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2020.06.29
【これで完璧】ヨガインストラクターの資格まとめ!種類やオススメ、費用、取得方法までヨガ資格を徹底解説
これからヨガインストラクターを目指す人は、ヨガ資格の取得を考えているでしょう。とはいえ、情報が多く「ヨガ資格って本当に必要なの?」「結局、ヨガ資格ってどれくらいかかるの?」とモヤモヤしている方も少なくありません。
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2020.09.06
ヨガインストラクターに年齢は関係ある?結論:40代でも遅くない!
ヨガインストラクターになりたい!と思っても、自分の年齢を考えて躊躇してしまう方も多いようです。ヨガインストラクターになるのは、若くないと難しいのでしょうか?
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2020.06.29
ヨガ資格を働きながら取得するには?働きながらヨガ資格を取得する際の注意点まとめ
大人になってヨガの魅力にハマった場合、仕事もあるので、なかなかヨガ資格取得に踏みきれない人も多いのではないでしょうか?でも、最近は仕事と両立させつつもヨガ資格を取得している人も多いのです。
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2021.10.13
【NHKあさイチに出演】高尾美穂インタビュー|変化を受け入れ、豊かに年を重ねていく。
(注*本記事は2016年10月のIHTA会報誌で公開された記事を再編集したものです。) こんにちは、YMCスタッフです。 産婦人科医、スポーツドクター、ヨガ指導者、そしてIHTA(一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会)顧問。 そんな輝かしい肩書きをお持ちの高尾美穂先生に「変化を受け入れ、豊かに年を重ねていく(ウェルエイジング)」をテーマにインタビューさせていただきました。 高穂美穂(たかお・みほ) 産婦人科専門医・医学博士・婦人科スポーツドクター・IHTA(一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会)顧問。 東京慈恵会医科大学大学院修了後、慈恵医大病院 産婦人科助教、東京労災病院 女性総合外来などを経て現在イーク表参道 副院長を務める。 株式会社ドーム(アンダーアーマー)アドバイザーリードクター。 文部科学省・国立スポーツ科学センター 女性アスリート育成・支援プロジェクトメンバー。 趣味のヨガではIYC アシュタンガヨガプライマリーシリーズ指導者養成修了・IYC アスリートヨガ指導者養成修了・日本マタニティヨーガ協会マタニティヨーガ指導資格などを持つ。 ミドルエイジに向けたヨガプログラム IYCウェルエイジングヨガ 特別監修担当。 “いいとこどり”をすればいい イーク表参道で副院長として勤務する傍ら、スポーツドクターとしても女性アスリートの支援活動に従事されている高尾美穂先生。 さらに、ご趣味であるヨガでは当IHTAの顧問であるケン・ハラクマ氏に師事されているそうですね。 毎日プラクティスを欠かさず、クラスを主宰したりプログラムを監修したりと精力的にご活動されていらっしゃるとお伺いしています。 小さい頃からスポーツ少女で、ソフトボールやテニス、乗馬、スキーなどこれまで色んな運動をしてきました。 大学院生の頃、自転車に乗っていて転倒し、靭帯を傷めてしまいました。 それまで運動にあてていた時間がぽっかり空いてしまい、「ヨガでもやってみようか」という軽い気持ちで参加したのが最初です。 そのクラスがたまたまアシュタンガヨガという、ヨガの中でもハードなタイプだったのです。 運動が得意だと思っていた私でもびっくりするようなポーズを、生徒さんが楽々とこなしているのを見て負けず嫌いな心に火がつきました。 「あのポーズをできるようになりたい!」と、病院での当直の合間、廊下にヨガマットを敷いて練習するほどのめり込みました。 ケン先生のリトリート(ヨガ合宿)によく参加したのもこの頃です。 2016年1月からIHTAの顧問にご就任なさったそうですね。 はい、ケン先生が顧問を務めていらっしゃるIHTAとはどんな協会なのだろうと、以前から興味を持っていました。 西洋医は、『ホリスティック』という言葉に懐疑的な印象を持ちがちです。 でもケン先生から話を聞いたり自分でも調べたりするうちに、現代人の健康に様々な角度からアプローチしている信頼できる団体だと知りました。 さらにIHTA認定校のYMCメディカルトレーナーズスクールのヨガの先生と知り合ったご縁もあって、今回、顧問に就任させていただきました。 西洋医の高尾先生から見て、ヨガは健康に役立つとお考えですか? 大学病院時代には卵巣がんを専門に研究するなどバリバリの西洋医として歩んできましたが、趣味としてやっているヨガが女性のからだにいい影響を与えるという感覚はずっと感じていました。 世の中には、生理痛に効くポーズだとか、肩こりに効くポーズだとか言われているポーズが色々ありますよね。 実際にからだが楽になったという女性もたくさんいらっしゃり、医学では完璧に説明できない効果が存在することは確かだと思っています。 一方で、西洋医として正さなければならない部分も見えてきました。 そもそも100人いるとして100人全ての人に必ず効くポーズなんてありません。 また、ヨガを続けていると極端な自然志向になり、医療のお世話にはならないといった考えに傾きがちですが、それはもったいないことだと思います。 500年かけて進歩してきた西洋医学の良いところは十分に享受させてもらいながら、ヨガも活用する。ぜひ、両方の“いいとこどり”をしていただきたいです。 女性の健康のカギは「骨」と「血管」 先生が担当するヨガのインストラクター養成クラスやIHTAのセミナーでは、「女性の体にかかわる人」に向けた内容を積極的に展開なさっていますね。 女性のからだはホルモンの影響によりダイナミックに変化していきます。 たとえば一番大きな変化のタイミングは50歳前後の更年期。40〜60歳の頃をどう上手に乗り越えるかは、その後の人生に大きく影響します。 しかしこの時期にどんなことが起き、何をすればいいのかをちゃんと知っている人はほとんどいません。 女性のからだに接する職業にある運動指導者や整体師、あるいは医療者でさえ詳しくない人がたくさんいます。 そもそも女性のからだの変化やホルモンについて学ぶ機会が、現代人にはほとんど与えられていません。 小学生の頃に男女分けられ、女子だけ生理用品をポンと渡され簡単な説明をされて終わり。 聞いた話では、ある女子体育大学のカリキュラムでからだについて学ぶのはたったの1コマだけだそうです。 多くの人たちに女性のからだについて正しく知ってほしいと願い、クラスやセミナーで熱くお話をしています。 高齢化が進む中、「健康寿命」に注目が集まっています。女性の健康について教えてください。 健康寿命とは、自分で食事ができ、歩けて、周りの人とコミュニケーションが取れる状態でいられる年齢のことです。 日本の女性の平均寿命と健康寿命の差は今のところ13年です。つまり13年間は、本人にとって満足な時間ではないということ。 そこで、健康寿命を延ばすために大事なのが「骨」と「血管」です。 骨がもろくなると骨折しやすくなり、それが寝たきりのきっかけにもなります。 特に大腿骨の上部を骨折すると、その後の5年生存率に有意な差が出ると言われています。 女性の骨の健康には女性ホルモンであるエストロゲンが大きく関与しており、女性は閉経によってエストロゲンの分泌が急激に減少することで閉経後、骨粗鬆症になるリスクが一気に高まるのです。 骨量のピークは実は15〜20歳前後。この時期にバランスのとれた食事をすること、ちゃんと生理があること(エストロゲンが分泌されていること)、無理なダイエットをしないことが非常に重要です。 フィギュアや新体操などのアスリートは、体重が軽い方が競技に有利に働くため、競技を続ける間も将来的にも骨の健康を損なう人が少なくありません。 全ての女性が早くから知っておきたい知識ですね。血管はいかがでしょうか? 健康な血管はゴムホースのように弾力のある状態です。 この弾力を保つために、やはりエストロゲンが必要なのです。 エストロゲンが減少すると悪玉コレステロールの数値が上昇し、血管の内壁にプラークが付着して内腔が狭く、硬くなっていきます。 この鉄パイプのような血管(動脈硬化)に血液がどっと流れ込んできたらどうでしょう? 脳卒中や心筋梗塞、日本人の死因の上位を占めるこれらの病気は、血管の問題からきているのです。 女性が健康に年を重ねられるかどうかは、骨と血管が握っていると言ってもいいでしょう。 正しい知識を身につけ、日々の小さな選択を丁寧に 高尾先生は文部科学省・国立スポーツ科学センターの女性アスリート支援プロジェクトにもスポーツドクターとして携わっていらっしゃいます。 そちらでもこのようなお話をされているのですか? はい、成長期における医・科学サポートプログラム、妊娠期、産前・産後期、子育て期におけるトレーニングサポートプログラムなどを担当しています。 過酷なトレーニングや体重の極端なコントロール、過度のストレスなどにより、女性アスリートの中には生理トラブルに悩まされている人が少なくありません。 また、骨粗鬆症や妊孕性の低下など、引退後の人生で体の不調と付き合っていくことになる人もたくさんいます。 以前は女性のからだに関することは耳学問程度で、先輩アスリートやコーチに相談しても「私もそうだったから」と言われ、そのままになってしまうことも珍しくなかったようです。 生理がこないのは問題であるという基本的なことから、オリンピックの日に生理が重ならないよう低用量ピルで安全にコントロールする方法や、1ヶ月間の月経周期の中で自分のパフォーマンスの変化を把握した上でトレーニングプログラムを組むことなど、女性のからだに関する正しい知識をアスリート本人、そしてアスリートを育てる立場にある人たちに伝えています。 正しい知識を身につけること、これは男女問わず全ての人に共通して大切なことですね。 世の中にはたくさんの情報があふれています。 その中から自分で正しいものを取捨選択していくことが必要です。 残念ながら、ヨガや整体に関する知識でも間違ったものがまかり通っていることが少なくありません。 詳しくは私のセミナーでお話しさせていただくとして(笑)、情報に対しては常に“前向きに疑う姿勢”を大切にしてほしいと思っています。 いつ誰が発信したものなのか、信憑性はあるのか……。 書籍やセミナーで知識をインプットしたら、それをそのままアウトプットするのではなくて、他の方法でさらに調べ、理解、咀嚼することで初めて自分のものにできるのだと思います。 そういった意味で常に学び続けることが大切ですね。 科学的な手順を踏んで立証された西洋医学をはなから否定する必要もないと思いますし、西洋医学でカバーしきれない部分はヨガや整体、カイロプラクティック、鍼、アロマテラピー、アーユルヴェーダなどで補えばいいのではないでしょうか。 アメリカで「代替医療」という言い方から「補完医療」へと言い換えられてきているように、西洋医学とそれ以外の方法は相反するものでも取って代わるものでもなく、補い合うものだと思うのです。 それでは最後に、会員の方へのメッセージをお聞かせください。 私の願いは、全ての女性がご自身の望む人生を送ること。 女性には、モノトーンをカラフルにするような楽しくパワフルな力が備わっています。 いつかは「男女が均等に」ではなく、「男女関係なく」活躍できる社会が理想ですね。 そのために、産婦人科医として、スポーツドクターとして、そして一人のyoginiとして、正しい知識を発信し続けたいと思っています。 アンチエイジングも大事ですが、私は「ウェルエイジング」という言葉が好き。 前向きに変化を受け入れ、より良く歳を重ねていけたら最高ですよね。人は1日の生活の中で何千もの選択をつみ重ねて生きているそうです。 階段を使うのかエレベーターにするのか、からだに良いものを手作りするのか、時間がないからコンビニで選ぶのか。 そんな小さな選択を無理のない範囲で一つひとつ丁寧に行うことが、将来の健康につながるはず。 そう思っています。みなさんが「ウェルエイジング」を実現できるよう応援しています。
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2022.07.20
ヨガの仕事はインストラクターだけじゃない!ヨガを伝える様々な仕事を解説
こんにちは!YMCの山本です。 今日はみなさんがヨガの資格取得を考える際に必ず考えるであろう「ヨガを仕事にする」というところで、あまり語られることのないインストラクター以外のお仕事についてお話出来たらと思います。 資格を取得するスクールと、レッスンを受けるスタジオではまた違うかと思います。 今回はスクールにおけるヨガに関するお仕事についてお話していきます。 ※ここに書くことだけがすべてではありません。少しでも視野を広げるきっかけになれば幸いです。 ヨガを活かした仕事はどんな種類がある? では実際にどんな仕事の種類があるのでしょうか? カウンセラー イベント企画 広報・PR マーケティング ざっと簡単にピックアップしてみました。 これ以外にもさらにたくさんあると思います。今日は上記について触れつつ、私のお仕事についてもお話できればと思います。 カウンセラーというお仕事 カウンセラーというお仕事は、資格取得を考えてスクールに足を運んでくださった方が一番最初にお話ししていただくポジションです。 その名の通り、お客様の資格取得に関しての想いや、今後学びを経てどうしていきたいのかをお伺いしながら、お客様に合った学び方、通学の仕方をご提案させていただくお仕事になります。 「人生の転機のきっかけの最初に携わる」と言っても過言ではないように思います。 YMCのスクールカウンセラーは、一人ひとりに寄り添い、講義や通い方のご質問にもお答えし、不安なく通って頂けるようサポートさせて頂いています。 カウンセラーの方にやりがいを聞いてみました! 「普段お会いしない方々からたくさんお話を伺い、YMCに入校してくださった時にはYMCの魅力を伝えることが出来たという実感と人生の転機のきっかけに携わることが出来たという嬉しさがこみ上げます。楽しいです…!」 とのこと。 本当に一人一人のお客様に寄り添い、きっかけを掴むための伴走者となっている印象を私も持っています。 まずはお気軽に相談してみてください。どうしたいのか、どんなことに悩んでいるのかを伝えるだけで何か変わるかもしれません。 それ以外の、「イベント企画」「広報・PR」「マーケティング」について私の業務のお話を交えながらお伝えしていきます! 企画・広報など、きっかけを増やす仕事 イベント企画や、広報、マーケティングなど職種として考えると名前は色々変わりますが、通ずることはYMCを知ってもらう「きっかけを増やす」お仕事であるということかなと私は考えています。 大きく言えば、日常にヨガを取り入れてもらう、ヨガをやってみようと思ってもらうきっかけを増やすお仕事なんだと思っています。 能動的に働きかけ、知ってもらう。 そんな役割だと私は自負しています。 具体的にどんなことを? 皆さんはヨガの資格を取ってみようかな?ヨガスタジオに通ってみようかな?と考えたときどんな行動をするでしょうか? 実際にヨガをしている友達に聞いてみたり、ネットで検索してみたり、SNSで気になる人をチェックしてみたり、資料請求してみたり色々な方法で情報を集めるかと思います。 それらの調べる方法となるであろうコンテンツの運用やイベント企画・運営を全般にしています。 SNSの更新から、HPの改善、配布物の作成や、広告のデザインなど幅広くあります。 もちろん一人で行うわけではありません。チームで日々、どうしたらよりみなさんにYMCを知ってもらえるか、 お客様に有益な情報を届けることが出来るのかということを意識して業務を行っています。 そういう意味では流行に敏感であるということは必要かもしれません。 SNSは日々、流行や方法などが変わります。人気のあるコンテンツも変わります。 そういったことに関心を持ちながら、情報が届きやすくなるためにはどんな方法が良いのか試行錯誤しながらやっています。 またイベントの企画・運営も行っています。 ヨガをやっているみなさんなら知っていらっしゃるであろうYoga Fest Yokohama などの大きなヨガイベントでのブース出展では、どんなデザインのブースにするのかを考えるところから始まり、業者さんを探すこと、どうしたら皆さんに足を運んでいただけるのかを考えてプレゼントを用意する、当日の運営など全部やります! その他にも、ほかの企業様とコラボするイベントや、海外留学の説明会を兼ねたイベントなど、それらは多岐に渡り、皆さんのアイデアの数だけ出来ることの可能性は広がっていくのです。 広報とは? 情報を届けるのはお客様にだけではありません。 より多くの人にYMCを知ってもらうにはメディアに取り上げてもらったり、企業の方に知ってもらうことも必要です。 そのための情報を届けるための様々な業務を行っています。 少しお伝えすると、講師の先生の雑誌取材に帯同したり、こういう形で発信していくという方向性を決めたり…楽しいです。 やりがいってどうなんだろう? ヨガ講師やヨガインストラクターの方々のお仕事はイメージが付きやすく、今回紹介させて頂いたお仕事はイメージが沸かない、やりがいってあるのかな…?って思う方も中にはいらっしゃると思います。 ここからは私の感じている部分になりますが、やりがいについての想いをお伝えできればと思います。 誇りある講師陣による学びのきっかけを作ることが出来るのは自分 私自身、入社してから感じた部分なのですが、YMCで働いている講師の先生方の知識や生徒さんに向き合う姿勢、学び続ける姿勢、何をとっても心から尊敬しています。 正直、人に教えることって責任感が大きい仕事だと思っています。 ヨガ講師、整体講師、アロマ講師、ベビー講師、皆さんの知識量や経験から基づく教えは質の高いものであると誇りをもって言えます。 ただどんなに素敵な講師たちでも、しっかりとしたカリキュラムでもYMCを知ってもらわなければお客様がYMCを資格取得のために選んでくださることはないのです。 「学び」のきっかけは知られることである、そしてその「知る」きっかけを創り出すのが出来るのは私たちなのだと思っています。 YMCに入校していただき、YMCで良かったというお客様のお声を聴くたびに「きっかけ」の最初を創れて良かったと思っています。 色んな形でお客様に関わることが出来る 先ほどお伝えしたようにSNSの運用からイベントの企画・運営と業務は多岐に渡るため、様々なお声に触れることが出来ます。 ネット上でYMCヨガ留学や、育児インストラクターオンライン講座の嬉しい感想を頂いたり、自分たちで企画したイベントでは直接喜んで下さるお客さまの笑顔を見ることが出来たり。 普段裏方とはいえ、たくさんお客様から「ありがとう」や「YMCに通ってよかったです!」「学べて本当に良かった」などのお声を頂ける機会があります。やりがいしかありません(笑)本当にいつもみなさんありがとうございます。 私はとっても涙もろいので、講義の卒業式などに入る機会があると皆さんのお話を聞いて勝手にうるうるしています。。 書き出したらきりがないので、これくらいにしておきますね(笑) 最後に… 今回お伝えしたことは個人的な部分も多いと思います。 同じお仕事でも、やりがいも大変さも感じるところが違うと思うからです。 ただヨガに関するお仕事って色々あるんだなぁと思ってもらえて、インストラクターや講師のお仕事の以外でもヨガを広めるお仕事やってみたいなと感じてくださる人が一人でもいたらうれしいなと思います。 あまり裏方のお仕事をお伝えする機会はないので今回少しドキドキしていますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。 仲間も募集しています。これを読んでちょっと楽しそうだなと思ったらぜひお問い合わせください。 楽しんで一緒に頑張っていく仲間は大歓迎です!それでは…! なお、今回の記事を読んで「YMCメディカルトレーナーズスクールに興味をもった!」という人は、以下のボタンから資料請求や個別相談の申し込みが無料でできますので、気軽にご相談くださいませ。 スタッフ一同、ご連絡をお待ちしておりますね。
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2020.06.29
ヨガ資格「RYT200」を取得するなら、「国内通学」と「海外留学」どちらがおススメ?
ヨガインストラクターの資格取得には、大きく国内通学コースと海外留学コースの2つの選択肢があります。 YMCでは皆さまの求める環境に応じて、どちらのコースもご用意しております。 そこで今回は、多くの受講生の意見をもとに国内通学と海外留学のそれぞれのメリットについてご紹介します。 こちらを読んでいただく事で、自分にあった学び方が分かります。 「ヨガの資格取得に興味がある」という方は、ぜひご覧ください。 ヨガの資格について そもそもヨガインストラクターになるのに「資格」は必要でしょうか? その答えは、否です。 ヨガの資格には国家資格はありません。 また、いくつもの流派があるため、ヨガインストラクターとして活動するのに、必ずしも資格は必要なわけではありません。 しかしながら、2020年現在で資格なしで活躍しているヨガインストラクターは一部の人に限られます。 しかも、今のヨガブームが到来する前からヨガインストラクターとして実績を積んでいる方々ばかり。 そのあたりについては「ヨガインストラクターになるには? 資格は必要?」でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。 どのヨガ資格がオススメ? 先に述べた通り、ヨガの資格はたくさんあります。 しかし、これから取得するのであれば 「RYT200(全米ヨガアライアンス)」をオススメします。 YMCを受講いただく場合も、この「RYT200」取得対応コースとなっています。 ちなみに「RYT200」の「200」とは、200時間を意味しており、200時間のヨガ指導者としての学びを受けたものであることを意味しています。 RYT200については、「ヨガ資格「RYT200」とは?【初心者にも分かりやすく解説】」で詳しく解説しておりますので、そちらもあわせてご覧ください。 さて、ここからはヨガ資格の中でも「RYT200」を取得しようとした場合について、国内通学と海外留学、それぞれのメリットについて解説します。 国内通学でヨガ資格「RYT200」を取得するメリット まずは国内通学コースについて解説します。 国内通学コースの主なメリットは以下の6つです。 01.隙間時間を利用して取得することができる 仕事をしながら、学校に通いながら、など、現在の生活はそのままに、空いている時間を利用して資格取得ができます。 02.短期コース・通常コースなど、自分にあった通学期間を選べる 国内通学の場合、各スクールによっても異なりますが、短期コースや通常コースなど、ご自身の都合に応じた通い方を選べます。 YMCの場合、短期コースの場合だと約5ヶ月ほど、通常コースだと約9ヶ月で取得できます。 ※YMCの「RYT200」対象コースの開講スケジュールにつきましては、「ヨガ2・1級20年」よりご確認いただけます。 ※そのほかご不明点はお問合せください。 03.繰返すことで深い学びが身につきやすい 国内通学の場合、日々の暮らしの延長にヨガの学びを取り入れることができます。 週1回の受講の場合、残りの6日間は学んだことを日常の中で実践していきます。 だからこそ、海外留学に比べると、ヨガについて考えている時間は圧倒的に長いため、深い知識を身につけることができます。 04.身近な仲間が作れる 国内通学は校舎に通うので、居住範囲が近いヨガ仲間ができます。 これは全国から集まる海外留学との大きな違い。 受講中にできた仲間と卒業後も交流をもち、共同でイベントを主催したりする卒業生たちもいます。 05.学んだ講師と卒業後も定期的に会える 身近な仲間が作れると似ていますが、講師と頻繁に会えるのも国内通学の魅力です。 定期的にワークショップを開催している講師であれば、卒業後も継続して関係を持つことができます。 また、養成コースを主催するスクールはスクール事業単独で運営しているところは少なく、ヨガスタジオ機能を併設しているところが多いので、担当講師のレッスンを定期的に受けることもできます。 06.日本語で学べる 海外留学と比較した場合に限りますが、日本語で学べることは大きなメリットです。 解剖学やニュアンスの伝わりづらいヨガ哲学などは、翻訳を介すと理解しづらい部分もありますので、そうした観点では 日本語はヨガを深く学ぶには最適であると思います。 海外留学でヨガ資格「RYT200」を取得するメリット 次に海外留学について解説します。 ヨガを海外で学ぶメリットは、主に5つです。 01.海外で学べる 日本の喧騒を離れ、大自然や異文化の中で学ぶことができるのは貴重な体験です。 開催国として多いのは、以下があります ハワイ バリ オーストラリア インド ニューヨーク 海外留学の場合、講師が日本人の場合と、現地の外国人の場合とあります。 日本人講師の場合は国内で活動する日本人講師が開催期間中にのみ渡航し教えるものと、開催国に在住の日本人が教える場合の2パターンあります。 どちらも日本語で学べるので、言葉の違いによるストレスはありません。 外国人講師で日本語が話せない場合は、通訳を介して学ぶことになります。 英語が得意な方におススメです。 02.ヨガだけに集中できる 国内通学では短期でも約5ヶ月かかるところを、海外留学では最短で約2週間~1ヶ月で取得します。 そのため、早朝から夜まで、1日のスケジュールはみっちりと組まれており、文字通りヨガ漬けの毎日です。 寝る時間以外はほぼヨガのことばかり考えているので、こんな環境は国内では絶対にかないません。 03.心を許す仲間ができる 長い時間を共有することになるので、自然とお互いを思いやる気持ちが生まれます。 お互いに不安や悩みを共有でき、帰国後もずっと交流が続くケースがほとんどです。 また、海外留学に参加しなければ交わることのなかった人と出会えるのは海外留学ならではの大きなメリットです。 自分がこれまで触れることのなかった年代や、タイプの違う人と接することで知らなかった世界を知ることができます。 新しい出会いにより、知識や価値観が広がるという利点は貴重な財産になるでしょう。 04.超短期で資格が取得できる 海外留学の場合、短くても2週間から、概ね1ヶ月くらいのコースが多いです。 そのため、短期で資格を取得し、キャリアチェンジを図りたいと思っている方には適しています。 05.海外生活が体験できる 短いながらも海外での生活を過ごすため、プチ海外生活を体験できます。 地元のローカルスーパーで買物したり、現地の文化に触れたりと、旅行では味わうことのできない深い部分まで体験できます。 まとめ いかがでしたでしょうか? 国内通学と海外留学の特徴について、ご理解いただけたでしょうか? もちろん国内通学には国内通学の良いところがあり、海外留学でなければ味わうことができない醍醐味もあります。 自分が何を重視するかで最適な選択は変わってきますんで、よく考えて決めてくださいね。 本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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2023.05.22
【2023年最新】RYT200の完全解説|RYT200取得に後悔しないスクール選びのポイント
最近では「ヨガの資格を取りたい」という方も増えてきましたが、今回は「ヨガインストラクター」として働きたい人に向けて、国内で最も有名なヨガ資格のひとつ「RYT200」について解説します。 こちらの記事を読むことで、最新のRYT200とは何か?、ヨガインストラクター指導者養成スクールの選び方は何か、オトクなYMCメディカルトレーナーズスクールのRYT200取得コースが人気の特徴は何かまで初心者でも理解できるでしょう。 それでは早速、解説していきましょう。 RYT200(全米ヨガアライアンス)とは? 現在、日本国内で最もメジャーなヨガ資格のひとつが、この「RYT200」(アールワイティ200)です。 RYT200は「Registered Yoga Teacher」の略で、直訳すると「登録ヨガ講師」となります。 どこへ登録するの? という疑問については、「全米ヨガアライアンス協会」というのが答えになります。 つまり、RYT200というのは ヨガ指導者としての200時間のカリキュラムを学び、 全米ヨガアライアンス協会に登録したインストラクター という証明になります。 全米ヨガアライアンス協会とは? 全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、米国バージニア州アーリントンにあるヨガインストラクター資格を認定する非営利団体です。 ヨガ業界の中では最も知名度が高く、世界70か国以上で展開された最も認知されたヨガの代表的な組織です。 全米ヨガアライアンスは1980年代に設立され、ヨガインストラクターの教育水準を高めるために世界で共通したスタンダードを設定し、認定校を通じてインストラクターの質の向上に貢献しています。 RYT200を学ぶメリット RYT200を受講するメリットをまとめると、主に3つです。 ヨガについて網羅的に学べる ヨガインストラクターとしての信用力が上がる 海外でも通用する RYT200はヨガインストラクターの質の向上のために設定された制度のため、ヨガに必要なアーサナ、解剖学、ヨガ哲学、指導実践などのカリキュラムをバランスよく学ぶことができます。 また、200時間という分かりやすい規定を設けているため、インストラクターとして一定の学びを経ていることの証明としても効力を発揮します。 RYT200は、現在のまでに約80ヵ国以上で展開されているため、語学が堪能であれば海外で活動の幅を広げることも可能です。 RYS(全米ヨガアライアンス認定校)とは? 「RYT」を調べているとよく目にするのが「RYS」。 「RYT」と何が違うのかよく分からないという質問をいただきますが、「RYS」とは「Registered Yoga School」の略。 直訳すると「登録ヨガスクール」です。 全米ヨガアライアンスでは、協会の定める基準を満たしたヨガインストラクター養成講座を実施しているスクールを「RYS(全米ヨガアライアンス認定校)」としています。 ですので、RYT200は全米ヨガアライアンスではなく、「RYT」の認定校で学ぶことで資格取得が可能になります。 RYT200はどこで学んでも同じ? 同じ資格なのだから、どこで学んでも同じ? と思われるかもしれませんが、実はスクールによって学ぶ内容はぜんぜん違います。 先ほど、全米ヨガアライアンスが「スタンダードを設定」と伝えましたが、協会が定めているのは大枠でしかありません。 大枠に沿って、各スクールで詳細のカリキュラムを定め、協会に報告しています。 決められた教科書があるわけでもなく、各スクールが独自の教科書を用意しているのはそのためです。 全米ヨガアライアンスの定めるRYT200の基準 また、200時間の中には直接指導者から学ぶ時間として「コンタクトアワー」という時間が各々定められており、合計で180時間の指導が義務付けられています。 つまり、「200時間の内の180時間は、先生と顔を合わせながら学ばなければいけませんよ」と決められています。 しかし、実はこの基準を守らないでRYT200を取得できるとうたうスクールが増えています。 基準を満たしていないスクールで取得した場合、高いお金をかけて取得したRYT200が白紙とならない保証はどこにもありません。 実は全米ヨガアライアンスも業界の状況を問題視しており、2019年に大幅に厳しくした取得基準が発表されました。 新しいRYT200基準の主な変更点 受講期間が200時間に伸ばされる。 取得に試験が必要となってくる。 資格を教える講師のハードルがあがる。 上記の変更は、2022年までと移行期間が設けられていますが、技術力が身につくようなスクールにしたほうがいいのは間違いありません(※新型コロナウィルス感染拡大を受けて、延期されています)。 これからRYT200を取得しようとしているのであれば、後悔しないようにスクール選びには十分に注意しましょう。 これだけは伝えたい、RYT200スクールの選び方 もともと、ヨガは師匠のもとで直接学ぶものであったことから、RYT200でも直接学ぶことを重視しています。 直接指導により、分からない疑問もその場で質問ができ、自身の正確や理解度に応じて柔軟に伝える内容を調整できるからです。 そのため、先にも述べた通り現行のRYT200では180時間は対面で直接先生から学ぶように定められています。 つまり、 RYT200の基準を満たしているか? という点をしっかり確認してください。 直接指導ですので、 ビデオ補講はNG、振替受講を設けているか? スクールでの受講時間が180時間を満たしているか? という2点は分かりやすいチェックポイントだと思います。 ※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2023年度までの期限付きでオンライン・ビデオ受講が可能となっています(2022年3月時点) >>YMCがRYT200をオンラインで取得できるコースを開始!安心、充実な内容をご紹介! 実際、ヨガインストラクターに資格は必要? ヨガインストラクターとして働くには、実際に資格は必要なのでしょうか? その答えは 人による となってしまいます。 事実、現在第一線で活躍している有名講師は、ヨガ資格を保有していない人も多くいます。 しかしながら、これからヨガインストラクターとして実績を積んでいく場合、ヨガスタジオのオーディションを受けてレッスン経験を積んでいく必要があると思います。 その際、ヨガスタジオのオーディションを受けるまでの書類選考で、やはり資格を持っていないと不利に働くことがあります。 詳しくはこちらでも解説していますので、別記事「ヨガインストラクターになるには? 資格は必要?」をあわせてご覧ください。 YMCで学ぶRYT200コースの特徴 ここからはYMCメディカルトレーナーズスクールで学ぶヨガインストラクター養成コースの特徴をご紹介します。 固定制&担任制を採用 ひとりの不登校者も出さないために、YMCでは担任制を採用しています。 固定制とは毎週同じ曜日・同じ時間に通っていただくコースです。 固定制のメリットはカリキュラムに沿って順を追って受講できるので、インストラクターとしての知識をより深く学んでいただくことができます。 入学から卒業まで生徒ひとり一人の状況を常に把握し、皆様の成長にあわせたフォローを行います。 また同期の仲間との信頼関係も強く、卒業後も継続した関係を維持されている方も多いです。 他スクールでは、単位制と呼ばれる「いつでも自分の好きな時に通える」という方式を採用しているところもあります。 しかしながら、仕事帰りなど通いやすいコマは人気で、「いつも満席で授業の予約が取れない」といったこともあるため、固定制の方が卒業までのスケジュールが組み立てやすいという場合もあります。 >> YMCでRYT200資格取得するならおすすめのコースはこちら 運動解剖学・生理学など、座学が充実 YMCでは、ヨガインストラクター養成コースの他にも、プロの整体師養成コースやベビーマッサージなども併設した総合スクール。 また、国内外に300店舗以上を展開する整体サロン「カラダファクトリー」をグループ会社に持ち、カラダについてどこよりも深く学ぶことができます。 通常のスタジオレッスンでは理解できない「アーサナのなぜ?」をひも解き、相手の体の状態に合わせた、解りやすく、伝わりやすいインストラクションができる実践型の指導を行うことができるようになります。 ケンハラクマ氏・高尾美穂氏が監修のカリキュラム YMCで使用するテキストは、日本ヨガ界の第一人者であるケン・ハラクマ氏や、現役の産婦人科医であり、スポーツドクターであり、またヨガ指導者の資格をもつ高尾美穂氏が監修するカリキュラムを提供。 資格をとるだけではなく、ヨガインストラクターとして活躍するために必要な技術と知識を体系的に習得することができます。 オーディション対策講座や就職サポートが充実 YMCではカリキュラムにオーディション対策の授業があり、オーディションを受けるにあたって必要なことを学ぶことができます。 また、YMCでは厚生労働省より職業紹介の認可を取得しており、ヨガスタジオやその他健康施設、スポーツ施設と提携し、優先的な紹介(一部、書類選考免除)を行っています。 卒業後も学べるフォローアップセミナーや交流会が満載 スクール卒業後も健康に関する様々なセミナーや、開業を希望する方々に向けての集客方法、法律の知識、税務関係、最新トレンドを取り入れたワークショップを積極的に開催。 また、「出会いこそ人生の財産」という考えから、受講生同士の横のつながりが持てるよう、季節に応じたイベントを積極的に開催しているのも特徴です。 講師・卒業生が大活躍 YMCの講師陣は指導者としてだけでなく、イベントなどの大舞台で活躍する実力派。 国内最大級のヨガイベント「Yoga Fest 横浜」などでも講師を務めています。 また、活躍しているのは講師だけではありません。 YMCの卒業生も大活躍。 確かな実力を身につけ、大舞台で躍動しています。 <Yoga Fest 横浜|出演実績のYMC講師> 佐藤ゴウ 舞名里音 乃万由芙子 内田薫 畠中真梨 美都くらら 櫻井麻美 山下恵 高松いく 荻野恵理 <Yoga Fest 横浜|出演実績のある卒業生> 里見茜 宮城由香 山下亜一美 首藤瑞希 岡本かなみ 岡田奈津子 中村優香 桑野東萌 YMC卒業生の声 https://youtu.be/jBHdc24hF2M?list=PLdHquYKWR-EQWsdAqEFlt2erbFP2-TY5x https://youtu.be/q59RqC5XYOk?list=PLdHquYKWR-EQWsdAqEFlt2erbFP2-TY5x YMCでもオンラインRYT200が取得可能に! YMCでも完全オンラインでRYT200を取得できるコースがスタートしました。 スクール運営20年以上の実績をもつYMCならではの充実したカリキュラムでしっかり学べます。 通常は通学で受講するRYT200ですが、コロナ禍にともないご自宅でも受講可能な「完全オンラインコース」がスタートしました。 平均受講期間は4~6ヶ月で、自宅に居ながらRYT200を目指せます。 >>【期間限定】YMCの完全RYT200オンラインコース YMCオンラインRYT200の内容 オンライン講義と、動画視聴の両方を使ったYMCのオンラインRYT200コース。 オンラインRYT200のコースでは下記の内容が学べます。 運動解剖学 ヨガの哲学 誘導方法と表現 運動生理学 ロールプレイング アーサナ読解 機能解剖学 哲学(八支則) オーディション対策 ヨガレッスン RYT200の取得で後悔しないようにしよう ヨガ資格の中でも最も有名な資格のひとつでもある「RYT200」は 全米ヨガアライアンスへの登録ヨガ講師であることの証明 協会が定める200時間の学びを終えると登録できる RYS(全米ヨガアライアンス認定校)で学ぶことができる 同じRYT200でも、スクールによって学ぶ内容はかなり違う というものでした。 ヨガ資格に興味をもったら、ぜひとも各スクールを比較し、自分にあったスクールを選んでください。 そうして比較したなかでも当スクールに興味をもっていただけるようでしたら、ぜひ次のボタンからより詳しい資料をご請求ください。(無料です!)
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2020.11.23
年末恒例!ヨガ「太陽礼拝108回」のイベントにチャレンジ!
YMCでも年末恒例イベントとして12月に開催している【太陽礼拝108回】イベント。 気にはなってるけど、ちょっとチャレンジする勇気がない…。 そもそも何でそんなことをするのかな? そんな方々に、太陽礼拝108回の魅力をご紹介します。 太陽礼拝108回のテーマは、ずばり「心と身体のデトックス」です。 太陽礼拝とは? 太陽礼拝は、サンスクリット語で「スーリヤ・ナマスカーラ」、または「スーリャ・ナマスカル」と言います。 「スーリヤ」には、「太陽」という意味がありますが、これは物質的な太陽だけを表すのではなく、全ての生き物にエネルギーを与える神様であると考えられています。 太陽の光を浴びた人は、気持ちも明るく前向きになり、生命力がみなぎってくることから「太陽は神である」と信仰されてきました。 また、「ナマスカーラ」は、「礼拝」を表す言葉になります。 太陽礼拝とは、神様に向かって体で表現した祈りなのです。 太陽礼拝のポーズは12種類 太陽礼拝は、12のヨガポーズをひとつのサイクルとして、連続で行うプログラムです。 立った状態のポーズもあれば、うつぶせの状態、前屈や後屈、また身体全体を伸ばすストレッチ効果のあるポーズなどが含まれます。 12のポーズを行うのは、太陽が1年(12ヵ月)かけて黄道十二宮を1周することに由来します。 黄道12星座とは、太陽の通り道である黄道上に存在する12の星座のことで、昔から重要視されていました。 太陽礼拝のポーズは、ヨガの基本となるポーズばかりです。 ▼ポーズの詳細について知りたい方はこちら https://ymcschool.jp/wp/wp-content/uploads/2019/11/ymc_kawara.pdf 太陽礼拝で得られる効果 無になれる 太陽礼拝のように決められた12のポーズを繰り返し、呼吸に意識を向けていくと、気づかないうちに自然と集中し、心が静かになっていきます。 心が乱れていても、太陽礼拝が終わるころには雑念が消え、スッキリした気分になります。 柔軟性が増す 決められた型の動きを繰返し続けることで、血行が促進されるとともに、関節の柔軟性が高まり、体が温まることで柔軟性が増します。 セロトニンが分泌される 一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことで別名幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが放出されやすいといわれています。 太陽礼拝は連続した呼吸と動きなので、セロトニンが分泌されやすくなります。 また、日中にセロトニンが大量に分泌されていると、睡眠ホルモンであるメラトニンもたくさん分泌されるため、イベント後は今までにない良い睡眠となるでしょう。 ボディメイクも 太陽礼拝の動きは太ももやふくらはぎ、足首の引き締め効果のほか、O脚の解消、バストアップといった美容効果・体質改善が期待できます。 なぜ108回行うのか? ヨガの太陽礼拝では、「1つの礼拝を行なうごとに、煩悩が1つずつ浄化されていく」といわれているのが通説です。 そのため、1年の終わりに自身の中に存在する、たくさんの煩悩を浄化し、心身をリセットするのを目的として108回太陽礼拝が行われるようになりました。 しかしながら、この108回には、煩悩以外にもたくさんの説がありますので、ここでご紹介いたします。 108の煩悩説 ・98の煩悩と10の煩悩を合わせたことを由来とする説 ・私たちの世界を認識する能力と、認識から生まれる感情、そしてそれらがいつ起きたのかという時間をかけ合わせたことを由来とする説 この2つが108という煩悩の数の一般的な説となります。 (引用:神仏ネットより) 煩悩とは、私たちの欲望や怒りの感情など、私たちを苦しめる原因を意味します。 煩悩が消えれば私たちは苦しみから解放され、安らかで楽しい人生をおくることができると教えられています。 煩悩の数を108とする説は最も広く知られています。 1年間を表す説 十二ヶ月・二十四節気(1年を24の季節にわけたもの)・七十二候(二十四節気をさらに3つにわけたもの)を足すと108となり、108で一年を表すという説 (引用:真言宗豊山派金剛院公式サイトより) 1年間の月の数と二十四節気、七十二候を合計した数字という説です。 12+24+72=108 四苦八苦の掛け算説 四苦(4×9)と八苦(8×9)を足すと108となり、四苦八苦の苦しみを取り除くといった説もあるよ。 (引用:真言宗豊山派金剛院公式サイトより) 四苦八苦を取り除くという説です。 四苦が4×9=36 八苦が8×9=72 36+72=108 神聖な数字説 インド哲学において神聖な数とされる「9」。 その倍数である「108」もとても神聖な数として大切にされています。 マントラを唱えるとき、108回を1マーラという単位で数えるそうでですが、ここでも「108」がでてきます。 仏教で使う数珠の球も108玉が正式なのだそうです。 サンスクリット文字の数説 サンスクリット文字は全部で54文字あり、最初から最後までを往復すると108になります。 文字には「男性性と女性性」あるいは「シバとシャクティ」があると考えられ、「54」を2倍すると「108」になります。 象徴説 1は「神や高次の真理」、0は「無や完全無欠」、8は「不滅や永遠性」を表すとされる説や、1は「個人」、0は「全ての人」、8は「永遠」を象徴するとされる説もあります。 その他 他にも ・インドの聖典である「ウパニシャッド」は108あると言われている説 ・太陽の直径が地球の108倍、太陽と地球の距離が太陽の直径の108倍にあたるとされる説 など、「108」にまつわる数字はたくさんあります。 興味のある方はぜひご自身でもお調べいただけたら面白いと思います。 1年の締めくくりにチャレンジ! YMCでは毎年12月に108人×太陽礼拝108回のイベントを実施しています。 太陽礼拝を108回行うには、約60分~90分程度かかります。 その時間、ただひたすらに太陽礼拝を繰り返します。 これだけの数、太陽礼拝を繰り返していると、自分の行動の癖、思考の癖が必ず現れます。 そうした自分の癖に気が付くことも、このイベントの醍醐味です。 また、過去を思い返したり、未来を思い浮かべたりする瞬間もあるかもしれません。 普段忙しくて、なかなか自分自身と向き合うことができない方も、1年の締めくくりに108回太陽礼拝にチャレンジしてみませんか? 心と体を浄化し、すがすがしい気持ちで新しい年を迎えられること、間違いなしです。 YMCで行う【108人限定!太陽礼拝108回】ここがポイント! ポイント01:全国曹洞宗青年会とのコラボイベント コラボイベントでは、青年会の皆さまが唱えるお経の中で太陽礼拝108回を繰り返す、他では絶対に味わえないイベントです。 全国曹洞宗青年会は、大本山永平寺(福井)・大本山總持寺を両本山とする曹洞宗の41歳以下(原則として)の青年僧侶で現在会員数約3000名で構成されています。 「古教照心の示訓を旨に自己の研鑽に努め、互いに乳水和合し、自由で創造的な活動を通じ、心豊かな社会を形成する」ことを目的に、昭和50年に会が発足されました。 今年の欲望を手放して、新年に新しく良いモノを取り入れる空間を作りましょう。 <2018年のイベント風景> https://youtu.be/VY45-0CUbRw ポイント02:太陽礼拝108回の後は座禅体験 曹洞宗といえば、禅宗の一つです。 坐禅を修行の中心に据え、只管打坐というただひたすらに坐禅を行うことを、最も重視します。 今回は、そんな座禅体験を楽しんでください。 ポイント03:2020年はオンラインで開催 【イベント名】 Sun Salutation[108回太陽礼拝2020] 【開催場所】 オンライン 【日時】 2020年12月26日(土)10:00~13:00(受付/9:30~) ※10:00~12:00 108回太陽礼拝/12:15~13:00 座禅&WEB話法 【参加費】 2,000円(税込) 【ご注意】 ※zoomというアプリを使用します。 ※カメラをオンにして顔出しをお願いいたします。 ※ご参加にあたっては、Wi-Fiの環境が整っていること、そして繋ぐ機器につきましてはPCやipadなどを使用できる環境をお勧めします。動画データの通信となるため、モバイル通信では追加料金が発生する可能性もございます。 ※座布団、またはクッションまたは椅子をご用意ください。 ※YMCメディカルトレーナーズスクールならびに全国曹洞宗青年会の広報に使用するため、氏名を伏せた状態での写真撮影の了解をお願いいたします。。 【講師】 ・ヨガ太陽礼拝108回/担当:藤井 梨紗 ・坐禅体験&話法/担当:森井 宗淳 ※事前に曹洞宗の座禅作法を知りたい方は、下記の動画をご参照ください。 https://youtu.be/gb1QurgmUWk 【お申し込み方法】 下記よりお申し込みください。 https://ymcschool.jp/news/sun-salutation2020/ ※基本的にキャンセルは承ることが出来ません。ご予定を確認の上お申込みください。 【講師プロフィール】 藤井 梨紗 YMCメディカルトレーナーズスクール仙台校にて、RYT200ヨガインストラクター養成コースの講師を務める。 単に筋トレ・ストレッチの効果を得られるだけではなく、心の変化を感じられるヨガに気づいてからもっと深めたいと思いからヨガを始める。 レッスン後におだやかな心になり、皆様が些細な幸せを毎日を感じられるようにサポートしていきたいという想いを大切にクラスを展開。 <保有資格> ・RYT200(全米ヨガアライアンス200) ・IHTA認定ヨガインストラクター2級・1級 ・IHTA認定シニアヨガインストラクター ・IHTA小顔フェイシャルヨガインストラクター 森井 宗淳 第23期全国曹洞宗青年会 教化委員長 地元いずも曹洞宗青年会副会長 島根県 妙樂寺住職 長栄寺兼務住職 坐禅会やヨガ、祭りなど寺院を活用したイベントの開催。 さらには積極的に小学校の読み聞かせや地域行事、消防団活動などをするなど、現在、地域に根ざした僧侶を目指して活動中。
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2022.10.04
ヨガインストラクターの現状は?仕事に困らないために知っておきたいこと
ヨガインストラクターとは、ヨガを通じてレッスン受講生の健康を促進し、ヨガの魅力や楽しさを伝えていく仕事をしている人たちのことです。 日本でも副業ブームが到来し、趣味の延長にとヨガインストラクターを目指す人も増えています。 では、日本でヨガインストラクターとして活躍するにはどうしたらいいのでしょうか。 ヨガインストラクターを目指すための方法を解説いたします。 今から目指すなら、RYT200(全米ヨガアライアンス)の資格一択 結論からいうと、今からヨガインストラクターを目指すなら、 「全米ヨガアライアンス協会」が認定する資格「RYT200」が絶対におススメです。 RYT200とは、1980年代にアメリカで誕生した非営利組織「全米ヨガアライアンス協会」が認定する資格のこと。 協会によって授業時間、内容、指導者のレベルなどの大枠が定められており、それらの基準を満たした認定校(RYS)にてヨガインストラクターとしての知識・技術を学びます。 RYT200を簡単に説明すると、「認定校にて200時間のヨガの勉強をした人」という証明です。 受講後は協会のホームページにRYT200保有者として登録することができます。 ≫ ヨガ初心者が最初に目指すべき資格はRYT200|国際的に通用する資格を徹底解説 ヨガの起源は約4500年前 ヨガは今から約4500年前に生まれたと言われるほど歴史が古く、世界中にたくさんの流派が存在します。 流派をざっとあげれば、 アシュタンガヨガ、アイアンガーヨガ、シヴァナンダヨガ、沖ヨガ、ホットヨガ、パワーヨガ、陰ヨガ、リストラティブヨガ、クンダリーニヨガ、サップヨガ、ビーチヨガ…まだまだあります! また、4500年前に生まれたヨガは、座法・瞑想と言われています。 後にアーサナ(ポーズ)と呼吸法(プラーナヤーマ)で構成されたハタ・ヨガが生まれました。 今、私たちがヨガとイメージするものは、このハタ・ヨガですが、流派によってその内容や教えは異なります。 採用担当者は何を基準に選ぶ? ここで、ヨガインストラクターの採用担当者になったつもりで考えてみてください。 たくさんの履歴書が送られてきた中で、見たり、聞いたりしたことのないヨガの資格が書かれていたら、どう選んでいいか分からないですよね? これは想像ですが、きっと全米ヨガアライアンスも、こうした悩みから統一規格を考えたのではないか、と思っています。 ですから、ヨガスタジオやスポーツジムなどの採用の現場では、「ヨガ(ハタ・ヨガをベースに)について少なくとも200時間は学んだ人間である」として、RYTの資格を重視する傾向にあります。 ヨガの複雑さから考えれば、そうせざるを得ない状況と言えますね。 ヨガインストラクターの職場や活動先 ヨガインストラクターの職場や活動先は下記のようなものがあります。 ヨガスタジオ フィットネスクラブ/スポーツジム カルチャースクール 介護福祉施設 独立開業 など ヨガインストラクターの主な雇用形態 ヨガスタジオやフィットネスクラブなどで働く場合は、 正社員 業務委託 のどちらの形態が多く、業務委託として活動する場合は1個所ではなく複数のスタジオと契約することが多いです。 RYTのヨガ資格なら、どこで学んでも同じ? 同じRYT200なら、どこで学んでも同じ?と思うかもしれませんが、実はスクール選びはとても大事。 スクールによって教える内容は大きく違います。 先ほど、「全米ヨガアライアンス協会がが大枠を決めている」と言いましたが、協会が定めているのはざっくりとしたもの。 そのざっくりとした基準に沿って各校で詳細なカリキュラムを作成しています。 ですので、トレーニング、実技:100時間といっても、各校で教える内容は全く異なるという訳です。 RYT200の基準 トレーニング、実技:100時間 指導法:25時間 機能解剖学と生理学:20時間 哲学:30時間 指導実践:5時間 自習:20時間 また、200時間の中には実際に指導者から学ぶ時間として「コンタクトアワー」という時間が各々定められており、合計で180時間の直接指導が義務付けられています。 つまり、「200時間の内の180時間は、先生と顔を合わせながら学ばなければいけませんよ」と決められています。 YMCの授業の様子がご覧いただけます https://youtu.be/M8M22JUsJm0 ちなみにRYT200には、試験がありません。 200時間を学んだことの証明ですから、誘導が上手でも、そうでなくても、真面目に受講しても、ふざけて受講したとしても、RYT200の称号を得ることができます。 そこでYMCではRYT200の他に、IHTA認定のヨガインストラクター資格というものがWで取得できます。 この資格には実技と筆記の試験があります。 そのため、いくつかのヨガスタジオからは、YMC卒業生であれば一定の知識と技量を備えている、という評価をいただけています。 受講日数が短いヨガスクールは要注意 近年、ヨガ資格に注目が集まるようになったことで、日本でも全米ヨガアライアンスの認定校の数は急激に増えています。 それ自体は悪いことではありませんが、中には先に述べた基準を守らないスクールが増えています。 例えば、180時間の直接指導(コンタクトアワー)が定められているにも関わらず、スクールでの受講時間が大幅に下回っているケースもあります。 また、スクールによっては体調不良などで欠席した場合に、ビデオ補講を可としているものもあります。 基準を満たしていないスクールで取得した場合、最悪、せっかく取った資格が白紙とならない保証はどこにもありません。 ちなみに、YMCでも14日間の短期で取得できる「バリ島ヨガ留学」を企画しておりますが、基準を満たしたカリキュラムになっておりますのでご安心ください。 ヨガの資格を取得をする目的を大事にしよう 本質的な質問ですが、ヨガインストラクターの資格を取得する目的は?と聞かれれば何と答えますか? ヨガインストラクター養成講座で最も学んで欲しいことは、何よりも安全なクラスづくりです。 はじめてヨガを体験した方が、無理をして身体を痛めてしまったらどうでしょう? 一人でも多くの方にヨガの素晴らしさを伝えたえたいはずなのに、ケガなどさせてしまったら、その方はヨガが嫌いになってしまうかもしれません。 ヨガインストラクターは受講者がケガをしやないよう注意をはらいながら、適切に誘導する技量が必要です。 講師難民に要注意 スクール選びではついつい資格取得だけを目的にしてしまうことがあります。 しかし、そうした場合、卒業後に何をどう教えてよいか分からない講師難民となってしまうケースも多くあります。 受講費用は決して安いものではありません。 ならばこそ、いろいろなスクールを見学し、料金や期間だけでなく、何を学べるのか、事前にカリキュラム内容についてもしっかり調べることをお勧めします。 まとめ ヨガインストラクターを目指すなら、今の時代資格は必要です。 そして、おすすめの資格はRYTの資格です。 しかしながら、絶対に資格は必要かと問われれば、そうとは言い切れません。 なぜなら、ヨガイベントなどの大舞台で活躍しているトップヨガインストラクターの人たちの中には、取得していない人もたくさんいます。 とはいえ、世の中には動き出しに時間がかかる人が多いです。 大切なのは「とりあえず、行動してみる」という身軽さです。 ちょっと興味がある、と思ったらまずはスクールに足をお運びください。 そしていろいろなスクールで話を聞いてください。 たくさんの人と会って、たくさんのお話を聞いた後、自分の気持ちがどんな風に変わっているか、ぜひ確かめてください。 皆さまとお会いできる日を楽しみにしています。 なお、今回の記事を読んで「YMCメディカルトレーナーズスクールに興味をもった!」という人は、以下のボタンから資料請求や個別相談の申し込みが無料でできますので、気軽にご相談くださいませ。 スタッフ一同、ご連絡をお待ちしておりますね。
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2020.06.05
ヨガインストラクターとして働くとは?佐藤ゴウ×里見茜 YMC特別座談会
※本イベントは2017年10月9日に行われた座談会の記事です。 出演者プロフィール 佐藤ゴウ<ヨガインストラクター> ストリートダンサーとして国内外で活躍した経験を持つ。 ヨガに出会い、“シンプルに生きる”というヨガの世界に魅了され、その道へ。現在は、YMCヨガカレッジにて講師を務め、多くのヨガ指導者を輩出。全国各地で行われるヨガイベントや各メディアへの出演、ヨガ指導者養成カリキュラムの監修まで、活動は多岐に渡る。 里見茜<ヨガインストラクター> ファッションカルチャー誌「egg」にて読者モデルを務めた後、「Happie nuts」専属モデルとして活躍。専属誌の休刊を期に、趣味であったヨガを本格的に学ぶ。2014年、YMCハワイ校にてヨガの国際資格であるRYT200を取得。2015年よりプライベートレッスンをスタートし、現在は各ヨガ雑誌やヨガイベントでも活躍中。 増田倫子<司会> よしもとクリエイティブエージェンシーにてタレントを経て、稲垣早希と漫才コンビ「桜」を結成。2008年に卒業、芸能界を引退。コレオグラファーとしてダンスを教える。ピラティスと出会い、身体、健康に興味をもち、ピラティスインストラクターの資格取得。現在はイベントや企業個人のセミナー活動、レッスン等を行っている。 座談会の内容 増田:みなさま大変おまたせいたしました。本日は佐藤ゴウと里見茜さんの座談会ご参加ありがとうございます。では、初めて行きましょうか。本日は阪急ヨガフェスタがあったんですけれど、ヨガフェスタって知ってますか? 横浜で行われているのがアジア最大級のイベントになっていって、本日ありました梅田阪急は大阪で一番大きなヨガイベントになっているんです。今日はその梅田阪急ヨガフェスタの後に呼んでいただきまして、お二人の座談会に参加させていただきました。今日は2時間ということですが、ゴウ先生どうでしょうかね。 ゴウ:ちょっと提案ですが、みんな近い方がいいと思うんですよね。一回座っちゃって腰重いかもしれませんがマット移動して、輪になりましょうか。あいつ寝てるとか分かると思うんで(笑)。僕の座学の授業とかでも必ず輪っかになってやってます。 増田:では座りましょう。はいじゃあこんな感じで。 ゴウ:いやいやいやヨガフェスタもね盛り上がって、いい感じでよかったなってね。楽しかったありがとう。まあねイベントは楽しくなかったらねちょっとね残念だものね。だから毎回毎回もう本当にチャレンジで、持っているもの全部出し切る。疲れて当然みたいな。 里見:疲れて当然ってわけではないけれど、やっぱこうイベントとなると普通のレッスンも大事だけど、イベントってまた別の大切さがあって。だから、みんなにすごい楽しんでもらいたいっていう気持ちで頑張って、結構神経使ってますよ。 増田:では、私の方からお二人にヨガに出会ったきっかけを聞いてみたいと思います。ここに来られる皆さんも何かきっかけがあって一歩を踏み出されたと思うので、先生方はどういうきっかけやったんねんっていうのがちょっと聞いてみたいなと思って。ゴウ先生の方から。 ゴウ:僕はいい。 増田:聞きたい。そういう話を聞きたくて、みんな来てます。みんなうんうん言うてはるんで。簡単に教えてくださいよ。 ゴウ:簡単に?ヨガが好きだから。だってこれめっちゃ長くなりそう。 増田:大丈夫です。長ければ長いって言います! ゴウ:止めてね。僕ね、結構、ないんですよきっかけ自体。本当に一切知らなかったし、ヨガって何みたいな、ヨガってちょっと女性がやるみたいな、綺麗になる方法みたいなね、なんかそういうハリウッド女優がやっているなんかそういうやつでしょうって。で僕が始めたのはちょうど10年ぐらい前で31歳ぐらいだったんですけれども、その時に僕がダンスやっててね。ダンスやりながらアパレルの仕事をしてて、結構いい感じでオシャレをしていたんですけど、その時はドレッドヘアで。髭もボーボーで本当にアウトサイダーって言うか、社会不適合者みたいなね。電車に乗っていると、両隣2つ開いてるみたいな。誰も座ってこない、みたいな。そんなだったんですけど、ある時ヨガの体験レッスンの無料券をもらって、もったいないから。 増田:もったいないから? ゴウ:でも、最初って意味わかんなかったですね。何してんのこれ?みたいな。何がいいの?みたいな。僕そんな感じだったんです。意味わかんねー、みたいな感じで75分のクラスを受けたんですけど、最後に起き上がった瞬間、あの感覚を僕はすごく覚えてるんです。本当に忘れられないけれども起きた瞬間「ファーン」みたいな。なんか分かる?上手く言えないんですけど。あったかいみたいな、気持ちいいみたいな。中が空洞みたいな感覚があって、もう全てが止まっているみたいなんだけどなんか気持ちがいい。そんな感じがあって。ダンスでは絶対ありえない感覚だし、お風呂とか温泉もちょっと違う。それが不思議すぎて先生に「これ何ですか?」って聞いたら、「どんな感じがします?」って聞かれたので、「平和ですかね」って答えたら、「それがヨガです」って答えが返ってきて。余計に意味が分からなくなっちゃいました。 お釈迦様はヨガの瞑想して悟りを開かれたって話は、みなさんご存じですか?それをふと思い出して、ヨガってひょっとして悟れるもんなんじゃないかなと思ってね。そこから徐々に視界が開けてきて、謎の。周りがもう何かキラッキラに見えちゃって。 増田:すてきじゃないですか。 ゴウ:そう。「みんな光ってる!」みたいな。「空がこんなに美しいなんて。」みたいな感覚になっちゃって。その瞬間、もっと幸福感が増してきて。そしたら外にあった意識が今度は内側に入ってきて「自分って何なんだろう?」「なんで僕はアパレルをやってて、ダンスやってるんだろう?」って。そしたら気づいたんです、「かっこいいからだ、僕はかっこいいことが好きなんだ」って。 何かっていうと「かっこいい」って言われたかったの。かっこいいって言われることを求めて、ダンスとアパレル選んでたの。だからダンス。パフォーマンスして上手くいかないときに落ち込んだりしてたの。かっこいいって言われないからね。ダンスが好きじゃなくて、ダンスでかっこいいって言われるのが好きだったの。これで気づいちゃったの。 アパレルが好きじゃなくて、アパレルで「オシャレですね。」って言われるのが好きだった。それ気づいちゃったの。「うわー!」と思ってね。「間違えてるわ」みたいな。その瞬間、また空が一層きれいに見えてね。 増田:そこからインストラクターになろうと思ったのは? ゴウ:それはもう、めっちゃ単純。みんなに「ヨガやれ、ヨガやれ。」って言ってたの。「ヨガ、ヤバいよ。」「ヨガやったら変わる。」って言って。でも、みんなやらないよね。特に男性は、やらない。で、歯がゆくてね。2年くらい歯がゆくて。「もうなんか黙ってらんねえな」みたいになって、みんなヨガにいいって言いまくれる仕事しようと思って。もっと勉強して、資格とったらば、堂々と「ヨガいいよ!」と伝えれると思ってね。 里見:すてきじゃないですか。 増田:茜さんはモデルとしても活躍されてましたけど、そこからヨガと出会ってインストラクターに至るまでっていうのはどうなんですか。 里見:もともとギャルモデルをやってたんですよ(笑)。昔に「ナッツモデル」っていうのを、一応専属でやらせてもらってて。でも、やっぱりモデルの世界なんで、なんていうのかな、分かりますか? 増田:椅子取りゲーム的な、とか? 里見:そうそう。椅子取りゲーム的な。もう常に、365日、椅子取りゲームみたいな環境にずーっといたんですよ。不規則だし、常にいがみ合いとかも出てくるんですね、裏の世界となると。でも表では、やっぱりきれいな自分を見せなきゃいけないし、常にキラキラしてる自分を発信していかなきゃいけないし。やっぱりそれを見て、私を真似してくれる、そんな人たちがいっぱいいるから、常に頑張らなきゃと。電車待ってる時も背筋ピーンと伸ばしたりとか。家に帰るまでが遠足じゃないけど、家に帰ってやっとリラックスできる。 増田:ずっと仕事中っ、ていうことなんですね。 里見:そう、常に仕事してる。っていうので、頭がおかしくなっちゃって(笑)。1回自分が壊れちゃったんですね。そんな時に、ぷくぷく太っていっちゃって。でも、やっぱり求められるから、痩せるためにヨガスタジオ行ってこいみたいな。だからヨガのきっかけはダイエット目的で。「行かないと出させないぞ」って言われて、いやいや行ったのがきっかけ(笑)。ホットヨガ受けたんですけど、悟りまでは開けなかった(笑)。でも、ちょっと呼吸を意識するだけでも、「あれ?なんかちょっと変わったかも」って。その時はほんの少ししか感じられなかったけど、「じゃあ常温行ってみようかな」って。で、常温行ったんですよ。友達と行って、1時間瞑想だったんですけど。 ゴウ:すごいね。濃いね。 里見:そう(笑)、1時間瞑想だった。しかもずーっとマントラ唱えてた。今なら理解できるけど、当時「宗教じゃねえか?」って思って(笑)。 ゴウ:すごいとこ行ったね。あんまりないよね。 増田:でも、そこからハマった? 里見:ハマったっていうか、半々ですけど。どちらにしても鳥肌が立って(笑)。今までに感じたことのない感覚に陥ったっていうのもあるし、何かが抜けたっていうのもあるし、一気に疲れが吹っ飛んだとか、いろんな感情が入ってきたんですよ。「何だこれ?」みたいな。終ったあと、なぜか泣いてて。多分疲れてたってのもあるんだけど、肩の荷が下りたっていうのがあって、「ファ」って軽くなった感覚があって。それでヨガの資格とりたいなって思いました。なんでかっていうと、分からないから。自分では勉強できないし、じゃあちょっとヨガを知りたいなって思っても、どうやって学んでいいか分からないから。だったら学校があるじゃんって。資格があるじゃんって思って。YMCを選んだのは、検索したら一番上に出てきたんで(笑)。結構こういう性格なんで、いいって思ったらそこ入るんですよ。そうしたらそのときの面接官がゴウ先生で。 ゴウ:本当に?そっか。たまたまかな?あんまり学校の説明する仕事しないからな。 里見:「楽しいよ」、「やりなよ」みたいな(笑)。「取っちゃいなよ、取っちゃいなよ」みたいな。「やったら分かるよ、ユー」みたいな感じの感覚で。「軽い、この人」って思いながら。でも、アットホームなんだなと思って。それで取ってみたいなって思って、もうYMCで速攻決めて。私はハワイに行きました。 増田:皆さん「全米ヨガアライアンス」って分かります?皆さんインターネットで検索されたら必ず出てくる資格になると思うんですね。そのことについてちょっとゴウ先生の方から説明していただけたらなと思います。 ゴウ:初めて聞く人います?「RYT200」。「全米ヨガアライアンス」っていうヨガの資格。これね、ヨガの先生になるための勉強を200時間しましょうっていうことなの。200時間勉強しないともらえないの。だから成績が良ければもらえるとかそういうことじゃなくてね、飛び級とかないしね。毎回その授業のたびに行かなきゃいけない。これみんな知ってるかな?200時間って結構いろんなスタジオさんで発行してるんですね。でも、中身全然違うの?RYT200どこでとっても一緒だっていうふうになんとなく思ってる人いるのかなと思うけれども、実は違うんですよ。 大きな枠組みはあるの。例えば解剖学は何時間。アーサナの勉強は何時間。哲学は何時間、インストラクション何時間みたいなね。全米ヨガアライアンスっていう協会が定めた、これをやりなさいっていうカリキュラムはそんな感じ。でも、それ以外の時間がめちゃめちゃ長いんですね。あとの時間は、そのスクールさんにお任せしますっていう。なので、どこ行っても一緒じゃない。もちろん先生によっても説明の仕方とかね、合う合わないとかもあるので、その点でもやっぱり違いはあるんですけども、内容も違う。なので、めちゃめちゃ勉強したいんだったら、何を知りたいかを大事にした方がいいのかなって思います。 ちなみに僕らYMCで教えている内容は、IHTAっていう協会が監修したカリキュラムです。IHTAってInternational holistic therapy association の略で、国際ホリスティックセラピー協会って言います。その協会が監修してるカリキュラム。ホリスティックっていうのは予防医学っていう意味ね。代替療法とか予防医学っていう。IHTAっていう協会は、例えば外科医のお医者さんとか、産婦人科のお医者さんとかいろんなお医者さんが入ってて。もちろんヨガの先生も、例えばケンハラクマ先生とかね。そういう第一人者的な先生が監修で入ってて、そういう知恵を皆さんに提供していきましょうっていう協会なんですね。なのでホリスティックな部分を学びたいっていうんであれば僕はすごくいいのかなって思います。 正直、ヨガ哲学とかね、マントラとかね、そういうのは弱いです。ただ、今の社会で活かせるっていうか、今使える知恵っていうものは、すごく学ぶことできるのかな。200時間だからね、ちょっとホリスティックバカみたいになっちゃうけど(笑)。 増田:私、今、大阪でスタジオもやってるんですね。ですので、全米ヨガアライアンスの事に関してだけお話しますと、ヨガの先生たくさんいらっしゃいます。すごい数、履歴書が来るんです。ヨガをお仕事にしたいっていう方が、たくさん履歴書を送ってきてくださいます。やっぱりその中で全米ヨガアライアンスをまず持ってる人が大前提なんですよね。選ぶ方法としては。安心感。やっぱりちゃんと知識と、人に何かを伝えるっていうのをきっちり学ばれてるかどうかっていうのは、正直面接の5分10分ではなかなか見抜けない部分があって。でも、こちらとしては、やっぱり生徒さんを指導していただく方になになりますので、そういう意味でインストラクターになりたいんやったら、私は100パー持っとかなアカンと思います。持ってない人が、なんか「私ヨガの先生」って言って働くのは、少し難しい時代になってきてるのかなって思います。 ゴウ:いやでも、本当に普通になってきちゃったもんね。ほとんどいないよね、持ってない人。ケン・ハラクマ先生は持ってないけど(笑)。 里見:独学って難しくないですか? 増田:もちろんすっごい独学で勉強されてる方も、世の中たくさんいらっしゃいますけど、何か履歴書として表現しようとしたら、必要な資格なんだと感じます。さて、実際インストラクターになろうと思って、ぶっちゃけ勉強してる時代で、何か苦労したこととかありますか? ゴウ:めっちゃ苦労してるでしょ?朝起きれないとか。 里見:今はマインド整ってきたから起きれるようにはなったけど、基本的にものすごく面倒くさがり屋なんですよ。だから、何か目標がないと自分が立ち上がれないっていう、自分自身も分かってるんで、何か目標作りたくてYMCに入ったんだけど、そこからまたね、宿題がたくさん出てきちゃって、嫌になっちゃうっていう時ももちろんありました。だし、先生も何人も変わってきたけど、そう実際変わってきたんです、先生も。一番最初ゴウ先生、次に鈴木伸枝先生って方がいて、最後に岡本かなみ先生。この3人目の先生でやっと合格できたっていう(笑)。だから、超時間かかったよ。本当は半年くらいで取らなくちゃいけなかったんだけど、1年かかりましたね。資格取ったのに。 ゴウ:僕10カ月で取ったけどね。僕は、怒られたしね、なんか(笑)。 里見:来ないと電話かかってきて、「何をしてるんですか?」と。「いつ来るの?」なんて言われてた。「自分でやるって言ってたじゃないですか」って。「すいませんでした」って、そういうの何回も繰り返してた(笑)。 ゴウ:「里見茜だからっていってね、YMCでは関係ないですよ。」っていってね。 里見:基本的にね、あったかいからね。ちょっと甘えちゃってた自分もいたんですけど(笑)。でも、いろんな先生がいるんで、本当に。ゴウ先生みたいな優しくて、ちょっといまにもとろけそうな感じの先生もいれば、伸枝先生っていうすごくストイックな先生もいますし。基本的に先生のバランスがとっても取れてる学校だなっていうのは、自分の中で感じてたんで、だから最後まで頑張ろうと思って、やりきれた1年間でした。 ゴウ:僕はね10カ月かかったんですよ。みんな6カ月で終わるのに。僕もそれこそ、自分で決めたことなのに、行きたくなくなっちゃったりとかして。まあ、それきっかけで、今のYMCのカリキュラムがあるのかなと思うんですけど。僕が通ってる頃のカリキュラムと今のカリキュラムちょっと違うんですよね。当時は「教え方をそのまま覚えなさい。」っていう感じで。「マットの前の方にお立ちください。っていう言葉からはじめなさい」みたいなね。「これをタダーサナというんです。みたいなところから始めなさい」みたいなね。「そんなオリジナルはまだ早い。何事も守破離です」みたいな。本当に怖い、厳しい感じがしてて。 でも、僕が通ってたヨガスタジオっていうのはその真逆でね。「自分のリズムを大切にしましょう。そこに本当の自分っていうものが見えてくるんです」と。「皆さんね、どこかしらで、頭の中でいつも通りと思っているだろうけれど、どこかしら無理してるものなんですよ」と。「そういう無理っていうことに気づいていきましょう」とかね。なので、スクールではそういうのの、もうちょい深いところを教えてくれるかなって思ってたら、真逆にいっちゃって。「やらなきゃダメです。頑張らなきゃダメです」みたいなね。で、本当に僕嫌になっちゃって。「違う、違う、先生それはヨガじゃなくても言ってるよ。どこの学校に行こうが、どこの会社に行こうが、何をやろうがそれはみんな言ってますよ」みたいなね。僕もうその時32歳とか33歳だったから「そんなことは当たり前だよ」みたいな。「やんなきゃいけない。知ってるよ」みたいな。「そこじゃないのが知りたいの!」って思いながら通ってました。 だからこそ、そこを今、僕は教えようと思ってね。「なんで頑張んなくていいんですか?」とか「なんで人と比べなくていいんですか?」ということを、みんなが理解していけるようなヨガの先生になってもらいたいから「そんなしゃべり方なんかどうでもいいよ」というふうに指導してます。当時は本当にもう苦痛。それこそ宿題の山。全部セリフ書いてきなさいっていわれて。今は全然違う。今は全然そんなことやらないですよ。 里見:へー、全然そんなんじゃないですよね。 ゴウ:太陽礼拝A、B、戦士のポーズみたいなね。立木のポーズとか全部書いて。それをじゃあ今度は覚えてきなさい みたいな感じ。本当セリフ。舞台みたいな感じ。役者になる勉強しちゃったみたいな。でもそれってちょっと違うなと思って「先生、あの、これってヨガじゃないと思うんです」って言ったら、「宿題もやらないような人がね、そんなこと言わないでくださいよ」とか言われて。「うわー、もういいわ。もういいっす、分かりました」みたいになって、僕も行かなくなっちゃった。そしたら電話かかってきて「佐藤さん、何してるんですか?」みたいな。「何してるんですかじゃねえぞ!」って思いながら「ちょっとなんか忙しくなっちゃって」って言ってね。「お前のせいだ!」と思いながらね。 里見:同じこと言ってるね。 増田:お二人はそういう経緯があって、インストラクターになられたんですけど、インストラクターとして一番初めのレッスンでの思い出はありますか。 里見:あんま話したくない(笑)。 ゴウ:緊張は、もちろんしたよね。もう嫌だったもんね。これがやりたかったくせに、なんか嫌になっちゃう。ちょっと待ってみたいなね。なんかちょっと1回終わろう、みたいな。 増田:みんな1回目はね。初めの方緊張しますよね。 ゴウ:誰のせいでもない、やらなくていいっていう方法ないかなって思ってたもんね「地球なくなっちゃったから、レッスンできません」っていうような。 里見:あれは反省でしかない。 増田:初めのころはお2人も、納得いくレッスンができなかったんですね。茜さんは? 里見:私、もうヤバかったな。冷や汗、死にたいって思いましたもん。 増田:困る、困る。逆にレッスンしてて「あー!インストラクターになってよかったな。」って思うことって何ですか? ゴウ:いやー、それは、それは言ってしまったら、今この瞬間でしょ(笑)。 里見:幸せですね。 増田:100点の回答ですね。 ゴウ:でも本当にそう思う。僕はこないだインタビュー受けて、同じ質問があって。でも一番はなくてね、やっぱ今ここでこういう自分でいられることが幸せだし、こうやって座って大好きな事をみんなに共有することができてるって、これ以上はないかなって。もっとうまいことしゃべれたらよかったな、とかともあんまり思わないし。噛んじゃったら噛んじゃったでしょうがないしって思っちゃってるから。僕は本当に、今ここが最高です。 増田:100点!(笑) 里見:ヨガやっててやっぱり思うのは、素直でいることが一番かなって思いますね。多分モデルやってたっていうのもあるんですけど、ずっと繕ってて、壁作っちゃってたり。だからヨガやってると、自然と素直になれるし、スベってもいいやって思います。ゴウさんなんてよくスベってるじゃないですか(笑)。 増田:みんな笑ってはりますよ(笑)。 里見:なんかYMCの先生ってね、いい人たちがいっぱいいるって、そういうことなのかなって思います。 増田:インストラクターになって初めは緊張するんでしょうけど、慣れてきたときに次のステップとして、生徒さんたちをどうやって引き付けていったらいいのかな。たくさんのインストラクターがいる中で、どういうふうに努力をしていったらいいのかな?みたいなのはありますか。もう一歩先の話にはなってきますけど。 里見:引き付け方?分かんないかも。 ゴウ:自然なんだろうな。 里見:何なんだろう。一番最初の方は、毎日暗記してました。レッスンの内容、ポーズひとつひとつとかも、紙に書き出して、言う言葉も全部書いて、それを暗記して次の日レッスンの望むという。それをずっと毎日続けていくうちに、全然ダメで、なんでダメなんだろう、ちゃんと頭に入れてるのになんでだろう?って思った時に、インストラクターの先生が受けに来てくれたんですよ。そしたら「これ、茜ちゃんさ。暗記してるでしょ?」って言われて。「バレた?!」みたいな。バレたって思って。そしたら、暗記してたら自分らしさでないじゃんみたいな。だから、その時「先生が言ってた言葉を、そのまま言ってるんでしょ?それあなたらしさじゃないじゃん」。あれ?なんかこれ学校で習ったのになって思いながら、自分らしさを大切にとか。だから、暗記ってダメなんですね。 ゴウ:ダメっちゃダメかな。とらわれちゃうもんね。 里見:そう、とらわれの身じゃないけど。自分で全然気づけてなかったので、少しずつ暗記じゃなく、自分で逆にいろんな先生のレッスン、まず受けに行こうと思って受けに行って。いい単語をもらって、その単語だけ紙に書き出して、あとは自分っぽくインストラクションしていくうちに、だんだん慣れていったっていう感じです。だから何か、どう引き付けようとかそういうよりも、常に自分らしくいようっていうか。気抜いてやらなきゃなみたいな。気楽にいかなきゃなって思って。でもドンとしてよっていうのありましたね。自分に自信を持たなきゃな、持ちたいなっていうか。っていうのはあったかな。 増田:最後、お二人にですね、インストラクターを目指してる皆さんに伝えたいことをお願いします。 ゴウ:楽しんで。 里見:頑張ろう。 ゴウ:楽しんでかな。ヨガの恩恵をたくさん感じてほしいなとか思うんですね。ヨガってすごい知恵だと思う。生きる知恵っていうか。例えば、さっきの浮き足立っちゃうみたいな状態って人それぞれ起こるときは起こるものですね。緊張しちゃうとかね。何かうまくいかないなみたいな感じで慌てちゃうとかね。っていうときって、これは本当に難しい話かもしれないけど、ヨガの知恵からすると呼吸すればいいじゃんって話になってくるのね。呼吸の仕方もあってね。だからそういうのを自分のためにやりながら、ヨガってすごくいいなって思ってほしいですね。簡単に言っちゃうと、ヨガの先生で一番大事なことって、これは本当にそれだなと思ってることがあてって。やっぱり「ヨガ好きでたまらない」だと思う。「ヨガ好きだから、みんなに言いたい」みたいな。でも何が良いかまでは言えない、まずはそこでいいのかなって。「ヨガって良いらしいからやってます」じゃなく、やっぱりヨガすごい良いなって体験してほしい。、そうすれば、この先楽なのかな、行き詰まることはほとんどなくなるから。 里見:本当その通りだなって思います。ヨガが嫌いだとやってる意味もなくなっちゃうからね。どんな時があっても、ヨガが私は友達だと思ってるんで。なんか変かもしれないけど、何かあったらマットを隣に置いといて「あー、ヨガやろう」みたいな。呼吸深めるだけで私の場合は、もう元の自分に戻れるっていう感じがあるんで、常にヨガが私に語り掛けて、私がヨガに語り掛けるみたいな事、家でやってるんですけど。変な人じゃないですよ(笑)。「今日も疲れたね」って言って(笑)。「ちょっと今から10分呼吸して寝るね。」みたいなようなことをやったりしてるんですけど。でも楽しい。やっててすごい楽しい。楽しいって思えるから、その楽しさを伝えていけるんで。自分が苦しいと思っちゃったら多分もう伝えていけられなくなっちゃうんで、常にヨガやってて楽しいな。あ、いいな。呼吸深めたいな。好きだな。っていうのは、常に自分のマインドの中にあってほしいなっていうのはすごく思います。 ゴウ:良いこと言うな。 増田:今までお二人のお話しを聞いてたんですけど、残りは皆さんの方から聞いておきたいとか、こういうことが不安とか、なにかもう何でもいいので聞いてもらったらいいかなと思うんですけど。何かありますか? 参加者:初心者の方に指導するときと、もうずっとヨガをたくさんされてる方に指導する時の、なにか気持ち?最初に「よし、レッスンするぞ。」っていう時に、気持ちって入れ方って、ちょっと違いますか? ゴウ:全然違う。全然違う。もう初心者が怖すぎる。通じないと思うから。どこまで通じないのか分かんなくなっちゃってるから。例えば、太陽礼拝。吸って手をあげましょう、吐いて前屈しましょうって、どんだけ吸ったらいいの?吐いたらいいの?とかって思ってるかもしれないのに、それもちゃんと教えてあげれてない自分がいるがいるかもしれないと思うと「怖!」みたいな。だから、慣れてる人が多い方が「はい戦士のポーズ、1」とか言えばバッバッていくから、次のステップに踏み込んでいきやすい。でも、初心者の場合は本当に手探り。もうずーっと。「大丈夫?伝わってます?伝わってます?」みたいな。でも、めっちゃめちゃ勉強になる。だから怖いけれどもやりたい。ついついそこを忘れちゃうから、自分の成長のために初心者の人にはやっぱり触れ合いたい。こうやってヨガのフィールドの中で指導してると、ヨガに慣れてる人がほとんどになっちゃうことがあるから、やりたいです(笑)。 里見:やりたいです(笑)。 参加者:私、京都から来てるんですけれども、インストラクターになろうと思って学校をすごく探しまして。京都でも探しまして、いろいろと説明受けに行って。大阪でもいろいろと説明を受けに行って。で、自分の直感でこのYMCを選ばせていただいたんですけれども。実際にレッスンをしていて、すごく丁寧で分かりやすいってすごく言ってもらえるんですね。いろんなヨガスタジオに行っても、すごい丁寧で分かりやすいって言っていただけて、本当このYMCで丁寧に教えて下さるので、すごくお勧めですって言いたくて(笑)。 ゴウ:急にこっちになっていただき、ありがとうございます(笑)。 参加者:すいません、今日私、来たの違ったかなと思ってきたんですけど、すごく本当に丁寧で分かりやすいって、すごく言ってもらえて。ここの学校のすごく良さだなと思うんですけども。先生もすごくアットホームな感じで、すごく友達みたいな先生方なんですけど。すごくどっかで「どっちにしようかな?」とか迷ってはる人とかいたら、すごくお勧めな学校です。ここにいれてよかったなと思ってます。 ゴウ:あとで商品券3000円分をぜひ(笑)。 増田:時間になりましたので、最後写真を撮って終わりましょうか。じゃあ今日は皆さん、本当にありがとうございました。