいはヨガインストラクターがメインで、別にWebライターなどの副業もしているというケースもあります。

どちらに比重を置いているかはともかく、インストラクターだけで生活しているという人はそれほど多くないのが現実です。

ほぼ毎日クラスを持っているトップインストラクターでも他の仕事で別の収入源を持っているケースが多いのです。

有名なインストラクターの副業例
  • ヨガインストラクター×モデル
  • ヨガインストラクター×Webライター
  • ヨガインストラクター×アパレルのデザイン
  • ヨガインストラクター×企業とコラボレーションするアドバイザー
  • ヨガインストラクター×カフェの経営やメニューのプロデュース
  • ヨガインストラクター×サプリメントなどのプロデュース

また普通のインストラクターでも空いている日はアルバイトする、ピアスなどのハンドメイド商品を販売するという人までさまざまです。

この場合は、働き方によって収入は様々。

ちなみに筆者も副業でヨガインストラクターをしています。

副業でインストラクターをするメリットは、不安定になりがちなインストラクターとしての収入を別の仕事でカバーできる点にあります。

集客でストレスを感じたり、生徒さんの増減に一喜一憂せずに済むので、ストレスを感じずにヨガが続けられるのもメリットです。

ヨガを長く教えたいと考えるのであれば、まずは副業ではじめてみることをオススメします。

ちなみに基本は専業主婦だけれどパートでヨガインストラクター、という人もこのカテゴリーに含まれます。

>>副業ヨガインストラクターの基本と働き方を解説!副業で始めるときの注意点とは?

個人事業主としてヨガインストラクター1本で生活するには

スタジオ経営者ではなく、複数のスタジオと契約しヨガインストラクターとしてだけ生活するという「ヨガインストラクター1本で食べていけるようになることを目指す(個人事業主)」タイプの人もいます。

筆者の知っている範囲ではありますが、多くの場合【ヨガインストラクター×副業】でやってきたけれど、最終的にヨガインストラクターに絞ったという流れが多いです。

あるヨガインストラクターの収入例
  • 1日3本の(3,500円の)クラスを週に6日持った場合
  • 1日の収入:10,500円 = 3,500円(クラスの平均単価)× 3本
  • 月収:273,000円 = 10,500円(1日の収入)× 26日(クラスを持っている日)

という形で、なかなかハードな生活になります。

このような働き方をしているインストラクターの場合、当然ヨガが大好きなので休みの少なさや収入については気にならないという人がほとんど

自分が最低限の生活ができて大好きなヨガを毎日教えられるなら、これほど幸せな働き方はないと話すインストラクターも多いのです。

>>ヨガが好きならインストラクターを目指すのも有り!ヨガインストラクターまでの簡単ステップ

経営者としてスタジオを持つことを目指す人も

ヨガインストラクター1本で働いてきた人でも、家族が増えたり、ライフワークバランスを考えたり、将来のことを考えるようになると、個人事業主でインストラクターを継続するより会社経営にした方が良いと考えるに至り、「将来的には自分のスタジオを持つことを目指す(経営者)」という人もいます。

一人で動くより、仲間のインストラクターと協力した方がクラス数も集客数も収入も増やすことができます。

うまく行けば、年収1,000万円以上稼ぐ人も。

また、ヨガを教えるだけでなく、インストラクター(後進)を養成していきたいと考えるのであればスタジオを経営した方が無難ですし、収入単価も上げられます。

ただ、やはりリスクは非常に高く、失敗する可能性もあります。

収入よりも自分に合ったヨガインストラクターを目指そう

収入よりも自分に合ったヨガインストラクターを目指そう

ヨガのインストラクターの収入は経営者として成功しない限り、それほど高額ではなく、不安定なものではあります。

しかし、多くのヨガのインストラクターは「お金」をそれほど重視しておらず、「やりがい」や「生き方」「自分なりの美学や哲学」を大切にしています。

ですので、収入にかかわらず毎日活き活きと生活している人が多いですし、活き活きとしているので最終的に人間関係に恵まれて生活に困ることはないという善循環のループを楽しんでいる人が多いように思います。

ヨガインストラクターとしてどんな働き方が自分の性格や考え方にマッチしているか、ぜひ参考にしてくださいね。

>>ヨガインストラクターになって良かった5つのこと!ヨガの資格取得を迷っている人へ

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執筆者 :YMCスタッフ
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